札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

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  京都旅行の思い出3～商店街を巡る

  2日目の朝・・・京にのぼった庶民が目指す場所は、京都の台所というか超観光地「錦市場」です！海外旅行客だらけと聞きましたが早朝は空いていました。ただお店の感じがインバウンド向けにと変化が著しく、市場の持つ風情が希薄になったのがとても残念。朝食だと言うのにたまごサンドと何故かたこ焼きを選ぶわたしたち。たまごサンド・・・ピンが💦この先を考えて腹5分くらいに押さえてからレンタル自転車を借りに行きます。電動機付き自転車っていいですね～バッテリーが無くなることを恐れていたのですが、半日市内を走るくらいではそんなに減らないということがわかりました。コースは六角堂祇園古川町商店街南禅寺・水路閣進々堂京大北門前店鴨川デルタ出町桝形商店街ここで鯖寿司を食べるつもりでしたが急な商休でがっかり・・・気を取り直して「タコとケンタロー パート2」でHちゃんおすすめのたこせんべいを食べました。こどものおやつと馬鹿にしたものではありません。自転車コギコギのあとのあまじょっぱいたこせん！美味しかったです(^^♪山中油店ではネギ油を購入次のお店はHちゃんが楽しみにしていた辻和金網です。ドラマ「ちょこっと京都に住んでみた」で主人公（木村文乃）のおじさん（近藤正臣）がここのパン焼き用の網でパンを焼くのですが、とっても美味しそうなのです。Hちゃんはお土産に念願のパン焼き網を買いました。いずし皿そば処出石庵自転車を返却してようやく昼食らしい食事がとれました。大将が追加で打った蕎麦を一皿サービスしてくれたのも嬉しい出来事👍本日の旅のテーマは「京都の商店街を巡る」ということで、最後は河原町商店街・新京極商店街をブラブラと歩き回り、京の甘味処ではなく何故か沖縄のアイスクリーム「ブルーシール」でド派手な色のアイスクリームを頬張りましたとさ！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年05月11日

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  2025桜逍遥とお取り寄せ～栃木ナカダのパン

  ここ数年インスタグラムを楽しみにやっています。ほとんど日本の方ばかりなのですが、日本だとて世界は広いと感じる毎日。それはもう季節感がまるで違うのですから面白いものです。敏感に感じるのは桜の投稿🌸🌸🌸札幌はまだ雪が残る寒い季節だと言うのに早々と桜の写真を見ると「あぁもう桜が咲いているところがあるのか・・・暖かくていいなぁ。」と心から思ってしまいます。桜の季節がうらやましくて買った桜の枝を手に持って逍遥館の看板の前で撮影会そんな札幌にもようやく桜の季節がやって来ました！この季節愛犬まりもちゃんを連れての散歩が楽しくて楽しくてしょうがありません。いつもの散歩コースだと言うのに、桜が咲いているだけでこんなに美しい景色になります。見事な開花に足が止まり何度も写真を写すわたしに早く歩き出したいまりもちゃん。ごめんよ、しばらく我慢してね。ここは梅と桜が同時に咲いている写真が撮れるスポットです！北海道ならではですよね～ゴールデンウイークと同時に今年の開場期間がスタートする知事公館裏の庭園も桜が咲き始めました。芝生の上はわんこNGなんですが、土が出ている散策路はOKです。風で散った桜を髪飾りししてハイポーズ！すぐに首を振って花は落ちてしまいますが一瞬よい写真が撮れました。中島公園は夕暮れ時に行ってきました。前田森林公園の桜も見事！そしてこれまたインスタグラムでフォローしている方に教えてもらった栃木の老舗パン屋さん「ナカダのパン」（創業昭和11年）の桜あんぱん。昨年お取り寄せをして逍遥館のみなさんにお配りしたら好評だったので、今年も桜の開花を待って再注文しました。3個セットの袋の中に塩漬けした桜の葉が入っていて、袋を開けたとたん「桜のかおり～」と思わず笑顔になっちゃいます。ずっしりとあんこが詰まっています。ほんのりと塩が効いているパンを口に運ぶ際にも桜の良い香りがします。今年も桜を愛でながら桜あんぱんを食べる季節がやって来ました！すこしでも長く楽しみたいものです。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年05月04日

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  京都旅行の思い出2～京料理・木乃婦でお大臣になる

  旅行のかなり前のこと・・・後輩のYちゃんから「京都らしいところで食事をしましょう」との連絡をもらっていました。わたしの希望としては、京都に暮らす人が日々の生活の中で利用する愛すべき食堂のような庶民的なところに行ってみたいと伝えていました。Yちゃんはきっと困ったと思います。わたしの好みは当然知っていましたが、彼女としてはなかなか行かれない京都らしいお店に案内したかったから。そしてとても言いづらそうに「自分が案内したいお店がいくつかあって、どうしてもそこから選んでほしい」とのことでした。提案してくれたお店を調べてみたら、お高いところばかり。Hちゃんにも相談しました。Hちゃんは「Yちゃんがそう言うなら着いて行こう！他で安くすませたらいいんだから」ととても前向きな意見です。間違いなくYちゃんはわたしたちを招待するつもりなのでしょう。はてさて困った・・・何度かやり取りをした後に根負けしたわたしは、「ではYちゃんに着いて行くから一番わたしたちを連れて行きたいと思うお店にしてね。そのときまでは内緒だよ」と言ったのです。だから今夜はどこに連れて行ってくれるのかは鴨川をどりを見た後でも知りませんでした。Yちゃんが案内してくれたお店【京料理・木乃婦】歴史ある中にもお料理を科学的にも研究している意外にも先進的板長がおり、建物は重厚感があって素敵とのこと。思った以上の店構え。入るのに気が引けます。暖簾をくぐってから靴を脱ぐまで三和土の距離が長い・・・上がり框までの距離は、「歩きながらこのお店への期待感がどんどんと高まっていく」という演出にも感じられます。えらいところに着いて来ちゃったよ・・・長い廊下を進んで、通されたお座敷には「きり」と札が掛けられていました。この素晴らしい空間と食事の数々は今夜の記憶に留めておけばよいものを、二度とこのようなところでお食事することはないだろうと写真を撮りたくなる全く持っての田舎者。ご理解ください。今夜の素晴らしいお料理は!(^^)!美味しいという以外に何と言えばよいのでしょう。他の言葉が見つからない。Yちゃんがお店を決めるときに会社の方々に「自分が行ってみたい、食べてみたいと思うお店をこの中から選んでみて」と言ってわたしに提示したいくつかのお店情報を見せたところ、全員一致で木乃婦になったそうです。みなさんは社長が自分たちにご馳走してくれるのではと期待したみたいです。まだ会った事がないYちゃんの会社の方々・・・ごめんなさい。というわけでお大臣になったような京都旅1日目が終了しました。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年04月27日

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  2024年京都旅行①～高辻 亮昌・喫茶築地・先斗町歌舞練場

  昨年のことになりますが京都に友人のHちゃんと行ってきました！逍遥館大家の備忘録的なブログでもあるためその旅も綴って行こうと思います。興味のある方がおりましたら読んでみてください。Yちゃんが撮った祇園祭の写真です❤京都に暮らす後輩のYちゃんから祇園祭のお誘いがありました。コロナ過でずっと旅行をお預けしていた友人のHちゃんを7月の京都に連れて行くことには忍びなく、Yちゃんに祇園祭は次の機会にして今回は青紅葉の美しい5月に行きたいとお話しして実現した旅でした。飛行機が怖いHちゃんですが、久しぶりの道外旅行を喜んでくれました。彼女の希望はサウナと温泉・・・。これって京都でいいの？という話にもなりますが、わたしとしてはどうしても京都に連れて行きたかったのとYちゃんとの15年以上ぶりの再会をさせたかったのです。事前勉強としてHちゃんにはTVドラマ「サ道」の京都編と「ちょっと京都に住んでみた」を見てもらいましたら、俄然京都に興味を持ってくれたようで楽しい旅の始まりです！京都初日は曇り空、お昼に市内に入って一旦ホテルに荷物を預け向かった先はYちゃんご指定のお店【ぎょうざ処　高辻 亮昌　本店】ホテルから歩いて行ける距離にありました。知りませんでしたが京都には人気の餃子屋さんが多いそうです。お店の前で少し待っているとYちゃんが歩いてくるのが見えました。いまでは立派にも社長となったYちゃんですが、昔から全く体型が変わらずほっそりとした姿は少女のようで後で年齢を聞いてびっくり・・・そりゃわたしも歳を取るよね(*_*)早速ランチの餃子定食を注文します。食べっぷりの良さは私の自慢？のひとつ。しかし折角の京都なのですから、最初からエンジン全開にするのはやめて、余裕をもった腹具合で行こう！と心に決めていたのですが、二人の食べる様子を見ていたら何だか嫌な予感・・・。Hちゃんの「お腹いっぱい！S食べて」ほら始まった。Yちゃんもニヤニヤ顔で「わたしのもいかがですか？」あんたらね～と憤然としながらもHちゃんの残りは食べてあげるわたし。こうなればとことん歩くからね。実は今日の観光と食べるところはYちゃんにすべてお任せしていました。京都に来る前からお誘いを受けていた「鴨川をどり」の16時公演を観に行くことが決まっており、その時間まではと連れて行ってくれたのが一度行ってみたかった京都の1934年創業の老舗喫茶【築地】でした。Yちゃん、わたしのことをよく理解しているようです。わたしたちはクリームソーダを選びましたが、このお店に来たらという絶対的メニューがあります。それは【ウインナーコーヒーとムースケーキ】です。実は日本のウインナーコーヒー発祥のお店とも言われているからです。無謀にもクリームソーダを頼むわたしを見て、Yちゃんはわたしがこのセットの写真を撮りたいのではと考えたようでさりげなく自分はこのセットを注文したのです。できる女は違いますよね。こんな後輩をもって感無量😢Yちゃんの粋な計らいのおかげで築地を堪能したわたしたちは、初の「鴨川をどり」を観るために先斗町歌舞練場に向かいました。前から入って見たかった建物です。入場後はあちこちの写真を撮りまくりました。4階では舞妓さんによるお茶席が設けられていて、そこでお菓子とお茶を頂いてから客席へ向かいました。舞台はこんな感じです。席が埋まってくると芸妓さんらしき方と贔屓の方という組み合わせや舞妓さん同士という仲良し風の方々という具合に札幌では絶対に目にしない光景がそこにはありました。京都に来たんだなぁ(^^♪演劇・踊り・源氏物語の一幕という流れで時間はあっという間に過ぎて行きました。初お目見えする舞妓さんたちはかわいらしく、芸妓のお姐さん方は稽古を積んだあでやかな身のこなし、そして奏でる楽器や歌も普段耳にすることがないもので「これが伝統芸能なんだ」といたく感動いたしました。Ｙちゃん色々とありがとう！という間もなく、今夜のメインイベントがこのあと幕を開きます。またもやわたしたちが知らない京都が待っていました。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年04月20日

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  2025ブログのこと

  逍遥館建設記録から新米大家の生活というような内容でスタートしたこのブログも早16年目となり、逍遥館大家の日常と旅の記録となってしまいました。この年になると毎日色々な記憶が遠ざかっていくので、最近は過去を振り返るときに日記のようなものになってくれたらいいなぁと思って続けています。年賀状もやめてしまったので友人たちが時々覗きに来てくれて「どうやら元気にしているみたい」と生存確認になっているようです。あと一番重要なのが隠れ家的集合住宅【逍遥館】を見つけて下さった方に、逍遥館がどういう建物なのか知ってもらう手立てでもあります。最近の投稿があると逍遥館が現在進行形であることも分かってもらえます。大家さんが住んでいるみたいだけどうるさい人なら嫌だな・・・なんて思った人がこれを読んで「なんか楽しそうに生活しているよう。面白そうな人だなぁ。建物の近所の様子がわかる」なんて思ってくれたらとても嬉しいのです。このように書いておいていくらもしないうちに辞めてしまうかも知れませんが、いまのところ続けて行こうと思っています。毎週の更新を楽しみにしてくださる方もそうそういないとは思いますが、ゆるゆるとやっていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年04月13日

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  テルマエサッポロ～銭湯・円山温泉＆神宮温泉に行ったよ！

  いまから11年前に小樽の歴史的建造物で美味しいものをいただき、老舗銭湯に入るというバスツアーを企画したことがあります。その当時でも小樽の有名な老舗銭湯は廃業が進み、素晴らしい昭和の銭湯建築は失われていきつつありました。札幌もまた同じ状況でしたが、いまはスーパー銭湯がとても人気なんですよね。たしかに浴場やサウナは広々として、食事ができる休憩所もあり、その上マンガ読み放題などという施設もあるようですからお風呂の楽しみ方も変わってきたのかなぁ。もちろんそういうのも好きですが、個人経営の町場の銭湯の魅力と言ったら・・・昨年、サウナ好きのHちゃんと京都に行った際に銭湯を巡りました。巡ると言っても1日1軒でしたが、どの銭湯も記憶に残る楽しい経験でした。（そういえば京都旅行のブログ書いていませんでした💦それはまた次の機会で）そんなこともあって、「また銭湯に行こうよ」ということになりました。選んだのは前から気になっていた「円山温泉」です。昭和54年創業、わたしたちより若いから比較的新しく感じてしまいました。広い駐車場にいつもなら車がたくさんありますが、今回は閉店1時間前ということもあって止め放題でした。脱衣所も然り、洗い場でゆっくり体を洗い、湯船に向かいます。とても清潔でした。わたしは湯船につかりながら浴室全体を眺めるのが好きで、特にここは天井が高くて「銭湯に来た！」という感じがしてとても気持ちがよかったなぁ～富士山ではありませんでしたが銭湯絵もちゃんとありましたよ！サウナにも入り、1時間のんびりと体をあたため、出るころには私たちだけになっていました。そこでこれ幸いと写真を撮らせていただきました！そこは慣れ親しんだ昭和(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡最高～そしてその二日後に向かったのは昭和45年創業の神宮温泉です。Hちゃんより年上でわたしより年下ですね。とても寒かったのでHちゃん車を降りたら急いで銭湯の戸を開けましたがそこは男湯！！出てきたおじさんから「男湯だよ、女湯はあっち」と笑われてしまいました(>_<)あわてて隣の女湯の戸を開けたら中の玄関＆休憩所は繋がっていて「なんだ、戸を分ける必要ないよね」とコソコソ話しをしながら料金をお支払いしていよいよ中へ。こちらも洗い場の奥に主浴槽と電気風呂と薬湯にサウナとまとまっています。こちらの銭湯絵は円山温泉より大きくて湯舟に沿って壁一面に描かれていました。調べたら熊野にある奥瀞渓谷とのこと。お湯につかりながらしげしげと眺めてしまう見事なタイル絵！銭湯の楽しみの一つです。残念だったのは超常連のおばさんが小さなサウナで体操をし始めたこと。ガリガリに痩せたおばさんだったので「そんなことして大丈夫？」と思いながらHちゃんと目配せしちゃいました。銭湯初心者でもわかりましたが、超常連にはなかなか言えないものですよね。その後もおばさんの行動に注目しながら1時間以上お湯を楽しみました。さて閉店まじかおばさんを残して浴室から出たら、続いておばさんが出てきてフロントの方に「終わり！」と声を掛けると風呂場の電気が消えたのにもびっくり！なるほど、本当に超常連なんですね～「サウナで体操はダメダメ」なんて注意しなくて良かった((+_+))ということで今回は続けて二つの銭湯にお邪魔しましたが、それぞれの良さがあって楽しかったというのが感想です。他の銭湯にも行ってみたくなりました。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年04月06日

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  ちょっとお寿司が食べたくなって～狸小路10丁目「繭」にて

