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カテゴリ:回想
「逍遙館にたどりつくまで その12」 の続きです
2007年の7月に入ってすぐ、建築家の染谷先生が我が家を訪ねてくれました。先生はアルクムのスタッフと二人で敷地内をぐるり、塀に上がったり、隣接するアパートとの境界に立ち左右をキョロキョロ、電柱・電線・道路幅の確認。 たくさん写真を撮った後に「普通の人と見るところがちがうから怪しい行動に見えるでしょう」と笑っていました。 その日、私は染谷先生に大変失礼なことを言ってしまいました。心では「先生に設計をお願いする」と決めていながら、「早急に決めないほうがいい」という周囲の意見を全く無視するわけにはいかないとも考えていたのです。それに先生が私のちっぽけな依頼を受けてくれるかという問題もあります。直感どおりに先生に「お願いします」と言いたい! 「先生!先生の殺し文句を聞かせてください。あなたの家は私しか造れる人はいませんと言って下さい」と・・・。今、書きながら冷や汗が出てきました。これ本当に言ったんですよ。恥ずかしい~。 ![]() 当時の部屋の様子です |逍遙館オーナー| ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年03月13日 14時14分23秒
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