しょうちゃん堂読書日記

2004/09/14(火)22:26

10年後、20年後も生き残るために。

ビジネス(165)

会社にお金が残らない本当の理由( 著者: 岡本吏郎 | 出版社: フォレスト出版 ) マネするマーケティング 儲けた人はみんなやっていた! ( 著者: 岡本吏郎 | 出版社: あさ出版 ) 裏帳簿のススメ あなたの会社にお金が残る ( 著者: 岡本吏郎 | 出版社: アスコム ) 行政書士事務所を開業するまで、このての本はほとんど読んだことがなかった。 どちらかというと、この種の本のことは馬鹿にしていたと言って良いだろう。 でも、自分が自分の事務所を開くことになって、分からないことだらけで、とりあえず、試験の合格発表からは「マーケティング」「営業」と名のつく本を読み漁った。 で、その中でいちばん面白かったのが岡本吏郎さんの『マネするマーケティング』だった。 面白かったというより、「感動」した。 「今ある会社で10年後も生き残っているのは1割未満。それが現実。じゃ、その1割に残るにはどうすれば良いか」 それが、この作者の基本姿勢だと感じる。 で、これが僕が求めていたものだった。 昨日の金森さんもそうだけど、最近たくさん出版されている「士業開業本」だけど、どれも作者は開業2~3年の人ばかり。 確かにみんな稼いでいるけれど、それが本当に最終的に成功への道なのか、かなり疑問だった。 とりあえず、「今稼ぐ」のではなく、継続して稼ぐシステムをどう作るのかが僕が知りたいことだったから。。。 もちろん、目の前のお金も欲しいけど、今荒稼ぎして10年後のことはあとで考えるというのなら、何も行政書士になんかならなくたって良いでしょう。 もっと簡単に短期間で大金を掴める商売があるはず。 そういう仕事をすれば良いでしょう。 つまり、行政書士やって稼げなきゃ意味がないけど、稼いでも続けられなきゃ、もっと意味がないってことです。 そういう意味で、岡本吏郎さんの本はとても参考になりました。 実は『裏帳簿のススメ』はまだ読んでないのだけど、近いうちに必ず読んでみようと思います。

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