  仕事のあと小腹が空いた時に「お寿司が食べたいなぁ」と思うことがあります。昔はすすきのラフィラの地下に魚一心が入っていたので、そこで3～4皿食べることがありました。時には帰宅してから何か作るのが面倒になりがっつり食べていくことも。つまりはお寿司が好きなんですよね。ラフィラのあとに建ったココノススキノには根室花まる寿司が入りましたが、いつも混んでいて小腹を満たすために並んで迄は食べたくないと思うのでした。昨年の春先に狸小路を歩いていたら「繭」に立ち食い寿司を始めるという告知が貼ってありました。ちょっとびっくり！「繭」は逍遥館のカードを置かせてもらったこともあり、何度か入ったことがあるお店です。当時はワインが飲めるバルのようなお店であたたかな雰囲気、途中から少量でしたがパンの販売をするようになって変わらぬ商売をされているように思っていました。その店内でお寿司を出すということがなんとも不思議に思えたのです。そして先週ついに「繭」でお寿司を食べるチャンスがやって来ました。チャンスといったら大げさですが、帰宅前に寄るところがあってその前に少しだけお腹に入れたいと思っている矢先に「繭」の前を通ったのですから、これぞよいタイミングというわけです。久しぶりの「繭」に入店。扉を開けたらすぐ前はカウンターで寿司職人の方がこちらを向いておりました。緊張する～と思いながらも、どこから見てもいい大人なのでそこはそれなりにスマートな立ち振る舞いでカウンターの奥に向かいました。今日は、静岡の生しらすやカワハギの肝のせが特別メニューで貼ってあります。ふむ、これは決まりだな。回転ずしの様に注文を紙に書いて渡すというシステムのようです。たらばの外子、イカ耳に自家製すじこ、最後は好物のうなぎの6貫で締めます。お寿司は江戸前寿司の様にお醤油をさっとかけてから提供してくれます。手をふいてお箸を用意した際にお醤油はどこだ？と探してしまいましたが、聞かなくて良かった～(*^-^*)途中馴染みの方がおひとりでいらしたので、小さな店内はすこしだけにぎやかになりホッと致しました。洋楽が流れていましたが、静かにゆっくりとお寿司を握る職人と店主と初のわたしだけではなかなか空気がほぐれません。どうやらお店は昨年の5月に完全に立ち食い寿司のお店になったようです。パンはいまでも土曜日に販売を続けていると伺いました。うん、ここはいいかも！お寿司も美味しいし、早い時間（17時開店）だとすんなり入れる。5～6貫いただいて帰路に就くにはもってこいの場所です。また一つ近所で楽しみが増えました。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年03月30日

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  Lakura（らくら）閉店～築106年の蔵の行く末

  36号線から南に1本入った仲小路に106年間建ち続ける蔵があります。その蔵がある建物で15年程飲食＆洋服販売を営む【Lakura】が2月23日をもって閉店しました。昨年から閉店の噂は常連だけでなくこの建物を愛する人々の耳にも入り、惜しむ声がたくさん上がっていましたね。Lakuraさんが営業を開始した2010年は、逍遥館がスタートした年でもありわたしも主人も親近感をもって見ていました。わたしにとってあの蔵と建物との出会いは、1999年にこの地に暮らし始めてからすぐのことになります。散歩好きとしては、あの行き止まりの路地はかなり魅力的でもあり、表通りから隠れるようにしてあり続ける蔵は「すごいもの見つけた！」という高揚以外のなにものでもない存在でした。当時は【ハーゼンロッホ】というお店が入っていました。いまネットで検索しても出てこないのが残念ですが、すてきなお店でした。お食事もできるカフェで、よく友人を誘っては食べに行っていました。蔵の２階にテーブル席がいくつか並んでいて、平衡感覚に優れている友人は「斜めっていて目が回る」と笑ったものです。たしかご夫婦で営まれていましたが親御さんの介護に専念するとのことで閉店され、その後しばらく空いていたところに【Lakura】が入ったのです。蔵の横にある空地は、札幌の観光馬車を曳く馬の銀太くんの休憩場所でもありました。銀太くんはおうちからトラックに乗ってこの場所で降りて観光馬車に繋がれ大通公園に向かい、わたしと銀太くん❤お仕事を終える夕方またここに戻っておやつの人参を貰ったあとにまたトラックに揺られて帰って行くという暮らしをしていました。）だから36号線を石山通に向かって歩いてくる銀太くんを見かけたら、急いで蔵の空地まで走ったものです。その当時とすっかり様子が変わっていますが、蔵と建物はそのままであり続けると思っていましたが、老朽化ということでとうとう解体されることが決まったのです。こんなに愛されていても、こんなに惜しまれていても、こんなに大事にされていても、残すことはできないのです。なんて悲しいことでしょう。この姿を映像で残したいという動きがあり、閉店の翌日から数日を掛けて短編映画が撮られました。主人とも交友のある斎藤歩さんや磯貝圭子さんが出演といいますから鑑賞するのがとても楽しみです。そして現在の蔵と建物は、手前にそびえた大正製薬のビルが解体されて36号線沿いから丸見えになっていました。こんな景色は初めて見ます。朝見ると「見てみて！！ここに建っていますよ～。みんな知らなかったかもしれないけど106年もここにいるんだよ！！」と隠れることをやめて最後の力を出して存在を知らしめているようでもあり、夜に見ると「残念ですがもうすぐさよならします。」と静かなため息をついているようにも感じます。しばし、この姿を見守って行こうと思っています。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年03月23日

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  老舗喫茶ZAZIにて

  札幌で何年営業したら老舗の称号を得ることができるのでしょうか？若い人の間では、創業20年をやっと過ぎたくらいのお店でも「長く営業している」とか「古くからある」という言われ方をすることがあります。確かに自分と同じくらいの年だと思えばそのように感じてもおかしくはないかも知れませんが、わたしくらいの年齢になると20年前なんてつい最近のことに思ってしまいます。(#^.^#)1967年創業　今はなき「わらび」のコーヒー札幌は日本の都市の中でコーヒー好きが多い街なんだそうです。そのせいか市内いたるところに喫茶店があります。でも老舗と呼ばれるお店は意外に少ないのではないでしょうか。わたしの中で老舗喫茶と呼ぶにふさわしいお店は数えるほど。「コージーコーナー」「オリンピア」はわたしより前に誕生しているので文句なく老舗と呼べると思います。大好きな「倫敦館」の店内昭和の後期に誕生した「倫敦館」や「蔵人」「ZAZI」も老舗に間違いありません。しかもどのお店も老若男女問わず人気があり、現役バリバリなのは嬉しい限り！その中でZAZIは会社の近くにあるので割と利用します。12月に横須賀から友人が遊びに来た際に「おひるには何か温かいものが食べたい」と言われ思い浮かんだのがZAZIのシチﾕウ。いつもブラウンシチユウを選ぶわたし・・・シチﾕウにはホワイトとブラウンの2種類があり、年季の入ったホーローの一人鍋で提供されます。舌をやけどしそうなくらいにアツアツのシチﾕウがのどを通っていくとすぐにからだがポカポカしてきます。サクラムーン❤　どうして壊しちゃったの😢そしてZAZIのオーナーのご兄妹が営まれていた「札幌で一番ステキなお店」と無くなった今でも声高に言いたい「櫻月（サクラムーン）」で提供されていたパワードリンクを飲むことができるのがとても嬉しいのです。ZAZIは今年44歳とのこと・・・軋む階段を上がったら大きな窓。この窓辺に座り食事をとりながらぼんやり外を眺める至福の時間・・・いつまでも残っていてほしいお店の一つです。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年03月16日

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  2025近所のマンション事情～資材高騰というのにね・・・

  わが逍遥館の周りは石山通が近くを通っていて地下鉄西11丁目までは徒歩圏内でもあり、そこまで行く間には新築オープンしたばかりの中央区役所にプリンスホテル、専門学校なども立ち並び都会的な場所です。その反面昔から開けていたということもあり古い戸建て住宅や小さなアパートが密集しているエリアでもありました。バブル全盛期の頃、拓銀の破綻の引き金ともなったカブトデコムが大規模な再開発地域として土地を買いあさっていた場所でもあります。28年が過ぎた現在、気付かぬうちに持ち主が変わり、戸建てが減って古いアパートも壊されおしゃれなマンションが増え始めました。この場所がここ数年で変化を遂げている理由の一つは、カブトデコムのように投資目的の資産家たちが目を付けているということが挙げられます。2022年ウッドショックに続くアイアンショック、ロシアのウクライナ侵攻と怒涛のパンチを浴びせられたせいでマンションを建てるといことがかなり厳しいものになっています。過去3年の間に建築資材は30％の値上がりで、全体的な建設コストも15～18％、更に工事関係者の賃金も上昇しているのが現状です。そんな情勢の中でもどんどんと小中規模のマンションが立ち続けているのはどうしてなのでしょうね？この状況が好転する要素が何もないいま、どうせマンションを建てるなら少しでも早い方がいいということなのかなぁ。夜の散歩で、そんな厳しい条件下で完成したマンションを見上げてみると、電気が灯る部屋は数えるほど・・・遅くまで仕事をしている人や夜遊びしている人しか住んでない！なんてことはないか！？ 家賃が高すぎて普通の人が入れないということなのか？道外の人が持っていて時々来るという別荘使いなのか？この辺り、自分が普通に暮らすエリアだと言うのにふと目を凝らしてみるとなんだか異空間に思えてしまう今日この頃なのです。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年03月09日

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  2025・札幌～今年の降雪変だったよね？

  早いものであっという間に3月です。ちょっと振り返ってみると、いままで記憶にないくらいに雪の降り方が変でした。すでに曖昧な記憶の昨年の冬。11月24日の逍遥館たしか11月には雪が降りだし、12月上旬に遊びに来た横須賀の友人が雪に足を取られて25年振りに転んで思わず笑い転げたという楽しい思い出が出来ました。12月9日の散歩風景そう、クリスマスを待たずに根雪になりましたよね。おまけに気温が毎日氷点下で「この先思いやられるよ」と思ったものです。ところがところが・・・9連休という長いお正月が終わり、そのあと氷点下にならない日が続き、中旬から下旬にかけては最高気温が３℃～5℃になる日もあり、少ない積雪があっという間に溶けてしまいました。例年通りの雪まつりができるのか開催を危ぶむ声もチラホラ逍遥館の周りは通りの交通量も多く、路面はアスファルトが顔を出す始末。というか積雪がない道もあるくらいになりました。毎年雪にうんざりして過ごす時期なので「これは奇跡か！」と喜びながら「待て待て、そうは行かないのが北海道の冬・・・きっとこのあとドカ雪が毎日のように降り続き、あっという間にいつもの状態になるに違いない」と疑心暗鬼になりました。町内会の方や会社の人と顔を合わせたら「このままじゃ済まない。毎年かならず帳尻が合うのが北海道だから」という会話を何回したことか。2月に入った頃に、町内会の役員に除雪のパートナーシップについての回覧がありました。そこには「今年は雪が少ないのでこのままの状況でしたら、パートナーシップの予約をキャンセルするかも知れません。予定は2月21日・22日ですが、しばらくお待ちください」と初めて見る夢のような内容でした。これで何十万も町内会の積立金が減らずに済む！！と喜んだのはつかの間、やはりそんな夢物語はすぐに消え去り、みんなが思った通り、そのあと雪はしんしんと降り積もり2週間ほどで毎年いまごろに見る光景になってしまいました。連日の雪かきに呆れながらも「帳尻合わせがやってきたよ～」という会話をしながらみんな何だか楽しそう。本当のところ楽しいわけではないのですが、極端な気象変動は怖いものです。だから「やっぱりね」といううんざりと安堵の中間くらいの気持ちが、みんなを笑顔にさせたのだと思います。そして我が第9町内会は予定より少しずれ込んで2月24日・25日にパートナーシップの除雪が行われました。そしていまはこんな感じです。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年03月02日

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  2024お江戸逍遥最終日は～憧れの庭園美術館・最後の食事は布恒更科

  今回の旅の宿泊先に目黒を選んだわたしたちは、時間があいたら雅叙園の「百段階段」（東京都有形文化財）か「庭園美術館」（国指定重要文化財旧朝香宮邸）のいずれかを見たいと思っていました。庭園美術館はちょうど「建物公開2024　あかり、ともるとき」という年に一度の建物公開展が開催しており、それなら迷うことはないと憧れのアール・デコの世界を堪能することにしました。庭園美術館は建物が好きな方にとても人気で、インスタグラムでもよく見ることが多いのですが、実物は最高に美しく、こんなお屋敷に暮らしてみたいと思ってしまいます。天井や壁面に据えられた照明の数々ほとんどがこの邸宅の為にデザインされた特注品です普段は作品の保護のために閉じられているカーテンを開けて秋の柔らかな日差しを部屋の中に取り込んでいるそうで、特別展示に来た甲斐がありました。更に3階のウインターガーデンと呼ばれるサンルームも公開されていました。わたしが大好きな2階のベランダと同じ黒と白の市松模様の床が素敵です。庭園美術館は何度来てもまた見てみたいと思う憧れの建物です。主人は建物内をあちこち歩くのに疲れてしまったようですが、東京最後のランチに選んだ「布恒更科」に向かう頃には少し元気を取り戻しました。何と言ってもここは主人イチオシのお蕎麦屋さんなんです。主人の勧めもありで友人を伴なっては何度かお邪魔しましたが、味はもちろんのこと店の佇まいも良い感じですよね。もり、生粉打ち（十割）粗挽き（平打ち）にかき揚げ、更に生粉打ちお代わりまたしばらくここの蕎麦は食べられないという気持ちもあってか夫婦そろってモリモリと食べること言うまでもなし(#^.^#)すでにインスタグラムでは紹介した写真や内容と重複していますが、ブログでは11回に分けて事細かく旅逍遥の記録を書いてみました。長らくお付き合いいただきありがとうございます。さて次は何を書いてみようかなぁ。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年02月23日

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  2024お江戸逍遥⑩～日本最古の居酒屋みますやで

  今夜の舞台は創業明治38年日本最古の居酒屋「みますや」さんです！東京は古きを壊し最先端を走りながらも戦前から現在まで脈々と続くものもあり、実に様々な顔を持っています。それに比べるとわたしの暮らす札幌は残念なことにどこか平均的で面白みに欠けて見えてしまいます。北海道新聞社編「写真で見る　あの日の札幌」を買って見ると札幌にも石造りの素晴らしい洋風建造物がたくさん存在していました。例えばわたしが大好きだった五番館デパートは、昭和31年に前身の赤レンガの建物を壊して建てられましたが、その建物すらもうありません・・・木造建築物や商店建築物に関しては、開拓の村に移築されているものもありますが、すでに人生を全うした展示物となってしまい映画のセットのようで寒々と見えてしまいます。だからなのか東京で見つける生き生きとした古いものがたまらなく愛おしくて、強く惹かれてしまうのです。そんなわたしを知っている主人が「お友達と夕飯を食べるならみますやにいってごらんよ。日本最古の居酒屋なんだよ」とさらりと言ったのです。「に、にほんさいこのいざかや・・・」頭の中でルパン三世のタイトルのように一文字ずつタイプライターを打つ音がしました！「日・本・最・古・の・居・酒・屋・み・ま・す・や」そんなこんなでYちゃんを「みますや」にご案内～新御茶ノ水駅から徒歩3分、都会の路地に突如現れるいぶし銀の建物に灯る「どぜう」の赤ちょうちん。昭和3年からここに建つとのこと。「ヒャ～すんばらしいぞこりゃ」（心の声）開店時間を狙ったので暖簾をくぐったらまだ手前の席が空いています。「ご予約ですか？」と聞かれてドキン！！「いえ・・・していません」「・・・」この間が怖い。「どうぞ、小上がりに！相席になるかも知れませんが」「相席なんて全然かまいませんよ。ここで食べられるだけで大満足ですから」（心の声）Yちゃんがキョロキョロしながら「なんか楽しいね！なに食べようか」と言って少しはしゃいでくれたのがまた嬉しい。「どぜう」や「牛煮込み」が人気なのだとか。それはそれとして我々は今食べたいものをどんどん注文していきました。肉豆腐甲いかの刺身焼きナス焼き鳥焼きおにぎり食べている最中引切り無しにお客様が入って来て瞬く間に満席となり、食べ終えたお客様が帰った席もすぐに埋まって行きます。わたしのような観光客より東京で働く人たちが多いように見受けられました。このようなお店が職場と家の間にあったらいいなぁ。5年振りに再会したＹちゃんと今回もたくさんの人々に愛されるお店をめぐることができました。次は5年と言わず、すぐにでも再会したいと思います。その時はどこに一緒に行こうかなぁ。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年02月16日

