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2006.11.01
カテゴリ：水曜…サンキュータツオ
【サンキュータツオの二次元研究報告】
～浅草観音温泉で温泉美人を探せ！～ ども、みなさま秋の夜長はいかがお過ごしだポヤ？ サンキュータツオだポポ！ 先週の土曜日に 「浅草観音温泉」 というところにお仕事で行ってまいりました。 そもそも温泉が浅草になったなんてご存知でした？ これ浅草寺の裏、ちょうど五重塔通りの入り口あたりにあるんですけど、 もう建物が古いのなんのって、古いのとったらなにも残らないような「味」しかない建物だポポ。 建物は5階建てくらいで、全階にドデカイ宴会場みたいな空間が広がっており、 そこの畳ってのがまた、ここ30年は取りかえてないだろう、てほどのハゲっぷり。 『千と千尋の神隠し』で、千尋が働く温泉場あるじゃん？ ちょうど、あのデカイ「油屋」っていう建物が、そのまんま古くなったような。 だーれもいない宴会場からも、終戦直後の繁栄期の歓声が聞こえてきそうな…。 浅草にお越しの際には、是非みなさまにお立ち寄りいただきたい場所ですわ～！ 一人入浴料700円。 で、そんな「浅草観音温泉」、もちろんエレベーターなんて昨今危険な利器は備わっておらず、最上階までも階段でGO！という潔さなんですが、その階段の踊り場に、突然のように現れた異形のもの。  これを見たとき、フリーズしました。 温泉なのに。寒気がしたポポ！ 「美人」の定義が、ひとそれぞれ違うことを、オレは知ってる。 知ってるけれど、 これだれが見たって美人じゃないだろう。 もしこれを「募集をかけてる美人のイメージ絵」とするならば、 この浅草観音温泉は、少なくとも平安時代くらいからないとおかしい。 ひっくりかえった。 うちの亀子かと思ったくらいですわよ。 んで、応募したからってなにがどうなるとか、ぜんぜんわかんねえし！ さらに踊り場にはこんなものが。  なにこれ？ なんだかガシャポンみたいなやつだけど…。 近寄ってみると、入れるお金が10円らしい。安っ！ 説明書きを見ると、なんでもお金を入れて、望遠鏡みたいなところをのぞきこむと、絵が動くか、絵が出てくるかするらしい。 「オート・ステレオ・スコープ」だってさｗ 手書きですけど。手書きですが、なにか問題でも？ それでは近寄ってみてみましょう。  出たっ！ 舞浜のねずみさん！ しかも台湾とかで売ってるパチモン系の！ あ、新しいよ、もはや！  その隣がこれ！ 「サザエさん」!! よく写真をご覧いただきたい。 波平がサザエに驚いて、 メガネ吹っ飛んでます！ これは、いまアニメ会で猛烈プッシュを続けてる「カラスヤサトシ」で、カラスヤ先生が実際に「メガネだけが飛ぶ」現象を実現させるいい参考になりそうな。 タッチが「よりぬき」時代のサザエさんらしくて、思わずにんまり。 で、最後三つ目、なんだと思う？ ミッキー、サザエさんと来て、  「親指姫」！！ 親指姫ですよ！ その手があったか！ そうだよ、よく考えたら、日本初の「ちっちゃい萌えキャラ」じゃないか！ 『美鳥の日々』の原型ではないか！ 新しい、新しいよ、浅草！ ここまで来たら、お金を入れるでしょう、どんな人でも。 うずうずするでしょう、どんな人でも。 というわけで、お金入れましたよ。 全く動きませんでしたけど。 こんなところで仕事してちゃいけない、早く売れなければ、と思う今日この頃でした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2006.11.01 15:42:28
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