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カテゴリ:金曜…国井咲也
金曜日…国井咲也の満巻全席 第119席




個人的に、戦闘機ブームが再燃している。
モノがモノだけに本来の目的の為に使用頻度があがり、
メディアにも登場、というブームだと困るし、
ちっとも楽しくないのだけれど、
このブームはあくまでエンタティメント世界での
「そらとぶのりもの」にしかすぎないので安心だ。

戦闘機、というだけで眉を
ひそめる人もいるかとは思うけれど、
この「特化した機体」というのが
男心をくすぐってやまない。

ただ荷物を大量にのせ、
客を快適に移動させるという
ある種、顧客ニーズにあわせてデザインされる
ジャンボジェットにはない、
「機能美」があるからだ。

これは宝石をちりばめた刀剣より
ごくごくシンプルな日本刀のほうが
美術的価値(マニア人気)が高いとうのと同じだと
思っている。
目的はどうあれ、
その目標達成の為に余分なものを
そぎ落とした道具、というのは
不思議な美しさもつものなのだ。

戦闘機萌えとしてはやはり
『マクロス・プラス』が究極。
国井にはいまだ、これを超える作品はない。

シリーズ最初の『マクロス』にインスパイアされて
ハリウッドで『トップガン』が制作されたとか
本当か嘘かわからない話もあったけれど、
当時、映画産業は
レンタルビデオというシステムの登場で
右往左往していた時期。
そこで
「大画面でしかつたわらない映画をつくるのだ」という
発想から『トップガン』が出てきた、というのも
うなづける。
事実、映像すごかったし、なにせ、音が良かった。
実機でのジェット戦闘機フリークは
一度は見に行った事があると思うが、
戦闘機のエンジン音というのは、
想像を絶する。
あれはメディアを通じては絶対にわからない。
夜間離着陸訓練による騒音公害は
テレビニュースでいくらいったところでは
その実態はわかるまい、というくらいなのだ。
国井も実際にエプロンに立って離着陸、
アイドリングを観て、聞くまで
あれほどの音とはわからなかった。

映画とはいえ、
自宅ではあの大音量では聞けない。
だから、ハリウッドの映画制作者たちの
クリエイタたる、その姿勢が
とても格好良く、好ましいと感じたものだ。

で、映画を観て「やっぱり三次元だぜ」と思ったので
「こうなると次、アニメの人たちはどうでるのだろう」と
わくわくして待つ事数年。

『マクロスプラス』の登場だった。
この作品も当時の市場背景を受けて、
OVAのリリースであった。
そのため、
簡単に眼に触れる事ができない作品だった。
国井はあるスケールモデルの
模型店にあったテレビ・ディスプレイで知ったのだ。

お店によってはモニタをおいて
延々と戦闘機や車、
戦船の資料映像がながれている場合が多い。

車好きはみんな知っている『CGTV』のナレーションなんか、
古谷さんである。
『アカギ』でのナレーションの口調は実は、
このカーグラフィックTVのパロディなのでは、と
思ったものだ。
(「フェーラーリ・ディーノ。発売当時は~~~円。
  現在の貨幣価値、換算すると
  ~~円である」なんていっているのだ。知ってた?)

話がそれた。

その実機が映し出されている「はず」のモニタに
アニメがうつっていたのだ。

戦闘機はどう見ても開発途中の新型ステルス戦闘機の22と
カナード翼の戦闘機。
それとその当時、既に知るひとぞ知る、
無人戦闘機。

どっちのマニアでもある国井はこの時点で
「なんだ、このアニメは?」となったわけだ。
今にして思うと、その模型店の店員さんの
大英断(ただ、仕事場でみたかっただけかもしれないが)により、
国井は『マクロスプラス』という、
日本アニメ屈指の名作に触れる事ができたのである。

その空戦のすごいことすごいこと。
作品全体のトーンが「敵をやっつける」という物ではないので、
どちらかというと、バルキリ-の変形に
あまりおもむきをおいていないのが、また良かった。

黄昏の空に戦闘機2機がランデブーである。
あのシーンで泣かない飛行機者はいない!