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  2024お江戸逍遥⑨～再会はレトロなカフェで❤

  東京に行く時は学生時代に仲良くしていたYちゃんと旧交を温めるのを常としていて、前回会ったのはコロナ前の2019年。その時に行った「珈琲らんぶる」のクリームソーダ連絡してみたら何と初孫ちゃんの100日のお宮参りと重なってしまいました。そこで急遽予定を変更して一日ずらしての再会。それにしても5年という歳月は状況を変えるには十分だったということですね。東京ラブストリーの鈴木保奈美さん（赤名リカ）の着ていたステンカラーコートを買って喜んでいたYちゃんがおばあちゃんになっちゃうなんて・・・驚きました。（というか私も同じ年、焦るわ～）2019年は行きたかった台東区日本堤にある天ぷら屋「土手の伊勢屋」に行ってくれましたね！いつもわたしの趣味に「面白いよ」と言って付き合ってくれるYちゃん。今回の待ち合わせは谷中。駅を出たところで合流して目指すは人気のレトロカフェ「ニカイ」。谷中墓地を抜けて、ふるカフェ系ハルさんの休日で紹介された「花重谷中茶屋」を通り過ぎます。ありました～やったね！並んでいない(*^-^*)古民家をリノベーションしたお店は1階にセレクトショップ「kokonn」が入っていて、「喫茶ニカイ」はその名の通りこのお店のお二階にあるのです。「kokonn」さんの中を通り抜け、階段を上がります。ブルーに塗られた壁が札幌のギャラリーカフェ「CAFE ESQUISSE」のようでステキ！椅子もテーブルも色々なところからやってきたであろうアンティークなものばかり。懐かしくて優しい空気が漂う空間に癒されます。頼むものは決まっていて・・・ニカイのクリームソーダ＆ゼリー、Yちゃんはレモンスカッシュフロートにしました。店内には聖子ちゃんの曲が！もちろんレコードです。ソーダ水を飲みながら5年の月日を埋めるようにおしゃべりが途切れることなく続き、お互い還暦が近いということをつい忘れて学生の時のような気持になっています。そうこうしていると後ろの席に年の離れた男性2名が座ったようです。年配の男性「谷根千のカフェが好きでだいたいのところはいっているんだけど・・・。さすがにこの店は一人で入りづらくてね。誘ってしまいました。」若い男性「そうでしたか。色々と行かれているんですね」という声が背中の方から聞こえてきました。レコードに針を置いた後のパチパチパチと懐かしいノイズと共に聖子ちゃんからユーミンに曲が変わりました。年配の男性「あっ、ユーミンだ！僕ね、ユーミンを語らせたら丸一日できかないかも」若い男性「ユーミンがお好きなんですね」盗み聞きしようと思ったわけではないのですが、我々のおしゃべりがひと区切りつくタイミングで耳に入ってきたのです。わたしも若い人とこのような店に入ったら、後ろの年配の男性のようなことを話してしまうだろうなぁと思った一瞬でした。まぁ、その後は全く別の引き出しから引っ張り出した古い話をＹちゃんとし始めたので後ろを向いていたお耳は前に向かいましてけどね(^^♪1時間半ほど「ニカイ」でのおしゃべりを堪能して席を立ったわたしたちは、谷中の商店街をぶらぶら散策した後、更なるレトロな世界に向かうのでした。つづく。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年02月09日

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  2024年お江戸逍遥⑧～戸越銀座から東京駅と丸の内界隈へ

  翌日は主人が札幌に引っ越す前に住んでいた懐かしい場所である戸越銀座にわたしを案内してくれました。わたしにとっては初めての場所です。 16年振りの街に立ち、主人は何を思ったのかなぁ。主人が暮らした家を見に行ったらすでにそこは駐車場に変わっていました。大家さんが高齢だったので売ってしまったようです。主人の思い出話に出てくる家を見ることは出来ませんでした。なんだか寂しいね。 駅を降りると左右に長く続く戸越銀座商店街。現役の商店街がある街に暮らしてみたいなぁと思うこの頃。東京にはまだあちこちに生活に根付いた商店街があるんですよね。 懐かしの商店街をふたりでぶらぶら歩いてみました。 後藤かまぼこ店の店先で売っていた黒毛和牛のコロッケを食べ歩きします。 大きな小籠包も売っています。ひとつずつ食べることにします。アツアツで美味しい～ 昼のみやテイクアウトもできるお店発見！つくねと鳥皮餃子を食べてみました。朝から酒のつまみだけでお腹がいっぱいです。 かねてよりの計画で午後は別行動となり、わたしは友人との待ち合わせの前に2024年12月に開業110周年となる東京駅と丸の内界隈を歩くことにしました。 お～東京駅だ～ いつ見ても素晴らしい建造物に圧倒されます。 昭和6年建築の東京中央郵便局は完全解体を免れ一部保存再生されたニュースは随分前に聞いていましたが、「ＫＩＴＴＥ」という名前になってから入るのは初めてです。 アトリウムの吹き抜けがすばらしい！ 行ってみたかったのは4階の旧東京中央郵便局長室。 当時の素材を使って再現されています。 局長室の窓から見える東京駅。 6階の「ＫＩＴＴＥガーデン」にも行って東京駅を眺めます。 そのあとは大好きな「CAFE1894」に向かいました。しばらく休館しているみたいでとっても残念。相棒のロケにも使われたので行列ができる人気店になったと聞いていましたが・・・またあの空間を味わってみたかったなぁ。 写真を撮りまくりましたよ。 どうです！美しいでしょ。 ずっと眺めていたいという気持ちにケリを付けて丸の内界隈の散策を続けることにしました。 ここはパリ？カルチェラタン？（行ったことないけど(*^-^*) 昼過ぎは歩行者天国になっているようですね。パリジェンヌを気取ってジェラートでも食べましょうか！ 黄色い椅子に座ってジェラートを舐めていると不思議と洋画の中にいるような感覚になります。庶民の町戸越銀座といい、歴史的建造物に囲まれたおしゃれな丸の内といい、お江戸はいくつの顔を持っているのでしょうかね。 このあとは5年振りに友人と待ち合わせの約束をしたあの街に向かいます。お江戸逍遥の続き、また見てね！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年02月02日

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  2024お江戸逍遥⑦隅田川サンセットクルーズで39年前にタイムスリップ

  出掛ける前に予約をしていた隅田川サンセットクルーズ。わたしには夕暮れ時にライトアップされる隅田川の橋や川沿いに立ち並ぶビルの夜景を船の上から眺めてみたいという願望があり、主人を誘ってみました。学校も職場も東京だった主人にとって隅田川はあまり興味がないかもしれないと思いきや暮らしていたからこそ行ってなかった場所があるそうで、意外とすんなり賛成してくれたので安心しました。その日単独で下町を16キロほど歩き回ったというのに、高揚感が続いているのかまだまだ元気なわたしと対照的な主人・・・。大事な用事を済ませた安心感でちょっとお疲れモードでしたが、船に乗り込み最前列をキープすると「きれいな写真を撮らないと！」俄然ウキウキしてきたようです。良かった！！船はゆっくりと日本橋船着場を離れて動き出しました。浅草70分サンセットクルーズのスタートです。ベテランガイドさんの流暢な説明を聞きながら、船は江戸橋・鎧橋・茅場橋・湊橋・豊海橋をかいくぐり大きく左折すると隅田川と合流です。夕暮れ時の刻々と変化する空模様と街の灯り・・・隅田川の景色に強く惹かれるのは、私が十代のときに観たドラマ「男女7人夏物語」の印象が強いからかも知れません。隅田川に入って浅草を目指すと隅田川大橋に続く2番目の橋が清州橋。この橋の中央区側に明石家さんまさん演じる今井良介が暮らすマンションがあり、反対側の江東区側のマンションには大竹しのぶさん演じる神崎桃子が住んでいました。石井明美さんが歌う主題歌「CHA-CHA-CHA」の軽快なリズムと共に映し出されるオープニングの首都高速道路は、次の新大橋の近くです。あのドラマに夢中になったのは39年も前のこと・・・。両国橋・蔵前橋・厩橋・駒形橋は、午前中腹ごなしに歩いた隅田川テラスから眺めた橋たちです。蔵前橋に差し掛かる時にライトオン！川面が波立ちキラキラときれいです(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡スカイツリーも光輝く夜の顔になりました。アサヒビール本社ビルに合わせ鏡の様に映るスカイツリーです！空が暗くなればなるほどライトアップされた橋も水面に映る光もビル群の夜景も、それはそれは美しくて・・・震えながら体を寄せあう初老になりかけた夫婦は、「寒かったけど来てよかったね」と口々に言いながら船を降りました。さて今夜は何を食べようかなぁ(*^-^*)｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年01月26日

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  2024年お江戸逍遥・食べて歩いた3泊4日～その⑥銀座奥野ビルでレトロエレベーターに乗る

  甘酒横丁をぶらついたあとは、次の目的地銀座に向けて歩き出したわたし。銀座を目指したのには理由があります。それは昭和7年（1932年）に建設された奥野ビルを見に行くことです。わが【逍遥館】は関東大震災の復興住宅として東京近郊に建設された同潤会アパートメントをリスペクトして建てました。すでにそれらが消えた今、心のよりどころとなる建物は、当時「銀座アパートメント」と呼ばれた6階建ての集合住宅、現「奥野ビル」となります。92歳の現役ビルは時代と共に集合住宅からテナント貸に変化はしましたが、アンティークショップやギャラリーなどのおしゃれな店舗で全室うまっている夢のようなレトロビルディングなのです。ビル全体を味わうことはもとより、最大のお目当ては、手動で扉を開けて乗り込むエレベーターを体験することにあります。まさに古い洋画に出てくるエレベーターそのものです！乗り方の説明書きが貼ってありますよ。早速乗ってみましょうかと思ったら、他の方がいらっしゃったので、乗り方の注意書きを読んでる風を装って先に行ってもらいました。ちょっとドキドキします。階数を示す掲示板の矢印がジリジリと動く様が何ともかわいい(*^-^*)いざ参る！「おっ、扉が重い・・・」よいしょこらとふんばって開け閉めをします。扉が完全に閉まったら、ゆ～っくりと動き出しました。「あの憧れの奥野ビルのエレベーターに・・・わたし・・・いま乗っています！」じわ～っと感動に包まれます。最上階で降りて本館とくっついて建つ新館（本館の2年後にお隣に建ちました）を行ったり来たりしながら降りて行きます。床もすり減っていて歴史を感じます。そのままを生かし、修繕には何も足さず同じものを使うというのが鉄則なのだそうです。なんと愛されている事でしょう。全てを堪能しつくしたあと、外に立ち見上げたビルの美しさ・・・素晴らしい空間で92年の歴史をたっぷりと味わうことができました。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年01月19日

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  2024お江戸逍遥・食べて歩いた3泊4日～その⑤隅田川テラスからのウオーキング

  並木藪で蕎麦を食べながら同時に店の雰囲気も味わい、大いに満足。また満ちた小腹を空かせないといけません。日頃の行いがよろしいようで、本日はまたとないほどの逍遥日和。昨日の31℃がウソのような心地よい気温です。空は青く澄み渡り「今日はどこまでも歩いてみよう！」という気分になります。よくドラマで見かける隅田川沿いの歩道に降りてみることにしました。対岸におなじみのスカイツリーが見えます。川面がキラキラと輝いていてテレビで見るときの何倍も綺麗(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡どんどん歩いて行くと対岸に総武線の両国駅がある辺りがテラスの出入り口のようです。そこから柳橋に向かうことにします。そこは池波正太郎先生の描く世界。小説にも出てくる場所なんですよ。東日本橋界隈で見かけた「幸運を呼ぶ猪」の像は、鼻をなでると幸せになるそうでお鼻の辺りがピカピカに！もちろんわたしもナデナデしました(#^.^#)1932年建築の日本橋富沢町にある旧川崎貯蓄銀行富沢町支店は、耐熱ガラス メーカーのHARIO株式会社の本社ビルになっています。「なんと見事な建物か！」と見上げてしまうゴージャスな建造物。調べてみたら隅切りになっている入口の柱飾りが「コリント式」「ドリス式」「イオニア式」の三式を同時に見ることができる貴重な建物でした。ちょっとくらい足が疲れようともこれだからお江戸逍遥はやめられません。更に人形町まで足を延ばします。古くから残る庶民の暮らす建物がチラホラと見受けられます。京菓司の壽屋は創業1884年といいますから140年の老舗です。看板の「黄金芋」をお土産に買いました。ここまで来たらあのお店に寄らないと！明治28年創業「今半人形町本店」はすき焼きの名店。入ったことはないけどお高いのよね～お料理屋の方は想像通りのお値段なのですが、テイクアウトの総菜も売っていて食べ歩きにもってこいなんです。揚げたてホクホクの牛肉コロッケを買ってこそっと立ち食いします。歩いては食べ、歩いては食べの繰り返しでちょこっと余裕ができたお腹はすぐに膨れて行きます。主人との待ち合わせまでまだ時間があるので、こうなったら銀座まで繰り出そう！まだまだ歩くよ～｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年01月12日

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  2025年　逍遙館の元旦

  明けましておめでとうございます。穏やかな元旦の朝です。今朝の逍遙館の周りは10㎝ほどの積雪。新年初の雪かきをすませました。新雪をサクッとすくう・・・建物の脇になげる。この無言の作業を繰り返す間、無になる日もあれば色々と考えをめぐらすときもあります。新年は「今年をどう過ごしていくか」ということを自然と思いながらの雪かきになりました。一番に浮かんだのは、家族と穏やかに過ごすということ。還暦と還暦に近づいたふたり。（元気なまりもと18歳のココじいもいますよ）体をいたわりながらもやりたいことに挑戦して仲良く楽しく暮らすのが大切だと思っています。そして友人たちとの一緒の時間をなるべく作ること。昨年は友人と過ごす時間がたくさんあって、その素晴らしさを実感した年でもありました。「いつか」や「また今度」は若い時だけ通用する言葉なんだなぁと思います。今年逍遙館は15周年を迎えます！新米大家もみなさんのおかげで何とかここまで歩いてこられました。目標の100年まではあと85年もありますが、わたしが背負える間はじっかりと地に足を付けて守っていきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2025年01月01日

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  2024お江戸逍遥・食べて歩いた3泊4日～その④並木藪蕎麦でひとやすみ

