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灯台

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2019年09月29日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

―――教室 放課後―――

ひろた―――ダメ・・・・・・

せられている
―――首筋があたる。
​耳きかけられ―――て。


―――ハーモニカレイ


ひと―――ちゃう・・・・・・

​コシュ―――コシュッ・・・・・・。​
衣擦れのいやらしい


、、、   ​、、、、、、、、、​
まるで―――​脱がされてるみたい・・・・・・。

真っ赤な顔をする鈴木さん。
茹蛸になる、鈴木さん。


―――クスクス、風邪でも引いてるの・・?
からか
​​​​揶揄うような。​​​​

―――定​

​​​​​​でも、大丈夫―――も来ない・・・よ、
テラ盛りフルーツのパンケーキセットだから―――
放課後密室
だからどんなにいだって―――​



  *

​​「ゾッ―――ゾゾゾッ

ス。
―――

​​

「って、どうしていっきりいてるの」

いやだって、
って?

「―――俺キャラ違うじゃん!!!」


   *

―――十分前―――

付き合って半年―――だよね」
まってどうした、と広田
けどさ、
さ、
けどさ、

―――突然リフレイン人形鈴木さん。
こういうのを壊れたラジオではなく、

壊れかけたレディオというのが徳永式。

一ッ度も―――。​
​​​​ドキドキラブラブイチャイチャイヴェントないよね​​​​
サカってんのか、お前」
サカってるよ、悪い?」

―――めた。

「こんな彼氏、豆腐の角に頭打ちつけてハゲろ!」
「―――いま、ハゲってった? 
っちゃいけない禁句言った?」


・・・・・・・
・・・・・・・・・

―――なんか、複雑だ。


  *


―――教室 PM4時49分―――


​​​​​「えーと、​​​おマジ天使ダワ​​​(棒読み)」
「―――すぞ、テメエ(ボソッ)」

演技指導する鈴木さん。

感情こめろや、風立ちぬか、コノヤロ」
風立ちぬの悪口やめろや、コノヤロ」

・・・・・・なんかもうすげえ面倒くせえ。
・・・・・・早く家に帰って飯食いてえ。

―――まあ、男の子ってそんなもんです。

も、
も、
​も、​―――)


「―――なあ、千夏っ・・・・・・」
​​​​ああっ? よ、だ―――ふざけ・・・・・・​​​​

―――疑問提示

じゃなくてもよかったんじゃないか」
れたい―――ってこと?​

かに、そういう​脈​れるわけです―――

、こんなだから―――」

​頭​をボリボリとく。
​​​​百人男子生徒中おそらく過半数にのぼる正常反応​​​​

​​​​気障なこと、いたこと、ずかしいこと―――。​​​​

―――絶対にできない。


  *


はじめてかにきってわれたはすごくしかった。
​人生​きてきてこんな感情つもらなかった。

知らなか―――

メールをしてい、電話をしてい
一緒にデートしてい、その気持ちは続

続いて―――・・・・・・。

本当言―――いまだってその気持ちは続いて
持て余し気味だ​ど​―――。


  *


馬鹿ね、そんなこと―――にしてたの?」
「―――馬鹿言うな」
「わたしだって、馬鹿みたいじゃない。
―――広田の嫌がることばっかり、して」

ちょっと、ついたような
そんなを―――させたいわけじゃないから。

目ェつぶれ―――
え?
「いいから、いま、すげえ恥ずかしんだよ」

ょ―――っ
​​ちょっ―――。​​

​​いざという―――威勢よく出れないヘタレ女の図。​​


「でもっ―――心の準備とかいうやつがですね・・・・・・」

  *


​FLY......​
狭い教室が、放課後の魔法にかけられて―――​く​・・・・・・)

時間う。
​それから?​
自分を―――見失う。
​それか​ら?​​
それから?

―――不思議な高揚感が続く、わせられない。


  *


​​年齢ねてみるとわかってくる、​​
​​ドキドキの正体は、恥ずかしさや照れ、​​
こうしたい​と思える自分​と、​​
何も出来ない​と思える自分​が対峙してること。​​


  *


本当の所―――思春期って、青春って、高校生活って、
なんだろうと思う。

クリスマスみたいなものじゃないか、外国文化の受け売り
何だったらパクリ
日本人なめるなよ、みたいなものじゃないかと思う。

―――そういうシナリオ特殊設定状態


  *

かに片想いをしているってそうじゃなかった
ないとか、馬鹿馬鹿しいとか
それでもうまくれない理由してた

​​​だのに―――付き合ってみるとやたらめっぽう恥ずかしい。

​​​

なんじゃこりゃ、と思う。
なんじゃこり、は罰ゲームモード。

  *

にあたる彼女茶色
かがけっしにしたからの夕暮れのる。

​and、and―――​続​く・・・・​く・・・。​​

―――それが綺麗で、軽やかに宙に漂って、
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​初めて会った頃のことを思い出す、

 
  *


折角付き合うという段になったのに、何も聞けない。
自虐的になる、不甲斐なく思う。

喋るのはもっぱら彼女の方で相槌を打つばかり。
彼女はクラスで一人か二人いる美人のタイプ。

しかし美人だね―――
美人だね、)

きててしいでしょ・・・・・・?


劣等感―――​引け目。​
それが、引っ張る

でもそののことを、何故かすごくす。

ずっと、何処がおしたんだろうか、と考えて
えて―――・・・・・・。

その夜は、うまく眠れなか―――


  *

赤くなって―――
​赤くなって―――​る、​​

―――いまは二人とも、

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

あののよ
あののよ―――

―――ってるけど・・・・・・・。


「(これこれで―――いいかなあ・・・・・・)」

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​





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最終更新日  2019年09月29日 07時59分08秒



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