「ああ、やはり日本のアニメは素晴らしい。
 神だな! 神!」と思ったのだけれど、同時に今度は
当然のごとく

「さて、ジャパニメーションはここまでやったぞ。
 どうでる、ハリウッドの日本アニメオタクたち!」と
どきどきしたのだ。

そのあと、ウォシャウスキー兄弟による
『マトリクス』シリーズで流行は空戦でなく、
押井守監督による『攻殻機動隊』に影響されたと思える
ネットワーク端末のインタフェイスの表現や
アニメ的肉体アクションに流れが移行したようだが、
そのCG合成の進歩、
世界的シェアを持つにいたるゲームソフトの台頭で
『速いのりもの』の表現もかなり多くなっている。

その中で特筆にあたるのが映画
『ステルス』だ。
先週、TVでも流れたので見た人も多いだろう。


この映画が、まぁ、すごい。
とうとうここまできちゃったか、というくらいに素晴らしい。
空戦オンリィになると
CGの弱点といわれる「汚れが表現できない」というところからか、
「ゲームっぽい映像だ」となるのだけれど、
この監督さん(『ワイルドスピード』の人。
スピード表現が恐ろしくうまいよね)の
天才的とも思える演出力で、
魅せる魅せる!
ここぞ、というところで、
俳優さんの表情をがっちり入れてくるところが
素晴らしいよ!
俳優さんがうまいのもあるのだろうけれど、
こうなると、アニメキャラの「表情がでる速度」が
三次元にはかなわないのかな、とか思わせる!
うーん。
こういうすてきな芸術的丁々発止、たまらないぜ!

でも、よーくみるとこの『ステルス』、
『マクロスプラス』のファンが作ってねーか、と思わせる
シーンが随所にでてくる。
勉強してるんだなー(笑)

夕日のタンデム飛行はいうにおよばず、
なんといってもステルス機なのに、
主人公が使う機体はカナード翼機ってのが
意味シンだ!
ラプターじゃないのよ!
F-35でもねーの!
レーダの電波、
後ろに流すデザインじゃなきゃいけないだろーに。
カナード! カナードなのよ! 
しかもそれ、可変翼で
超音速飛行モードっていって、
デルタに「変形」して
窮地を脱するシーンもあるわけだ!

『マクロス』じゃん!
コーエン監督! 
これ、『マクロスプラス』ですよね?!
こんど、酒でも飲みながら
バルキリーのどれがいちばん好きか、
ミンメイか早瀬大尉のどっちかで喧嘩しましょうよ!
ミュンの体に巻き付いたコード、エロいよね、とかいいながら
吉祥寺で飲みましょうよ!
あと『プラス』の渡辺監督の
『カウボーイビバップ』も貸しますから!
それのソードフィッシュの空戦とかみてくださいよ!
神だから!
ループの時、Gでスパイクのほっぺたがゆれてるのよ!
アニメでよ?!
アニメなのによっ?!
神だろ!
神なんですよ!!!
ジュリアのくちびるはいつもつややかで甘そうだよね、とか
こっちのほっぺた震わせながらオタトークしましょうよ!


ああ、
話がまたそれた。


まぁ、ハリウッドはとうとう
『マクロスプラス』の所まできた、と
いう話である。
だから「次は?」と思っていたのだけれど…

そこへ森先生の『スカイクロラ』アニメ映画化の報!
制作はプロダクションIG!
監督は…
…な、なんだってー!
『攻殻機動隊』の押井守監督だ!!

きたきたきたきたーっ!(咲也、小躍り)

この報で原作に触れた人は
もうわかるとおもうけれど、
『スカイクロラ』の戦闘機、
散香(サンカ)は
ジェットではない。レシプロだ。

だからスピードというより、
より「空を飛ぶということ」の
ニュアンスが強くなるはずだ。

『ステルス』もきっちりいれて格好よかったけれど、
パイロットの視点で「せかいがぐるぐるまわる」というのが
見えるはずだ!

これ!
これ! 萌え(燃え)ポイント!

おお!
おお!!
この時点ですごいよね。
「速度ばかりあげても意味はないのだ」って
いわれてるみたい!
おお!
想像しただけでわくわくするな!
レシプロ機なのでもしかするとヘルメットでなく、
ゴーグルかもしれないのが、
ヘルメット萌えな国井には残念な要素だけれど、
いやいや、
ゴーグルのパイロットだっていいはずだ!

だってホラ…えーっと、なんだっけ。
あ、
そうそう!
レシプロ機、ゴーグルのパイロットといえば!

『わが青春のアルカディア』のハーロック!
現・東京都都知事の弟さんが声をあててた、
ハーロック! 

あれだよな! 
あれしかないよな! 
いま!
(え? 『アリソンとリリア』?)




ちなみこの間の『ステルス』の吹き替えは
メイドガイと死武専のあのお方。

やっぱ、なに演じてもうまいんだなー。
最高に格好良かった!!
うたわれても、うたわれなくても、ファン必見(聴)っ!!





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最終更新日  2008.04.25 05:13:09


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