  さて、お次のソロ活は・・・10時に花やしきに並び、最古のローラーコースターだけに乗車し、「いったいここはどこ？」と軽いめまいに襲われる海外旅行客だらけの浅草寺と仲見世を飛ぶような早さで抜けて向かったのは雷門2丁目。創業1913年、言わずとしれた蕎麦の名店【並木藪蕎麦】に、またもや開店時間の11時を目掛けて行くことです。浅草寺と仲見世を甘く見ていた道産子のわたし。立ちはだかるこのお祭り騒ぎは毎日なのか！！！過去に修学旅行生にもまれたことはあっても外国人しか目に入らない状況には驚きを隠せません。狸小路商店街のインバウンド客なんてかわいいものです。写真を撮りたくてもどの構図にも外国人。消しゴムマジックってこういう時のためのものなのね。とりあえずスマホを上に向けて浅草に来た証拠を残す。あ～この外国人の渦にもまれたロスタイムのせいで予定の11時を10分ほど遅れての到着です。ここで並ぶことは覚悟していたので9人待ちにはたいして驚きませんでした。むしろこの人数なら30分くらいで入れるかも知れません。並びながら19年前に友人Hちゃんとここに来たことを思い出していました。その日はすんなりと店内に案内してもらえました。いける口の彼女は飾ってあった酒樽を見て、蕎麦の前に何品か肴を頼み手酌で昼飲みを始めたのです。下戸に近いわたしにはその姿がとても自然体でうらやましく思ったものです。美味しいいお酒で潤った喉をするりと蕎麦が通って行く。そのあとのHちゃんの満足そうな笑顔を見ているとこちらも幸せな気分になりました。少し混み始めた頃、着物姿の土地の親分のような方がまるで我が家に帰って来たみたいにぶらりと中に入ってきました。お店の方とも親し気で親分は並ぶ必要がないみたいでした。黙って座るといつものお酒が出て来て、それをちびりと口に運ぶ姿。なんとも粋で「お江戸にいるんだなぁ」と思ったものです。笑顔のHちゃんは向かいにいないけど、19年ぶりに並木藪蕎麦を食べるひとり時間がとても贅沢で・・・浅草寺の喧騒が嘘のような店内をじっくりと味わうのでした。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年12月22日

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  2024お江戸逍遥・食べて歩いた3泊4日～その③最古のローラーコースターに乗る

  カヤバ珈琲で朝からお腹いっぱいになってしまったわたし・・・この日は主人と別行動だったので、思いついた「行きたいとこ」をできるだけ効率よくまわるのが自分に課したミッション👍食べたいものもたくさんあり、このままでは美味しくいただけません。 (+_+)そこでできるだけ歩くことにしたのです。谷中を出発して向かう先は、日本最古のローラーコースターがある浅草花やしきです！コースは上野恩賜公園辺りに点在する歴史的建造物を見ながら合羽橋商店街を通って行くことにしました。芸大の横を通ります。旧東京音楽学校奏楽堂上野恩賜公園のカナル国立科学博物館上野駅の線路を渡りかっぱ橋本通りに入ります。日曜日だったので開いていないお店も多かったのですが、楽しい雰囲気が漂っています。入って見たかった珈琲のユニオンで豆を挽いてもらいました。ここまで来たら浅草は目の前です。10時開店に間に合いました！並んでいるのは20人ほどで、列はグングンと中に吸い込まれて行きます。良い調子ですよ(^^♪入園料は1200円でローラーコースターは700円。わたしはこれ一択なので、100円券を7枚買って大急ぎでローラーコースターに向かいました。花やしき自体1853年（嘉永6年）開園という日本最古の遊園地（開園当時は植物園）でもあります。昭和28年に完成した国産ローラーコースターは、よくテレビにも登場するので人気のアトラクション。1時間待ちの時もあります。しかし、並びたくないわたしは大急ぎで開店に間に合わせて飛ぶように歩いてきたので、今回は3巡目で念願のコースターに乗ることができました！荷物は全部おいてから乗車するので、乗っている最中の写真はないのですが、その分あのゴトゴトと登る感覚や建物ギリギリに疾走する臨場感は忘れがたい記憶となりました。そういえばソロ活女子早乙女めぐみさんも一人で乗っていましたね！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年12月15日

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  2024お江戸逍遥・食べて歩いた3泊4日～その②銀座ルパン・谷中カヤバ珈琲

  チャンスは何度もあったはずなのになぜかまだ行っていないお店ってありますよね。今回は幾度とその前に行ったにもかかわらず、一度も敷居をまたいでいない心残りのお店に「今回は絶対に行く」と決め、ようやく入った話になります。銀座ルパン創業96年になるバーは老舗文壇バーとしてわたしが若い頃から有名なお店でした。わたしが知った時にはビルの建て直しが済んでいてお店は地下になっていましたが、最初は路面店だったそうです。店の調度は保管されていて建て直しのあともそのままの状態で再現したとあります。ただし玄関扉はいまのトイレの扉として生かされているとのこと。残念なのは店内の写真がNGになったこと・・・カウンターの隅のスツールに座る珍しくちょっとはしゃいだ感のある太宰治のポートレイトは有名でお店にも飾ってあり、もちろんそのスツールも健在！『太宰 治　酒場ルパンで、銀座』1946年 ©林忠彦作品研究室より開店ちょい過ぎに入りましたがなかなかの混み具合。ふたつだけ空いていたスツールにどうにか座ることができました。客層は若い女性も多く、高い声も飛び交いにぎやかな感じです。想像していたのとちょっと違いました(*´ω｀)主人の印象はもっと違ったみたいで、昔会社の年の離れた先輩に連れて行ってもらった時とは空気が全く変わっていたそうです。「文豪ストレイドッグス」というまんがの聖地になっているそうでその影響もあるのかも知れません。やっぱりもっと若い時に行っていれば良かった！というのがわたしの感想でした。そしてもう一軒は創業昭和13年谷中の喫茶店カヤバ珈琲です。いままでも写真だけはたくさん撮っているカヤバ珈琲の建物は大正5年に建築されたとあります。20年程前から入ろうかなぁと思うと混んでいたり休んでいたりと縁のないお店のひとつでした。完全閉店したのを知って、本当に縁がなかったんだなぁとがっかりしたことを覚えています。ところが数年前に若い方がお店を直してカヤバ珈琲の名前のまま再開させたと聞いた時に、「今度こそ入らないと」と心に決めていました。更にお店を調べてみるとかなりの人気店になっていて予約必須とあります。しかも並ぶことを覚悟しないといけないらしいのです。年と共にこらえ性が失われつつあり「並びたくない」というのがいまのわたし。そこで並ばないで入るために8時の開店時間に行くことを選びました。それでも並ぶことはあるのでしょうが、この日はわたしに軍配が上がったようです。早くホテルを出てきたので、するりと人気店に入れたことに大いに満足です。モーニングの人気メニューの中からたまごサンドを選びました。ドリンクは旧店舗時代からの名物コーヒーとココアのミックス、ルシアンです。しっかりとした食事メニューなのでお腹がいっぱいになりましたよ(*^-^*)店内はリニューアルで変わったところがありますが、昔の良さを残したままの造りでとても落ち着きます。海外の観光客も多くわたしがいる間も二組いらっしゃいました。ガイドブック？インスタグラム？みなさんよくご存じで！店員さんも英語が堪能で「時代が変わった」ことを感じてしまいました。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年12月09日

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  2024お江戸逍遥・食べて歩いた3泊4日～その①激カワ！レトロ喫茶でご満悦

  前回東京に行ったのはコロナが蔓延する少し前の2019年12月のこと。あの時はまさか5年もお江戸断ちするとは思ってもいませんでした。実は今回は主人の用事のお供ということもあって、一緒の時もあれば別行動の時もあり、なかなか面白い旅になりました。初日はお墓参りが一番の目的で到着後真っすぐお寺さんにお参りに行きました。10月半ばを過ぎているのにその日の気温は31度💦涼しくなりかけた北海道からやってきた二人を容赦なく照らす太陽にびっくりです。それでもわたしの心の中は「暑い・・・でもでもそれはそれでいいぞ～」と思っていました。お寺から駅に向かう10分ほどの所にかねてからインスタでフォローしていたお店があり、そこに寄る予定でいたからです。喫茶宝石箱☆彡昭和レトロな佇まい(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡いつかここでクリームソーダを飲むのだ！！と心待ちにして数年が経過。やった～ようやく来られました！！主人とは家を出る前に「宝石箱で何色クリームソーダにする？」と協議を重ねていました。夫「柑橘好きだからオレンジかレモンだなぁ。苺もいいかなぁ。」妻「そうだよね～わたしは・・・味でいったらマスカットが好きだけど、色味は巨峰がいいなぁ。」夫・妻「迷うね～」とまぁ翌日の休日デートを控えた高校生カップル（古い表現ではありますが・・・）のような会話をしていました。しかし席に着いた主人は暑さでヘトヘト。還暦のおじさんは迷うことなく「オレンジクリームソーダで」と即決。わたしも初志貫徹のマスカットクリームソーダにしました。クリームソーダができるまでの間、お店の中を見せていただきましたよ。インスタで見ていた店内を存分に見て回ると乙女なこころが花開きます(*´▽｀*)聖子ちゃんファンのご店主様とは【聖子ちゃんコメント】をすることもあり、今回直接お話が出来て楽しい時間を過ごさせていただきました。初日から楽しい旅の予感です！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年12月01日

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  見上げて思う逍遥館の夏蔦

  前にも書いたことがありますが「壁に蔦が這う建物」に憧れを感じています。それはレンガ壁であったら最高に素敵(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡そんな建物を造って見たかったというのが本音なのですが、レンガの高層住宅は高価であり、本物レンガでは無理な話し。そこで木造の高層住宅はというと3階くらいまでは可能でしたが5階となれば無理で、そもそも逍遥館の建つ辺りは準防火エリアとのことで、新築の建物の外周は防火素材で造る必要がありましたので、レンガの次に憧れた木の建物も却下・・・。宝くじの高額当選でもしない限り、夢の叶う場所に夢の住宅を建てるのは無理で、憧れを形にするのは難しいということがよくわかりました。そんな規制の中でわたしが望むかたちに近い建物を建てたのですが、それにはもう少し手を加える必要がありました。そう！壁に蔦を這わすこと(^^♪まずは小さな庭を造ることからスタートして、蔦を這わす計画は建物が完成して10年近くは経っていたはず・・・。植えたのはいいのですが上手く育たず2年ほど無駄にした記憶があります。そんな苦労もありましたが、5年ほど前にようやく根付いた蔦は毎年少しずつ壁を上りはじめ、今年とうとう最上階の屋根の際まで到達したようです！寒さと温かさの塩梅が丁度良かったのか、今までで一番紅葉がきれいでした。住人の方に「蔦の紅葉がきれいですね！」と声を掛けていただき気分は蔦のように舞い上がりました(*´▽｀*)ただ・・・晩秋になると落ち葉の多いこと多いこと((+_+))毎日せっせと落ち葉拾いに励んでいますが、風が吹くと一瞬で元の木阿弥になるのが困りどころ。憧れを形にするのは努力も付き物ということなのかなぁ。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年11月24日

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  小樽のディープスポット？中野植物園は知られざる紅葉のメッカ

  小樽にある中野植物園をご存知でしょうか？カメラ好きの方は美しい自然が残る場所として知っているかもしれませんが、観光地としてはあまり知られていないのが魅力的！そんな中野植物園に行って来ました。その日もカメラを携えた女性数人、園内で思い思いの写真を撮る姿が見受けられました。園内はほとんどの場所が傾斜地で軽いハイキング感覚で上りながら樹木を観察していくスタイルです。とことどころに古い遊具がひっそりと鎮座しています。ツルが巻き付いて樹木に取り込まれている滑り台なんかもありこれがディープな場所と言われる由縁かも・・・。とにかく紅葉が美しく、これは写真を撮りたくなります。足元は葉っぱが敷き詰められていて、赤や黄色のじゅうたんの上を歩いているみたいです。ときおり小さな影が横切るのはエゾリスのようです。あまりの速さでシャッターチャンスを逃してばかり…かわいい写真は撮れず仕舞いでした(>_

  2024年11月17日

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  父の引越し

  散歩で街中をうろうろしていた時、父が暮らしたURの近所まで来たので久しぶりに寄ってみることにしました。この部屋で12年暮らした父。いつも一人で行動する父はこの部屋に越すことも家族には事後承諾でした。逍遥館から徒歩3分のところにある銭湯のあるマンションで暮らしていた父が、突然引っ越すと言ってきたのは彼が77歳の時のこと。反対する間もなく今まで何度もそうしてきたように一人でテキパキと準備を進めて引越をしてしまいました。ただし、掃除は全くする気がなかったようで、保証人のわたしが業者さんにお願いして清掃をしてもらいました。立つ鳥跡を最大限散らかす・・・という感じ。そんなこんなでURに越した父でしたが、高齢になって引越しをしたのには彼なりの理由があったのです。この住宅は昭和36年頃に建設された「画期的な文化住宅」でした。そのとき父は28歳、母と結婚したばかりでわたしが生まれるのはまだまだ先のこと。母の実家の2階に夫婦で居候していたこともあり、出来立てホヤホヤの文化住宅の内覧会に出かけてみたそうです。そこはまるで夢のお城。通勤にも便利で、人気のスポット狸小路や丸井さんまで徒歩数分の距離です。「ここに住んでみたい」と思ったのはもちろんのことですが、お家賃が高くて手が出ません。コロナ360の新車を買うことができたのも家賃がタダで駐車場代もかかっていなかったから。諦めざるを得ませんでした。それから約50年の月日が流れ、とうとうその日がやってきたのです。新聞の折り込みをめくっていたら、かつて憧れたあの物件の入居者募集広告を見つけてしまったのです。そうなったらもう家族に相談する間もありません。父が憧れたURは、50年後レトロ好きのわたしがキュンキュンするステキな物件になっていました！12年後89歳になった父は、なだめすかしてようやく市内の介護施設に移ってくれることになりましたが、体力も気力もすっかり失われ、ダンボールひとつ片付けることもできなくなっていました。仕事の後毎日部屋の片づけに向かい、心の中で「これがパパの最後の引越しなんだ・・・。がんばらないと」と自分に言い聞かせたなぁ。荷物を全部出して何もなくなった部屋にお別れする父。この日何を思っていたのか・・・。エレベーターに乗ると、両手いっぱいに買い物袋を提げて大急ぎで部屋に向かった自分を思い出します。部屋の扉の裏は「鍵をかける」「外出時お水のペットボトルを持つ」「2番錠はかけない（助けが入れなくなるから）」と張り紙だらけだったっけ。何年も前から老朽化で壊すという話が出ていて、父が越した後の募集は止めているようでした。自分が住んだ部屋でもないのに、この建物を前にしたら懐かしく、できるならこのまま壊さないでほしいと思ってしまいます。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年11月10日

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  札幌人気スポット・紅葉ライトアップに行って来ました！

  この季節、札幌市民の間ではすっかり有名になった【北海道大学銀杏並木】。市民だけではなく、観光客にもおなじみになっているようです。先週末の土日は、大学構内北13条通りに面した銀杏並木がライトアップされるとあって、出かけることにしました。昨年主人と見に行って銀杏の黄金の輝きがとても美しかったので、今年はまだ見たことがないと言う友人をお誘いしました。18時に一斉にライトが点灯するとあって、その時間を目掛けて多くの人が北大の中に吸い込まれていきます。もちろんわたしたちもその波に乗って歩みを進めました。時間は17時50分。銀杏並木に沿って車の入場を堰き止めた道路は原宿さながらの大混雑。みんなスマートフォンを持って上を向くポーズで18時を待っています。このカウントダウンがちょっとワクワクします(*^-^*)そしていよいよ待ったライトオン！！「わぁ～」という歓声と同時にシャッター音があちらこちらから聞こえてきます。そして動画撮影でぐるりとからだを回す人たち。わたしたちも同じ動きになっています(*´▽｀*)写した写真を見てみたら確かに美しいのですが、色々なモードーにしてみてもどうも思ったようには写りません。やはり肉眼で見るのが一番美しいと感じます。最新のスマートフォンで写す若者も同じことを話しています。目で見ることに勝るものはないのでしょうか・・・。カメラの腕があればまだ話は変わるのかも知れませんね。そして先日出掛けたのは、今年からスタートした「中島公園紅葉ライトアップ」です。こちらは11月3日までの10日間の開催です。銀杏並木もさることながら同時開催しているグルメフェス「焼き芋テラス」が異常なくらいの大人気！終了時間前に完売するお店が続出です。焼き芋好きのまりもちゃんを連れてお散歩がてら出掛けたのですが、結局口には入りませんでした。ごめんね、まりも・・・菖蒲池に紅葉が逆さまに映る光景が見事で何度も写真を写しました。日本庭園の中のライトアップは赤が鮮やか！いつも静かな庭園もこの時ばかりは大混雑です。新しい紅葉ライトアップスポットの誕生は札幌市民にとってとても喜ばしいことですね。きっと秋の風物詩として定着していくことでしょう！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年11月04日

