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2024.10.15
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カテゴリ:和歌


​​20241015TUE 十三夜
 旧暦9月13日の月を十三夜という。旧暦8月15日の十五夜に対して「後の月」とも呼び、8月の芋名月に対して豆名月・栗名月という。広辞苑に詳しく記述がある。

 広辞苑と云えば、「三夕の和歌(さんせきのわか)」であの有名な和歌三首が出てくる。頭の悪い私などには重宝するのだが、あの「秋の夕暮」と結ぶ新古今集の三つの和歌が広辞苑にある。
 朝夕は涼しくなって来た。すると思い出すが、すんなりとは出てこない。それでいつも難儀するし、いらいらする。

 新編国歌大観第一巻勅撰集編で見ると三首は並んで記されていることに気付いた。
    題しらず               寂蓮法師    
  さびしさはその色としもなかりけれ槇立つ山の秋の夕ぐれ
                       西行法師
  こころなき身にもあはれはしられけりしぎたつ沢の秋の夕暮
    西行法師すすめて、百首歌よませ侍りけるに 藤原定家朝臣
  見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとま屋の秋の夕暮

  そしてなお、次の一首が取り残されていることも。
    五十種歌たてまつりし時        藤原雅経
  たへてやはおもひありともいかがせむむぐらのやどの秋の夕ぐれ 
。。。。。。

 





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Last updated  2024.10.15 09:43:23
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