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  食欲の秋って言いますがちょっと食べ過ぎ(>_<)

  秋と言えば【食欲の秋】と言いますよね。年がら年中よく食べるわたしなので秋だから特に食欲がわくという感じではないのですが、この頃主人や友人を誘って出かける機会が多くなり、それに伴い美味しいものを食べることも多くなりました。札幌で大イベントの一つになったオータムフェストは2008年にスタートした北海道食の祭典。今年は9月6日から29日に渡り大通公園に多くの人を集めました。もちろんわたしも会社の仲良しさんをお誘いして行って来ましたよ！このイベントが始まるとテレビ局で特集が組まれ、人気が出そうなグルメを紹介します。事前にわたしが「これを食べに行く！」と決めたのは【SASARU×パティスリー・リーモ】の北海道スノーモンブランパフェ♡ある晴れた日の休日、江別にお出掛けした際には【旧町村農場】を見学したついでに旧町村邸の中にあるカフェ【SaLooN Machimura】でさっぱりとした口当たりなのにミルクの味が濃いソフトクリームを頂きました。今年は意外にソフ活が出来なかったなぁと思ってみたものの、写真を見る限りでは出先の要所要所で食べていたことが判明💦あはは、ちゃんと食べているじゃありませんか(*^-^*)そしてついに行けた【信ちゃんママ】！！インスタグラムでお友達になったオクサダ⚡デンキ (@okusadadenki)さまが行きつけのお店。いつもボリューミーなメニューに釘付けになっていたので、主人を誘って行きたいと思っていました。見て！見て！ミックスフライ定食は全16種類のフライの中から2品を自由に選べて750円。しかもドリンクとミニデザートが付いてくるんです。白石区にあるお店なので、オクサダ⚡デンキさまに教えてもらうまで知らなくて損していました。お隣の方がまんが盛りごはんを注文していてびっくりでした(*_*)そしてステキカフェにも行って来ましたよ～まずは言わずと知れた【喫茶　一粒の麦】開店時間には必ず並ぶことになりますが、行って満席だとがっかりするので多少並んでも開店時間に行くことが多いです。【茶菓 稜線】も落ち着いた雰囲気でお気に入りのお店。18時半に閉店してしまうので、会社が終わった後に車で駆け付けました。今回は季節限定の「スィートポテトセット」とほうじ茶ミルクティを頂きましたよ。【コーヒーギャラリークレメント】の60年以上伝わる英国風黒カレーを主人にも食べてもらいたかったので出かけてきました。大盛サラダとお味噌汁にミニデザートが付いてくるランチがとってもお得です。限定のまるごとかぼちゃのチーズケーキを食べることができました。このケーキを食べた方だけお化けかぼちゃの目方でドンクイズに参加！主人と相談して26.4キロ予想にしてみましたが・・・残念ながらピタリ賞ではなかったみたい(>_

  2024年10月27日

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  昭和の商店建築ふせ商店で買い物してね！

  増え続けるモアイ像があることですっかり観光地のようになってしまった真駒内滝野霊園を越して341号線（真駒内御料札幌線）沿いをちょっとだけ進んだところに札幌ではほとんど見ることがなくなった木造商店建築物が残っています。しかもいまだ営業中(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡10年前、20年前、いやいや30年前に見た姿が、そのままの形で令和6年現在でも見ることができるなんて奇跡です。この場所は用事がないとなかなか通らないところなので、通るたびに気にはなっていたのですが素通りしてしまうことばかり・・・そこで「今度のお墓参りのあとに是非行ってみたい！」と主人に提案し実行したのが9月末のことでした。その日はお天気も良く、夏から秋にかけて駐車場の一部を使った恒例の野菜販売のテントも出ていて、足を止める常連客もチラホラいらっしゃいます。いや～車を止めて近場で建物を眺めると思わず感嘆の声が漏れてしまいます。このような商店、子供の頃よく見かけたものです。あれは昭和40年代から50年代にかけてのことだったので約50年前のことになります。この商店の歴史を調べてみたところ建物は昭和23年に建築されたそうです。つまり76年もこの場所に建っているのです。木造の場合30年～35年、コンクリートは50年ほどで建て替えるのが普通になってしまっている使い捨て文化？が常識の札幌・・・。どんな歴史的価値があっても、保存運動が起ころうとも、ほとんどの場合解体されてしまうのが常である札幌・・・。お年を召したご店主がご夫婦で営んでいる個人商店だからなのか、この建物は76年この地に健在なのです。道路を挟んで真向かいに立ち建物全景を眺めると、周りが雑木に囲まれているからか、まるでそこだけ昭和中期の世界。小学校に入ったばかりの自分になっていないか、鏡を見て確かめたくなるくらいです。その日は野菜のほかに、お店に入ってお酒を物色することにしました。なんと主人が好きな高知のお酒【酔鯨】の一升瓶が3本並んでいます。これは買わないと！！お酒を選んでいるとおかみさんが「あら？どこかで見たことありますよ・・・小説家か写真家？じゃなかったかしら？」と主人に声をかけてくれました。「文筆の方で・・・」と名刺を渡すことに。「あら～やっぱり！そうそう知ってますよ！！お父さん、お父さん有名な方がいま来てるよ」と奥で休んでいたご店主さんに声を張り上げてくれます。買物を終えて車まで歩いているとまたもや「ちょっとちょっと今ね、有名な作家さんが来てくれたの！」と野菜を買いに来た近所の方にまでお知らせしてくれたようで、野菜と一升瓶を抱えていそいそと車に乗り込むのでした。こういう時ってなんか嬉しいようで恥ずかしいようで不思議な気持ちになります。主人も少し恥ずかしそう(#^.^#)おかみさんに建物のことを聞いた時「最近たくさんの方が写真を撮りにくるんだけど、建物が先かわたしらが先かってね～」と笑いながら話をしてくれました。お二人ともお身体を大切に！また買い物に行きますね。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年10月18日

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  最近の外食は蕎麦三昧

  新型コロナが「5類感染症」に移行したことで1日あたりの感染者数が把握できなくなって、どのくらい流行しているか実感しにくくなりました。主人は外食をするかしないかの判断材料として【下水サーベイランス】の数値を見ています。これは下水内のウイルスを測定することで、おおよその感染者数がわかるという仕組み。一部の自治体で公表している下水サーベイランス。ありがたいことに札幌市は、公表している自治体のひとつなんです。夏場に急上昇した感染者数が少し下火になって来たこの頃。外食したい気分がうずうず(#^.^#)そこで久しぶりに主人と一緒に外食をしてきました！主人が「外食」と言ったら、それはほぼ【お蕎麦を食べに行くこと】となります。わたしもお蕎麦が大好き！！しかし、主人のように蕎麦は【もり】のみ、というわけではなく種ものの方が好きかもしれないので本当の蕎麦好きとは一線を画すかも知れません。最近インスタグラムを通じてお知り合いになった南区砥山の隠れ家のようなお店【そば小屋八剣庵】さん。いままでなんで知らなかったの？と後悔するほど良いお店でした。お蕎麦はもちろんのこと、ご店主のお嬢様がつくる気まぐれデザートがどれも美味しくて、蕎麦だけでなくお菓子目当てのお客様も多そうです。土日のみ11時から15時までの営業で、冬期は閉めると言うなかなかのハードル。予約必須というのもうなずけます。旭川にキャンプに出掛けた際も美味しいお蕎麦を食べてきました！行こう！と決めていたお店がお休み・・・次に選んだお店もやっていなくて蕎麦難民になりかかったところに見つけたお店。【備忠】は入ったときに「ここは正解かも」という勘が働きました。「いらっしゃいませ」のおかみの声がけも声音がとても心地が良いのです。でてきたもりを見て「あぁ、いいね」と呟き、数本の蕎麦をたくしすする主人を見て、やはり正解だったのだと分かるわたし。三軒目の正直となって良かった～【備忠】は、また行きたいお店になりました。そしてもう一軒は言わずと知れた南区石山の【正直庵】です。逍遥館から行くには「さーて出かけるとするか」という感じの距離にありますが、それでも通いたくなるお店です。主人に連れられて最初に入った時、メニューに天ぷらが無くて「？？？、そういうお蕎麦屋さんもあるのか・・・」と思ったほど蕎麦通とは程遠いわたしでしたが、美味しいお蕎麦屋さんに連れて行ってもらうことが増えていくと、本来の蕎麦のうまさというものがほんの少し分かるようになった・・・・気がします(^^♪｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年10月13日

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  大人気！支笏湖・美笛野営場でキャンプ

  あれはいつのことだったのか・・・定かではないけど多分30年位前に手短なキャンプ地としてよく利用していた美笛野営地。昨今のキャンプブームで全国的に名を馳せたおかげで、最も予約が取れない超人気キャンプ場となっていました。どんなもんか行ってみようと思った昨年はすでに遅し・・・。全く空きがありませんでした。そこで今年はリベンジと、2か月前に有休を取って週の中日に予約を入れることに成功！その日も残りの枠は1つ・・・あとはお天気だけ。どうか晴れてくれますように(>_<)キャンプ場は全面フリーサイトとなっているため、特に人気のレイクサイドにテントを張るには予約をしているとはいえ並ぶことになります。並ぶことが嫌いなわたしたち夫婦は、自分たちの時間で行動し、思った通り並ばずにキャンプ場に入り、当然の如くレイクサイドではない場所に居場所を構えることになりました。それでもいいんです！（川平慈英のようにね）だって願った通りのお天気になったから(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡思い通りにならなかったのは、35年前に買ったワンタッチテントに不具合が出て設営に小一時間も掛かったのにあきらめざる得追えなかったこと。まぁ、車中泊も暖かくていいもんです。1時間もロスになったおかげで夕飯の準備に主人は大急ぎ。わたしはというと・・・まりもちゃんと美しく染まる支笏湖の景色を見ながらのお散歩。主人が作ってくれたシチュウも美味しかった～あぁ～来てよかったね(^O^)予約を取った日がお天気に恵まれる確率はどのくらいなのだろう？これは奇跡的なことだったのかなぁ？そんなことを考えながら就寝。翌日も良く晴れていたので洞爺湖まで足を延ばし、前から見てみたかった湖底線路も見ることができました。お天気に感謝の支笏湖キャンプでした。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年10月08日

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  同級生との再会

  中・高一緒に過ごした友人Yちゃんから突然のメール！！前回会ったときから随分と経っていたので「何かあったのか」と心配が先に来てしまうお年頃((+_+))そんな一瞬の心配は杞憂に過ぎず、久しぶりに会おうという嬉しいお誘いでした。「ランチとお茶とどっちにする？」という質問に「時間が許すならどっちも！」という返事にわくわくするわたし。どこに連れて行こうかなぁ～(*´▽｀*)約束した日、ランチに選んだお店はお蕎麦の名店【正直庵】Yちゃんもお蕎麦が好きだと事前にリサーチしていたので決めました。ここは蕎麦好き主人のおすすめのお店。我が家から少し離れているので、お墓参りの際に寄るのが楽しみなんです。開店の15分前に到着して車の中で待っていると、5分も早く中に案内してくれました。おもてなしの精神を感じます。席に着くとすぐに次々とお客様が訪れて、注文の品が運ばれてきたころには席が埋まりつつあります。Yちゃんは中心部から離れたお店にお客様が続々と来ることに驚いたみたいです。そして出されたお蕎麦ももちろんとても美味しくて喜んでもらえました。連れてきた甲斐があります。大人しくお蕎麦をすすった後は、楽しみにしていたカフェに移動しました。年季の入った女子もおしゃべりが大好きですから！ここは大好きな喫茶【つばらつばらクラシック】があったところ。いまは【茶菓 稜線】というお店になりました。つばらさんの好きな方が訪れても納得できる良いお店です。Yちゃんは普段あまりお出掛けをしないようで、藻岩山山麓の坂道の途中にひっそりと立つカフェがこんなにも素敵な佇まいであることにとても感心したようです。何度も「美味しいね！素敵だね！」と言ってくれて、自分のお店でもないのに嬉しくなりました。食べ終わってすぐに別れるのが何だか寂しくて、旭山記念公園まで足を延ばすことにしました。その日はとても晴れていて札幌の上空はきれいなブルー。公園を散策するのが好きだと言っていたので、少し中を歩いてみることにしました。日差しがきついくらいの快晴で、木陰になるベンチを探して休憩です。会わない間に、Yちゃんのふたりのお子さんはそれぞれ伴侶を見つけていて、いまは夫婦だけの生活になっていました。よくよく考えてみたらコロナ全盛期の4年を挟んで5年は会っていなかったことになります。そんなに時間が開いたのによく思い出してくれたなぁと今更ながらに感激。転勤で引越しが多かったYちゃん一家。昔住んでいた社宅を通ってから駅まで送ることにしました。「え～うそ！懐かしい・・・この辺り、記憶と随分変わっている」連れて来て良かった！「どの部屋だった？」「一番奥の3階だよ、あそこの部屋」「近くに寄って写真撮ろうか」「ダメだよ、今は関係者じゃないから」「そっか・・・じゃ道路から撮るからご主人に見せてあげてよ」「Kらしいね！昔と変わんない」そんな無邪気な会話を楽しんだあとは駅まで送って、手を振りながらお別れをしました。今日はありがとう。次はいつ会えるかな・・・これからはもう少し間を置かずに会いたいね。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年10月02日

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  2024夏休みの思い出⑤～旅の終わりはジンギスカン・富良野ひつじの丘ジンギスカンにて

  2日目の宿を探すときに驚いたのが、すっかり富良野近辺のホテル事情が変わっていたことです。ニセコに続き富良野の人気が上昇していることは聞いていましたが、外国人受けするとこういうことになってしまうのか・・・というほど様々なものが値上がりしていました。地元で商売する方には大変嬉しいことなのかもしれませんが、道民としてちょっと温泉に行こうか、昔訪れたあの街に行ってみようかなどと軽い気持ちで宿探しをしたら「えっ、こんなに高い旅館だったっけ？」と驚くことになります。今夜のお宿【森の雫RIN】は聞いたことがない名前でしたが調べてみると大雪山白金観光ホテルが前身で、リフォームはしているとのことですが基本観光ホテル時代の施設を利用しているため料金はほどほど。ここは温泉がとても良いのに馬鹿高くないので助かりました。夕飯は外でとることにしたわたしたち。この辺りたくさん飲食店があるわけでなく、ホテルでいただくのが常識のようでした。高めのレストランは当然の如く除き、唯我独尊のような行列店も除き、静かに食事ができるお店を探すとなればかなり限られてしまいます。早めに予約の電話を入れて向かったお店は【イタリアンカフェ　アベーテ】美瑛の中心部に近い住宅地にあるお店でした。シンボルツリーのもみの木からとった店名だそうです。テーブル席が二つとカウンター席に分かれた小さな空間は、とても静かで今夜にふさわしい理想のお店でした。自家製酵母生地を使った石窯ピザと全粒粉の手打ちパスタをアルデンテでいただきました。ワインが飲めないのが重ね重ね残念です。宿に帰ってホテル自慢の天然温泉にゆったりと浸かり、旅の疲れを落としました。Sちゃんはかなりお疲れで温泉も早々に切り上げ部屋でうたたね。若いときは「せっかく旅行に来たのに何寝てんの」と憤慨するところでしたが、いまはそんな気持ちには全くなりません。こうして無防備に眠る姿を見ると「日頃どんなに疲れているのか・・・それなのに遠い北海道まで会いに来てくれてありがたい」という気持ちになります。36年の付き合いは、家族をいとおしむような気持にさせてくれるのでしょうか。明日も美味しいところに連れて行くからね。次の朝、とうとう雨になりました。雨の露天風呂のすばらしいこと。お風呂のクローズしたあとに写真を撮らせていただきました。朝食の後チェックアウト時間ギリギリまで部屋でゆっくり過ごし、ホテルから歩いて2分の景勝地【白髭の滝】を見に行きました。そのころには雨はあがり、滝の勢いも良い感じで白髭感増し増しの写真を撮ることができて、又しても旅の神様に感謝です。少し早いのですが、これまた超が付く人気店でランチをするために急いで車に乗り込むわたしたち。食べるための労力は惜しみません。今回も開店10分前に到着です。絶景レストラン【富良野ジンギスカンひつじの丘本店】ここは主人と何度か来ていて、どうしてもSちゃんを案内したかったお店のひとつでした。月曜だったので順番は2番目、好きな席を選ぶことに成功しました。サフォーク・ミルクラム・ホワイトラムの3種類を食べ比べします。追加は主人オススメのミルクラム。生後3か月の子羊で、なかなかおいているお店がない希少なお肉です。旅の終わりに北海道らしい景色を見ながら、Sちゃんにジンギスカンを食べてもらうことができました。最後の最後に【カンパーナ六花亭】に寄り道して限定のデザートで締めくくり札幌を目指しました。長旅お疲れ様でした(‘◇’)ゞ今回の旅もドライブ中はずーっとおしゃべり・・・話す内容は定年のことも含めむかしと随分変わっていましたが、横須賀と札幌の距離を縮めることが今後の絶対条件。これはむかしもいまも変わりません。みそ汁の冷めない距離で暮らすことができたら最高にしあわせだよね。恒例の空港ソフトクリームを食べてお別れです。また笑顔で一諸に過ごそう！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年09月26日

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  2024夏休みの思い出④～美瑛青い池・四季彩の丘はきれいでした！

  旅はお天気次第ですね。特に景勝地巡りは青空に限ります。Sちゃんが来る1週間前からお天気情報をずーっと見ていましたが、どうしてそうなるの（欽ちゃん風にね(^_-)）というくらい雨マークが連続していました。ところがところが雨が降ったのは千歳に到着したその時くらいで、旅に出た日からお天気が急に良い方向に変わりました。この日も晴れるのは14時くらいまでの予報だったので、ラーメンを食べた後大急ぎで【青い池】を目指したのですが・・・何ということでしょう（劇的ビフォーアフター風にね(^_-)）ありがたいことにこの先も空が晴れ渡り美瑛の美しい景色を心行くまで味わうことができました。Sちゃんは【青い池】の存在を知らなかったので、コバルトブルーに輝く湖面に驚いたみたい！連れてきた甲斐があります。楽しみにしていた青い池ソフトクリーム昨年に続きこのソフトクリームを食べることを楽しみにしていたわたしですが、どうして食べる場所をもっと整備しないのか不思議でなりません。とにかくすごい人気の景勝地だというのに基本お店の周りでの立ち食いになります。若干椅子とテーブルの用意はありますが、屋根やテントがあるわけではなく直射日光をモロに浴びます。青い池に観光客が押し寄せる夏場、ソフトクリームが一番売れるこの季節にこの環境下で食べるのは過酷と言えます。あっという間にクリームが溶け出すのでみなさん食べるのに必死です。おまけに少し建物の影になるところがありますが、トイレの真横なので公衆便所の臭気が駄々洩れなのです。駐車場代を取るようになったのですから、もう少し観光客へのおもてなしを考えてはいかがでしょうか。と言ってはいますが、【青い池】のすばらしさに感動したわたしたちは、次の景勝地に向かいました。美瑛の丘に点在する木は名前が付けられ人気の撮影スポットになっています。一番有名なのは【ケンとメリーの木】なのかなぁ。それとも【セブンスターの木】、やはり【クリスマスツリーの木】でしょうか。【ケンとメリーの木】に関して言えば、由来となったスカイラインのコマーシャルを知らない世代、外国人にまで存在は知れ渡っているのですからすごいですよね。コマーシャルが放映されていたのは1972年。わたしさえ「なんとなくわかるようなわからないような」というくらい昔のこと。このポプラ自体は樹齢100年近いそうです。天然記念物でもない木を大勢の人が見に行くという不思議な現象が美瑛には存在します。コマーシャルで使われなくても、ふと目にしたときに思わずカメラを向けてしまう景色であることは間違いありません。こんな大自然の景色と同じく人気があるのは観光農園【展望花畑・四季彩の丘】です。丘陵に色分けした花が植えられた光景は、まさに美瑛！わたしたちが行ったのは日曜日だったからなのか、ものすごい観光客の数でした。のんびりと花の写真を撮るというより、花畑の間の道を走り回るトタクターバスとレンタルバギーやレンタルカートに接触しないように右往左往。いやはや忙しないったらありゃしない。とりあえず美しい写真を撮ることができたので良かったのですが、大声の外国語が飛び交い、自分たちが楽しければそれでよいという感じに見受けられる行動の数々。正直疲れてしまい、さっさと出ることにしました。きっとラベンダーの季節の方がもっとすごいことになっているのでしょうね。勉強になりました。次にちょっと迷いながら到着した【十勝岳展望台】は先程の喧騒は何だったのか？というくらい観光客がいなくて逆にびっくり。岩が転がる山肌を転ばないように上って行くと、はるか山々を見渡せる素晴らしい眺望が待っていました。空気まで違って感じます。360度ぐるり景色を楽しむことができました。やはり美瑛は美しいところです。Sちゃんを連れてくることができてよかった！今夜のお宿は【森の雫RIN（旧大雪山白金観光ホテル）です。次回、旅はいよいよ最後です。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年09月22日

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  2024夏休みの思い出③～旭山動物園と旭川ラーメンも食べに行ったよ！

  やっぱり【旭川OMO】を選んで良かったと思った点は、地下大浴場が思った以上に寛げたということ。深い湯舟やサウナも良かったのですが、お風呂上がりの休憩処が広く、ヘルシードリンクにアイスキャンデーの用意もあって驚きました。朝食も吹き抜けの大きくて明るい空間でいただけたこと、味だけではなく見た目にも美しい料理が並んでいて楽しい食事になりました。OMOは「ホテルが建つ街全体を楽しんでもらう」というコンセプトを掲げていて「OMOレンジャー」という街のコンシェルジュのようなスタッフがいます。今回わたしは旭川ラーメンでどこを選んだらよいか迷っていることを相談してみました。もちろんどのお店も美味しいと言うに決まっていますが、地元で暮らすあなたが行くお店を教えてほしいと聞いてみたのです。スタッフさんの答えは「らーめん天金」でした。濃いあぶらのスープが好きな方は「蜂屋」が良いかな？とも言われましたが、Sちゃんはそれよりあっさりを好むと言ったので「天金」に決まりました。「OMOレンジャー、ありがとう！」これでチェックアウトのあとのスケジュールがはっきりしました。「天金」は人気店なので開店には人が並ぶはずです。まず「旭山動物園」に行ってから11時の開店より早めに「天金」に行くこととしました。さぁ、まずは動物園の開場時間を目掛けて出発です。そんなに混んでいなくて助かりましたが、朝イチは動物たちがあまり動かない時間なので、旭山動物園自慢の「行動展示」がイマイチだったのがとても残念。どうもわたしたちにはラーメンの方がお似合いみたいで・・・開店10分前に「らーめん天金」に到着したら駐車場の空きもあるし、並ぶことにはなりましたが1順目に着席できて念願の旭川ラーメンを食べることができました！今日も幸先が良いみたい(*^^)v天気も上々、青空の内に景勝地美瑛に向かうとしましょう！次は旅の二日目、美瑛の美しい景色を堪能の巻！！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年09月16日

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  2024夏休みの思い出②～旭川OMOに宿泊！「独酌三四郎」「はれて屋台村」のハシゴだよ

  1日目の昼食は、思い通りの場所で思い通りの時間に思い通りの【うに】を食べることができたわたしたち！お天気はイマイチ予報でしたが車を走らせているうちに改善の兆しが見えてきて北竜町のひまわり畑に寄り道したころには快晴になっていました。Sちゃんは晴れ女なのかも(^^♪ひまわりはすっかり頭を垂れて残念な姿になっていましたがそんなことは気にしない気にしない。空が青いだけで気分は上々、旭川まではもう少しです。旭川に入って向かった先は【三浦綾子文学記念館】です。読書好きのSちゃんはとても興味を示してくれました。代表作「氷点」はやはり読んでいましたね。随分前に読んだというのにストーリーを言えるところがこの作品の偉大なところ。記念館を囲む森がとてもすてきです。今夜のお宿は【星野リゾート旭川OMO】1度宿泊したことがあったので、今回初の旭川を旅するSちゃんにおもてなしたっぷりのOMOを選びました。このホテルは旭山動物園に行く宿泊客が多いからなのか、動物のぬいぐるみがたくさん飾られていて子供たちを喜ばせる工夫があちこちにあります。ウエルカムドリンクのとうきび茶が、フロント傍の壁の蛇口から出ることにSちゃんびっくり！！そうそう、きっと驚いてくれるだろうと思っていました(*^-^*)わたしはソフトクリームがフリーでいただけることに感激(⋈◍＞◡＜◍)子供みたいですみません・・・チェックインを済ませて向かった先は【珈琲亭ちろる】。三浦綾子さんの小説にも出てくるお店で有名なのですが、わたしには縁がないお店らしく前回は定休日で今回はラストオーダーと同時に入店・・・コーヒーはテイクアウトになってしまいました。それでも店内の写真は撮影させていただけました。今夜の夕食は「孤独のグルメ・旭川編」のロケ地にもなった【独酌三四郎】に決めていました。大変な人気店なので開店前にお店の前にスタンバイ。「ご予約は？」と聞かれ「していません・・・」とドキドキしながら返答しましたら、「では1時間だけになりますがよろしいですか？」と言われました。「ハイ！お願いします。よかった～入れるよ」旭川と言えば新子焼！五郎さんも食べていましたね。厚焼き玉子とおかみ手作りの甘酢らっきょう、にしんの焼き物も頼みました。1時間とは言え大満足の夕食になりました。空はまだ明るく、駅前の平和通買物公園をブラブラと散策。【独酌三四郎】を選んでおきながらほとんど下戸なわたしたちなのですが、もう少し寄り道したい気分です。こんなとき吞兵衛でないのが本当に残念(>_

  2024年09月12日

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  2024夏休みの思い出①～旅の始まりはうにを食らう

  毎年5月になると第二の故郷札幌に里帰りする友人Sちゃんとの楽しい夏休みの行程を考えはじめるわたし。いつもは1泊2日の旅でしたので、行けるところは限られていました。でも今年はいつもより少し長く北海道に滞在できると聞いてわくわくが止まりません！色々と考えた末、旭川方面と帯広方面の二択に絞り7月に入って旭川に決定！！あとは毎日カレンダーとにらめっこ(*^-^*)「あと1週間だね～」というメールをもらい、同じことを考えてくれていたことが嬉しくて仕方がありませんでした。そして待ちに待った二人の夏休みがスタート！この季節ならではのおもてなしとして【うに】を食べに行くのが慣わしとなっていて、今年も例外なく旅の途中で立ち寄りました。人気店の行列をしり目に目的のお店に到着です。駐車場に車は1台。並んでいる様子はありません。「これは奇跡的にすんなり入店できるパターンか！」と心は逸ります。やはりお店には男性客が一人だけしかおりません。「手、消毒してからね」と女性の声が厨房から聞こえました。言われなくてももちろんですよ～と声には出さず消毒してから席に座ります。お店はおかみさん一人で切り盛りしているらしく先客の用意で忙しそうです。ムムッ、まな板の上の巨大な豚肉の固まりは・・・。あの御仁はうに丼をたのんでいないのか？壁にはメニューが並び「メニューは写真を撮らないで」とも書かれていました。うに丼は仕入が変動するためか値段のところに本日の価格が貼られています。「安い！！」積丹方面の人気店の半額といってもいいじゃないですか。「うに丼ふたつお願いします」と厨房に声掛けし、Sちゃんと目だけ忙しなく動かし店内を観察しながら出来上がりを待ちます。途中、男性客が二人入って来て席に着く瞬間「手、消毒して」と言われ、慌てて入口に戻って行きました。わたしたちは「手を消毒してから席に着かなくちゃダメダメ」と心の中で呟きニヤリ。さてこのお二人は絶対うにでしょと様子をうかがっていると全くうにに反応していません。男性1「どうする？フライ定食にしようかなぁ・・・うん、ミックスフライで決まり！」男性2「あぁいいね。おれもミックスフライ定食。すいません、ミックスフライ二つで！」おかみ「はいよ」そうきたか！！と見開いた目で再び見つめ合うわたしたち。そうこうしていると意外にも先客より先にわたしたちのうに丼が運ばれてきました。「醤油はこっちを使って」と、うに用の醤油がテーブルに置かれました。おかみさんはかなりぶっきら棒で、北海道の年配者が営むお店あるあるに該当します。見た目は盛り方がちょっと雑ではありますが民宿の手料理のようで旅情すら感じます。なによりうにがたっぷりとのったどんぶりの前では全く気になりません。シーンとした店内、無言でうにを頬張り「美味しい～」と初めて言葉を口に出し微笑むわたしたち。その後ろを通りながら「トンカツ定食大盛り、おまちどう」とおかみさんがお盆を運んで行きました。同時にどんぶりから目を上げて見つめ合うわたしたちは当然心の中で「うにではなくトンカツ・・・しかも大盛り。うちら先にいただいちゃってごめんなさいね」と思ったのは一瞬のこと。再び目線はどんぶりの中のうにに戻りました。会計時おかみさんはミックスフライの調理に集中しており「丁度ならそこに置いておいて」と振り向きもせず言いました。いいよいいよ、わたしたち大満足ですから。「ごちそうさまでした」とお店を後にしましたが、「揚げ物3対うに2かぁ。このあと対局はどうなっていくのか・・・続きが気になる」と見つめる海は灰色で、白く高い波しぶきが砂浜を駆け上がり、勢いよく去っていくのでした。【完】ではなく、続く(^^♪次はＳちゃん初めての旭川です！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年09月08日

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  西屯田通りにJiminy's Coffee & Milkがオープンしました！

  逍遥館の近くにある西屯田通りという商店街。「はたして商店街と呼んでいいのか？」というほど開いている店舗が少なくなってしまった通りですが、わたしが移り住んだ1999年の西屯田通りはもう少し賑わっていたように思います。とは言ってもその頃のわたしは仕事も忙しく商店街をぶらぶら歩くということもないまま時は流れ、気が付いた時にはいまの閑散とした通りになっていました。通りを歩行者天国にして開催した夏祭り・・・。こんなに住んでいる人がいるのかと驚くほど大盛況だったけど、それもいつの間にかやらなくなっていましたね。昔ながらの床屋さんや大好きな喫茶店「ばるびぞん」、ラーメン店「てつや」の本店、常にお客さんがいる「しげぱん」などもあり、完全なるシャッター街ではありません。それでも新しいお店ができることは稀も稀。そんな通りに8月1日「Jiminy's Coffee & Milk」がオープンしました！もともとは東京根津駅近く不忍通りで営業されていたそうですが今回はマスターの故郷札幌での再スタートとのことです。逍遥館の看板犬まりもちゃんとの朝んぽのとき、「あれ？サンドイッチのお店・・・変わった？」と足が止まったら・・・かわいいジャックラッセルテリアがお店から覗いているではありませんか！まりもも挨拶したくてたまりません。「今日はお金持ってこなかったからダメだよ」と言い聞かせ、次の日いそいそと出向いてみました。朝8時から開いているのはこの辺りではとても珍しいですね。まりもに大興奮の看板犬ジミニーくんともようやくご挨拶ができました！今朝はコーヒーを煎れてもらう時間がなくてオススメの特濃牛乳を買うことにしました。函館の山川牧場の低温殺菌ノンホモ牛乳です。より生乳に近い風味が楽しめる牛乳とのことで、ボトルの上に濃い脂肪が浮いているので飲む前によく振ると良いそうです。8時から11時のモーニング時間は販売しているパンをひとつサービスしてくれます。そしてそして、土曜日の午後再び入店！時間に余裕があるときにマスターの話を聴いてからコーヒーを買いたかったわたし。いよいよコーヒーを買いますよ～いつも飲んでいるのは東ティモールで好みはハイローストと説明して選んでいただいた三種類。無農薬栽培ペルーG1イルガチェフェG1/イディドアナエロビック/ハニープロセスこれは飲み比べるしかありません。「全部ください！」ペーパー用に挽いてもらい急いで帰宅、早速ペルーG1から飲んでみました。なるほどとてもやさしい味でわたしの好みに近いと思いました。次にいただいたイルガチェフェG1はもっと好みの味ですが、ペルーより若干酸味があります。それにしても少しの会話で選んでいただいたというのに外れがありません。残るはアナエロビック。記載に華やかな香り、クリーンカップが持ち味とのこと。口に含んだ際にそのコーヒーの美味しさを邪魔するものがない、風味に欠点がないことを意味します。さて、どれが一番好みに合うのか最後のアナエロビックを飲んでから、またマスターと話しをしに行きましょう。近所にすてきなスペシャリティコーヒーのテイクアウト専門店が出来てとても嬉しいです。コーヒー好きのみなさん！ぜひJiminy's Coffee & Milkに足を運んでくださいね。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年08月28日

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  もじゃ好きって結構いますよね

  わたしはもじゃが好きです。もじゃに憧れていると言ってもいいかも。インスタグラムに時々もじゃ写真をあげると「わたしももじゃが好きです！」という方がいらっしゃるので、もじゃに惹かれる方は意外と多いのかも知れません。この「もじゃ」とは外壁を蔦が覆う様をいいます。逍遥館も建物に向かって左側のもじゃ化を計画して数年が経ちました。くすんだ緑の壁と夏蔦の濃い緑のコントラストが美しいのではないかと思うからです。全体をもじゃにするつもりはないので、この先は繁殖をコントロールする必要があるかも知れませんね。この季節散歩に出るともじゃが気になって仕方がありません。店舗もじゃ、住宅もじゃに自然と目が行きます。ある意味管理されているもじゃはその方の趣味が反映されているので参考になったりします。逍遥館を建てる計画時に相談に伺った「赤坂慎一郎アトリエ」は、1階2階と飲食店が入っていてもじゃも育成中に見えます。思わず立ち止まって見入ってしまう建物です。近所の気になる古民家はどの季節に見に行ってもその姿にほれぼれとしてしまうのですが、今は完全なるもじゃとなっています。まるで森の中に佇み生息している気配をすべて消し去っているように見えます。緑の奥にちょこっとだけ見える窓のなんと素敵なこと！医大の看護学校生宿舎は、一見廃墟にも見えますがちゃんと利用されているみたいです。かなり古くて夜間は怖い感じがしますが、それもまたある種の趣き♡ここのもじゃはもう管理するのをやめているように見えますね。あと少しで建物を覆いつくす勢いです。逍遥館から20分ほど歩く圏内には廃墟も結構存在します。いま問題になっている戸建住宅の空き家です。一番近い空き家も、昨年と今年でもじゃ化がかなり進みました。ここを通るたびに背の高いやせ型だった優しい奥さんを思い出します。亡くなられてずいぶんと経ちますが、奥さんがこの状態を見たら悲しむなぁなどと思って見ちゃいます。このお家もこのお家もこのお家もどんな方が暮らしていたのかなぁ。廃墟のもじゃはとても美しく感じると同時に、そこに生きる人を失った後に自然繁殖しながら過去を包み隠していくようで怖いとも思うのでした。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年08月18日

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  室蘭ご贔屓カフェにお出掛け

  約19年前に3か月ほど室蘭プリンスホテルに宿泊しながら仕事に行っていたことがあります。新規開店するお店の立上げ作業だったので半分はホテルに寝に帰るだけの生活でした。そのため室蘭を堪能することもなく過ごしたのですが、ホテルの近所に素敵な喫茶店を見つけました。レンガ造りで窓の形が半円形でなかなか見かけない瀟洒な佇まい、名前は【英国館】といいます。中に入ると重厚な雰囲気もあり、建設に費用がかかったことが伺えます。すっかり気に入ったわたしは仕事の合間にランチ利用したり、職場の帰りに珈琲を飲んだりしました。とは言っても3か月の間のことなので5.6回入った程度なのだと思います。それでも印象に残るお店でした。昨年「Mother」という日テレのドラマの再放送を見る機会がありました。放映されてから13年も経ったドラマです。そのドラマは室蘭が最初の舞台となっていました。懐かしい気持ちで見続けると、あの英国館が大切なシーンで登場したのです。天才子役と言われる前の芦田愛菜ちゃん（当時5歳くらい）が先生役の松雪泰子さんを見つけるシーンで、半円形の窓ガラスの向こうから喫茶店を覗き込むカットが映し出されました。もうそこからは画面に釘付けです。とても重たいストーリーで、特に室蘭では愛菜ちゃん演じる少女がひどい扱いを受けるシーンがたくさんあり涙なくしては見られませんでした。それでも少女が英国館でクリームソーダを飲むシーンは微笑ましい記憶になっています。今回室蘭に出かける機会があり、久しぶりに英国館を訪ねることができました。注文したのはもちろんクリームソーダです。ママさんがうっかりアイスクリームをひっくり返してしまい残念な形状になってしまいましたが、きれいなメロンソーダは飛び切り甘くてまたあのドラマの少女のけなげな姿を思い出させてくれました。撮影当時とテーブルの向きが変わってしまっていたので、愛菜ちゃんがのぞいた窓はわたしの背中側になってしまいました。そしてその翌日出かけたカフェは宮越屋の中で一番の景色を見せてくれる【宮越屋珈琲 MUTEKIROU】です。いつもカウンターに座って大きな窓から海を見るのが好きなのですが、今回は違う席に座ってみることにしました。とにかくガラス張りの店内は、どこに座っても海が見えます。白鳥大橋を眺める席が人気なのでしょうが、2日続けて白鳥大橋を臨むRVパークに泊ったので、反対側の席にしました。こちらはカウンター席とほぼ同じ景色を眺めることができます。主人と来るのは2回目。パンを注文したのは初めてです。チーズトーストとビーフサンドを半分ずついただきました。それにしてもここにソーダ水がないのがとても残念です。ユーミンの曲で「海を見ていた午後」にある「ソーダ水の中を貨物船が通る、小さな泡も恋の様に消えていった」という歌詞・・・。この店なら同じシーンを味わうことができるはず！という夢想が膨らむ素晴らしいお店なのです。室蘭を訪れた際には是非行ってみてください！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年08月11日

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  今年も行ったよ、潮まつりだ！どんどこざぶん

  先週末、第58回おたる潮まつりが開催されました。昨年は半日休暇を取って金曜の午後からふれこみを撮りに向かいましたが、今年は土曜日のねりこみを見に小樽に出陣です！ねりこみの先頭で踊る【潮コンシェルジュ】を撮影することが大きな目的(⋈◍＞◡＜◍)。ミス小樽という名称から潮コンシェルジュになったことは昨年知って驚きつつも時代の流れを感じましたが、もう今年となればその名称に違和感はありません。さて今年はどんな方が選ばれたのでしょう。早く元気な踊りを見たいものです。少し遅れをとったので、ねりこみの先頭集団を追って坂を急ぎ足で下りました。たくさんのカメラマンが同じく潮コンシェルジュの踊りを狙って走り回っています。おばさんも負けてはいません(*^-^*)いたいた！！激写☆激写☆更に近距離で激写☆浴衣姿で長い距離、笑顔を絶やさず踊り続ける一生懸命な姿は、年々寂しくなる小樽の町に活気を呼び起こし、多くの人の笑顔を生み出します。踊りの列に続く町の重鎮の方々、小樽の町内の方々、学校単位で参加している子供たち、みんな暑い中、三波春夫の潮おんどの歌声にのって自慢の踊りを見せてくれます。札幌生まれで札幌育ちのわたしには、その町に暮らす人々みんなが踊りながら練り歩くといった祭りを経験したことがありません。札幌と言ったらよさこい祭りを想像するかも知れませんが、それは全然別物・・・。小樽の町には、夏の潮まつりと冬の雪あかりの路という、その町に暮らす人たち手作りの素敵なお祭りが存在します。海も山もあってほどよい大きさの小樽の町は、札幌にはない魅力がたくさん存在しているように思えます。踊りの列が運河を超えて観光駐車場に作られた舞台に向かって流れて行ったのを見送ってから、大好きな旧手宮線の線路に向かいました。お祭りに合わせて開催されている【がらす市】を見るためにです。線路沿いにがらす細工を売るお店が並んでします。ちりちりちりりんがらす風鈴のかわいい音色が聞こえています。ちりちりちりりんまだ8月が残っているというのに、もう夏が終わりに近づいているように感じます。さてまた通りに戻って後続の踊りを見に行きましょう。潮まつりだ！どんどこざぶん｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年08月04日

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  夏らしいことしないとね～黄金岬までドライブ

  気が付けば7月も後半になってしまいました。日が進む速度と私が歩む速度の違いに着いていけない日々が何年も続いています。そんなものなんですかね・・・。みなさんはどうなのかしら？巷は夏休み。このままぼんやりしていたらあっという間に師走がやってきそうなので、とにかく世間様に追いつこうと奮起し「夏らしいことするよ」と銘打って何かやろうと考えました。思いつくことは・・・。ドライブ、海に行く、ウニを食べる、キャンプ、えーっと、毎年同じだけどそんなところかなぁ。というわけで、主人と一緒にまりもちゃんを連れて海を目掛けてドライブです！いま次期土曜日ともなれば、積丹方面に向かってウニを食べに行こう！となるのが王道だと考え、だったら逆に向かって走ろうということになりました。目指すは留萌、かねてから見たいと思っていたオロロンライン黄金岬からの夕日。途中朝市で海鮮を仕入れ、北に向かってひた走ります。10年振りに立ち寄った増毛では、国稀酒造でお土産を物色し、マルゼン佐藤果樹園直営Fruit Laboのスムージーでのどを潤し、観光市場や地元スーパーでお買い物をしました。そして今夜のねぐらとなる場所に当たりと付けて、日没を前に黄金岬に到着です。混み混みになることを懸念して1時間前にスタンバる我が家。どうやらそれほどでもないようで・・・。だったら、海を眺めながら夕食をいただきましょう。今夜の食材はとっても贅沢です。厚田朝市で仕入れた帆立刺、増毛の甘えびとボタンエビ、主人はこれらを肴に国稀の純米酒で一杯。最高に素晴らしい待ち時間でしたが、日の入り時に雲が濃くなりお日様を完全に隠してしまい、あの有名な黄金色に輝く完全なる夕日を見ることはかないませんでした。それでもこの1時間は刻々と変わる海と空を見ながら、美味しいお刺身を食べ、「きれいだね～」を連発し、黄金色の夕日を待ちわびたという貴重な経験を致しました。この時間はこの先も夫婦二人の記憶に残ること間違いなし。夏らしい思い出が出来ました。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年07月28日

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  御幸通りのすてきなカフェにて～スタンプラリー完走したよ

  御幸通りをごぞんじでしょうか？西屯田通りを北に進むと商店街が途切れ南3条通りにぶつかる交差点があります。そこから電車通りまでの細い道が御幸通りと言います。つまり南3条通りを挟んで南の通りが西屯田通りで北の通りが御幸通りというわけです。かつて御幸通りには「わらび」という純喫茶があり、わたしが愛した「つばらつばら」というカフェもありました。過去形なのは、すでにその素晴らしいお店はもうないということ・・・。とても悲しいです。「わらび」のマスターが「この辺りはすっかり変わって、もう商売が成り立たない場所になってしまった」となくなる前に話していたそうで、その話をママさんから聞いて「そんなことはありませんよ」と軽々しく答えられなかったことを思い出しました。今ならはっきりと「そんなことはないです！」と返事が出来たのに・・・。かつて喫茶店が何軒もあったという賑わいのある御幸通りでしたが、数年前に老舗喫茶「わらび」が閉店し、昨年12月29日に人気カフェ「つばらつばら」が閉店したあとすっかり寂しい場所に変わってしまったかと思いきや、そんなことは全くなく、いつの間にかたくさんの人がわざわざ足を運ぶすてきな喫茶店やカフェが誕生していたのです。その中でも行列ができる人気喫茶「一粒の麦」のマスターが、かつての賑わいをこの御幸通りに取り戻そうとの熱い想いで動き出しました。熱い想いは人の心を動かします。賛同したのは「カフェ・クレメント」のマスター、「枯淡珈琲」と「AYA SAND」のオーナーの御三方。御幸通り界隈に縁があってお店を開いた方たちです。細くて短い通りだからこそ、その団結力は強いのかも知れません。いいですね～何だかわくわくしませんか！西屯田通り界隈に暮らすわたしですが、この波を知ってもう何だか嬉しくてソワソワしちゃいました。まずは、この4店舗を巡るスタンプラリーが行われました。その期間は、「一粒の麦」に飾られている針金細工のモビールの作家じょびんさんの作品展も開催されました。それぞれのお店に飾られたじょびんさんの作品とラリーの際にわたしが美味しくいただいたものをこのブログに散りばめました。御幸通りを知っている方も知らない方も、これらのすてきなお店をきっかけにぜひ御幸通りを歩いてみて下さい。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年07月21日

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  ボーヤファームでKennel F-SOULオフ会参加

  ファミリーパーク追分オートキャンプ場の朝は早かった・・・といのも今回の旅の大きな目的は、まりもちゃんの故郷長沼のKennel F-SOULの20周年のお祝いを池田町にあるボーヤファームで盛大に開催するとのことで、F-SOULっ子たちが勢ぞろいする集まりに参加することでした。集合は10時。追分から池田町まで約2時間20分、高速道路を利用して急ぎました。早起きしたおかげで余裕の到着。駐車場で待機していると、続々と仲間たちがやって来ます。第一部はボーヤファームで大人気のシープドッグショーをボーダーコリーの飼い主さんたちで鑑賞すること！牧羊犬ボーダーコリーのアリス、その兄弟のレイ、エルサがドッグショーの主役たちです。牧場で放牧している羊の群れの見張りや誘導、外敵から羊を守るなどの訓練を受けた犬たちは、ボーヤファーム代表安西さんの指示で吠えたり睨んだり、様々な方法で羊の群れを誘導していきます。安西さんの口笛や発するコマンドで犬たちは羊の群れを安西さんの思うとおりに動かしていくのです。「う～ん、すごいすごい！三匹とも偉いね」と拍手喝采(´▽｀*)同じボーダーコリーと暮らすわたしたちは、その賢さや鮮やかな動きに釘付けです。飼っているわたしが言うのもなんですが、ボーダーコリーは飼い主に忠実で温和な性格。俊敏で賢いのも特徴なんです。まりもちゃんは「はて？どうかしら・・・」大興奮の末ショーは終わり、アリス、レイ、エルサが傍に来てくれました。みんな可愛いね(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡第二部は広大な牧場を見晴らす丘の上で焼肉大パーティの開催です！牛肉・海鮮・ラム・焼き鳥・野菜・焼きそばとたくさんありすぎてみなさんお腹がいっぱいになりました。ボーヤファームの羊肉も提供されました！餌を管理することで臭みがない上に氷室熟成と言われる特別な方法で熟成され、一番旨味がある時点で急速冷凍をかけ鮮度を保ったままの状態で保存された羊肉なんです。ほんと美味しい羊肉にほっぺが落ちるとはこのことです。最後は親族（まりもの）全員・全犬で記念撮影です。みんなが正面を向いている写真は難しいよね～30枚くらい写したかも知れません(*^-^*)こんな幸せな家族会に参加できたのもF-SOULっ子のまりもがうちに来てくれたから・・・。代表者中尾様、親族の皆様ありがとうございました。次は25周年ですよね！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年07月15日

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  初のキャンプはファミリーパーク追分オートキャンプ場

  一昨年より主人に付き合って始めた車中泊。主人が意外にもアウトドア派だったことに驚きましたが、そんなわたしの発言に「失敬な！！昔アウトドア雑誌の編集長だったこと知っているでしょ」と言われ「そうでした・・・えへへ」というわけで愛車ジーノとお別れして、ちょっとジーノに似ているハスラーに乗り換えて北海道を車中泊で旅することになりました。そんな旅にも慣れて来て、「今年はテント泊もやってみようよ」ということになり、今はやりのかっこいいテントを見てみたのですが・・・「高い！」Σ(ﾟДﾟ)我が家にはやんちゃ盛りのボーダーコリーのお嬢さんまりもちゃんがいるので、初のテント泊がどんなことになるかも分からずに高いテントを買う勇気が出ませんでした。そして物置から出してきた約30年前のテント。当時もキャンプブームでしたが、人気のコールマンには手が出ずアルペンの自社ブランドを選んだわたし。4人サイズだというのにワンタッチで、一応一人で立てられるという優れものです。出掛ける前に開いて確認したらカビにもやられずとりあえず使えそう。縫い目を保護する防水テープの糊が干からびて、デロデロと剝がれていることを除けば・・・ですが。雨にさえ当たらなければ大丈夫👍というわけで夫婦二人とも約25年振りの2泊3日のキャンプの旅に出かけました。宿泊場所は、昨年車中泊でおじゃましたファミリーパーク追分オートキャンプ場です。ここはドッグランサイトがあり、ドッグランの中にテントを立てて宿泊することができる愛犬家にも大人気のキャンプ場なのです。もっと近場にあったら年間パスポートを購入したいくらいです。その日はお天気も良く、キャンプ場に行く前に「牛小屋アイス」に立ち寄り、ソフ活ついでに利用者用ドッグランを使わせていただきました。まりもちゃんは大興奮です。その流れで追分オートキャンプ場にチェックイン。時刻は16時を過ぎていたので、お嬢さんをサイト内に放牧し、急いでテントを組み立てて夕飯の準備に取り掛かります。今夜はジンギスカンです(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡外で食べるジンギスカンは最高💛どさんこに生まれて良かった～夕飯の片付けをしたあとは、日が傾いていくのをのんびりと眺める贅沢な時間。高速道路を走る車のライトを追っかけて一人遊びに興じていたまりもちゃんでしたが、この時間になるとわたしたちの足元でくつろぎ始めました。さてそろそろ25年振りのテントで寝る準備です。思ったとおりまりもは布団の上をガシガシ歩き、テントの中のクン活に忙しくわたしたちをゆっくり寝かせてくれそうもないので、いつものケージを持ってきて布団の横でケージインしてもらうことにしました。これでぐっすり眠れそう。明日は、昨年から楽しみにしていたまりもの生まれた犬舎F―SOUL設立20周年記念親族会に参加します。まりものお母さんやお姉ちゃんお兄ちゃん、おばあちゃん、それにいとこや甥っ子姪っ子大集合です！｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年07月07日

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  FABカフェの閉店

  狸小路8丁目に1999年6月19日にオープンしたカフェ好きの中では言わずと知れた名店FABカフェが2024年6月20日に閉店しました。2000年に刊行された【カフェの話】という本を買ったことで、この店の存在を知ったわたし。当時は第二次カフェブームの真っただ中でした。旅行に行く際は必ずカフェ本を持参して本を片手にカフェ巡り。恵比寿のヌフカフェ、京都のefish、鎌倉のヴィヴモン・ディモンシュ。その町の思い出の中には訪れたカフェで過ごした時間がしっかりと刻み込まれたものでした。そんな中で「自分の好きなカフェって、もしかしたら古い喫茶店に近いのではないか」と思うようになりました。建物に歴史があると最高ですが、そうでなくとも家具は誰かが使ってまた次の世代に受け継がれたものを使っていることだったり、時代を追いかけるのではなく、自然にその時代に溶け込んでいるような温かい雰囲気のある空間で美味しい珈琲を出してくれるところ。札幌に新しくできたFABカフェに出かけて行くと新しいはずなのにわたしが求める老舗喫茶店のような居心地の良さがすでに備わっていて、おしゃれなのにブームに乗っかかる軽薄感が全くない佇まいでした。自然体で誰をも受け入れるマスターの人となりに札幌のカフェ好きは虜になったのではないでしょうか。マスターが目指した「札幌の老舗カフェになる」という目標は達成し、狸8の名店FABカフェは閉店となりました。どうしてキリの良い月末にしなかったのだろう？と思いましたが、オープンが6月19日なのですから20日の方がキリが良かったと言う事なんですね。25年という月日もマスターにとってはキリが良かったのかも知れません。これはわたしの想像の域なのですが、マスターが札幌でカフェの開店準備に取り掛かったのが40歳のときなので65歳になって定年と考えたのでは？ だってマスターの元気な姿を見たら「何か次の人生に向けてまた舵を切り出すのかなぁ」と思わざるを得ません。FABカフェへの感謝として贈られた花がたくさん飾られていました。閉店の日にあのヴィヴモン・ディモンシュの堀内隆志氏もねぎらいに訪れたそうです。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年06月30日

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  祭りの思い出～週末は札幌まつりを満喫！

  毎年6月14.15.16日と続く北海道神宮例大祭（札幌まつり）。今年は金土日と曜日も良く、金曜土曜とお天気にも恵まれ神宮も中島公園も大賑わい☆彡まずは金曜の仕事帰りに会社の仲良しさんと一緒に中島公園に出かけてきました。小学生の時から近所に住んでいたわたしにとって、何十年も前の話になると言うのに、この賑わいの中に立つと鮮明に思い出すことが幾つかあります。母に買って貰ったピンク色の子供用番傘には京都らしい塔と舞妓さんが描かれていました。わたしは買ってすぐに傘をさしてみたくてしょうがありませんでしたが、その日は風が強くて「家に帰ってから開きなさい」と言われたにもかかわらず「ちょっとだけ」と言い張って傘を開いたのです。大人の言うことは往々にして正しいものですね。傘は風にあおられてバサッとひっくり返りおちょこになってしまいました・・・。直そうにも竹ひごで出来た簡単な造りなので元に戻ることはありませんでした。そのあとどうしたのでしょうか？記憶はそこまで。いま見事な藤棚のある通りに片足のない復員兵が立って物乞いをしていたのも覚えています。戦争が終わって30年は経っていたと思われますが、その方が60代だと考えるとギリギリですかね。何か恐ろしいものを見たような気持でいましたが、親はグイッとわたしの手を引っ張って「あれはウソだから。あんな恰好の人ママが子供の頃にしか見たことないから」と小声で言って足早にその場を去りました。そうか、そうなんだよね。あれはウソなんだよね・・・。昔のお祭りは子供だましのことが平気で行われていたのも事実。「卵をたくさん産むようになるよ。かわいいでしょ」と言われて買ったカラーひよこ。瞼までブルーに染まっていたっけ。今考えると残酷だよね・・・。数日で死んだ子もいれば、「コケコッコー」とけたたましく鳴くまで大きく成長した子もいましたが、全部オスでした。千本引きだって手前の大きなおもちゃは「いったいいつから？」というくらい箱が色褪せたり、つぶれかかったりしていました。当たるのはキャラメルか小さなプラモデル。子供ながらに「大きなおもちゃの紐は絶対に引っ張られないようになっているんだ。」と確信していました。切がないほどの子供だましに溢れていたはずなのに、いまよりずーっと面白かったのは何故でしょう。それはわたしが子供だったからでしょうか？今じゃ写真を撮ることの方に夢中になってしまいました。若い人の大群にもまれながら、友人と「高いね～」と言って買い食いを楽しみ、公園をぐるっと一周。お祭り期間だけ入館無料になっていた豊平館にもお邪魔してきました。館内を見た後に外観を撮影したのですが、窓から美しい明かりがもれていていつも以上の素晴らしい佇まいに感動(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡祭りの特別感を味わうことができました。そして祭りの高揚感に疲れたおば様二人は「カフェにでも行ってゆっくりしようよ」ということで意見が一致！ジャズの流れる大人な空間【宮越屋THE　CAFÉ】でおしゃべりに興じるのでした。お祭りって大人になっても結構面白いものです。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年06月24日

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  逍遙館のご近所カフェ～春楡珈琲

  中央区南4条西9丁目栄輪ビルの1Fにある春楡珈琲。連日大人気のカフェです。私の見る限りこのあたりの飲食店はかなり苦戦しているような気がしていました。すすきのや地下鉄西11丁目にも近いのですが、歩いている人が極端に少ないのです。大きな国道が通っていますが駐車場のあるお店は大型店舗のスープカレーのラマイくらい。夜になると更に寂しい状況で、米粉のバームクーヘン専門店リングリングの場所にあったローソンも数年で撤退しました。春楡珈琲になる前も軽食喫茶やイタリアンが入っていましたがお客さんがいないことの方が多く、わたしも1度入ってみましたがそのあとに続く人はおらず何とも居心地の悪い思いをした記憶があります。つまり飲食店が不作のエリアという印象が強かったのですが、春楡珈琲の登場でその概念は吹き飛びました。オープンは2022年、降り続いた雪の影響で数日交通麻痺が起こったあの記憶に残る2月になります。すでに開店して2年が過ぎました。それなのになぜ今春楡珈琲のことを書いているかというと、ようやくこの人気店に入ることができたからです。（2年間ずーっと並んでようやく順番が来たというわけではありませんよ＾＾）2022年も2023年も我が家としては飲食店に入ることを遠慮していた期間ではありましたが、オープン前の準備段階から「ちょっと心配・・・」という気持ちで見ていたお店があれよあれよという間に行列が絶えない状況となり、その人気は衰え知らずというのですから「これはいったいどういうことなんだろうか？どんな珈琲を出すの？食事が美味しいというのは間違いなさそう・・・」などなど通る度に色々な気持ちに駆られていました。2024年、悪病との付き合い方を学んだ我が家は、気を付けながらの外食が解禁となり「まずは近所のあの店に入らないと！」とチャレンジはするもののタイミングが合わず、とうとうこの時期までお預けとなってしまっていたのです。ある日曜日,開店前に出かけてみたら案の定数人が並んでいました。でも確実に一巡目には座れそう！わたしが選んだのは、大きな窓に向いた外を眺めることができる席。壁の色はわたしの部屋ととてもよく似たグリーンです。「グリーンの壁とは・・・これは好印象❤」食事メニューは「牛肉と春キャベツのポモドーロ」ドリンクは「ストロベリーレモンソーダ」にいたしました。上に乗った春キャベツは別にお塩で揉んだのか下味がちゃんと効いていて、それでいてパスタと絡めたあとには丁度良い塩梅に変化し旨味が感じられる。できるシェフに間違いない！そして男性も満足できる量を提供しているのもカフェでありながら食事の店としても選択してもらえる条件をクリア。男性が多いのもこれで理解できました。物腰の柔らかな接客でパスタとドリンクを運んできてくれたのはホールを担当している奥様。常連のお客様と楽しげに話す声は、わたしのような一見の客にも不快な印象を全く与えず、聞いていると常連になってみたくなるような気持ちにさせてくれます。お支払いの際にも料理担当のご店主が心を込めた一言を添えてくれました。人気店になって2年が過ぎようとも驕ることなく、お店に足を運んでくれた方全員に同じく感謝の気持ちが伝わるような接客を心がけているのでしょう。これがリピーターを生んでいるのか・・・。お見事です。たとえ人通りが少なくとも、駐車場がなくとも、最寄り駅から10分は歩くことになっても、雨が降ろうと雪が降ろうとカンカン照りだろうとそんなことはお構いなく人が並び続けるそんなお店が近くにある。それはとても嬉しいことでした。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年06月16日

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  6月逍遥館歓迎会を開催しました！

  6月第一週目の日曜、4月に逍遥館に入居されたKさんの歓迎会を屋上で開催しました！久しぶりの歓迎会なので5月から入念にスケジュール調整をして、ようやく日取りが決まり、あとは天気予報とにらめっこ。どうやらお天気は良さそうです。実は開催の3日前、Kさんの急な出張で時間を繰り上げることになり、1名不参加となりましたが、他のみなさんはそのまま参加をいただくことに。（Mさんごめんなさい😢せっかく参加OKしていただいていたのに・・・次回こそ上手く調整致します）その日のメニューはジンギスカン！！やはり歓迎会となれば道民のソウルフードジンギスカンを食べないわけにはいきませんよね。(^_-)-☆道外から来ている方に「ラム食べられますか？」の事前確認をしたら「大好きです！こっちに来てまだ1回しか食べたことがないので楽しみです」とのお返事をいただきました。そう言ってもらえると俄然嬉しくなってしまいました。晴れた日にそよ風に吹かれてみんなでジンギスカンを食べる(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡なんて北海道らしい光景なのでしょう！開催時間が近づくとみなさんそれぞれのお部屋から出て来て、会場設営のお手伝いが始まります。なんの規律もない逍遥館倶楽部なのですが、このあたりが逍遥館倶楽部らしいと言えます。都会の片隅に佇む隠れ家のような集合住宅逍遥館では、ちょっと昭和のかおりがする長屋的な人情が生きているのです。(*^-^*)椅子とテーブルを配置していると「なんか、風邪強くないですか？」「ほんと風強いね。どうセッティングしたらいいのかなぁ」青空の下そよぐ風を期待していたのに恐ろしく強い風が吹いています。どうにかジンギスカン鍋に点火しても風が強すぎて炎が流れてしまい、鍋がなかなか温まりません。Yさん曰く「いま風速7ｍらしいです」う～ん、これはどうしたものか・・・「いまから１階に移動するのも大変なので、とりあえず屋根のある所に動きましょう」ということになり、みんな一斉に鍋やら野菜やらテーブルやらを持って４階の玄関前に集合しました。横一列のテーブルを囲むぎゅうぎゅう詰めの立食パーティのようになりましたが、これはこれで楽しそう。「肉が焼け始めたよ！」「こっち詰めるから座って！」「人の家の前でジンギスカンしているなんて変だよね」などと笑顔でわいわい!(^^)!肉を焼くのに時間が掛かってしまい、途中お仕事で抜けるYさんが食べられなかったらどうしようと内心焦っていましたが、どうにか間に合ったようで一安心。この大騒ぎのおかげで、今日初お目見えの入居者Kさんもずっと前から顔見知りのようにみなさんと楽しくお話が出来ていて、大家さんはホッとしたのでした。会の終焉は持ち寄ったお菓子を配り、口直しのアイスクリームを食べたあと、片付けをして出張に旅立つKさんをみんなでお見送り。「いってらっしゃい、気を付けて帰ってきてね」そして参加できなかった方と途中で抜けた方にはお土産を作ってお部屋の前に置きました。「後で食べてね！」慌ただしい中での2時間半の歓迎会は滞りなく終わり、この日のことはまたみなさんで顔を合わせたときに楽しい思い出として話に上ることになりそうです。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年06月09日

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  リラ冷えの5月

  なんとなく寒い日がつづいていた5月。4日程札幌を留守にしました。その間札幌は暖かい日が続いていたようで、出かける前に写した逍遥館の夏蔦が・・・帰宅してびっくり！！くすんだ茶色に近い葉色をしていたはずなのに鮮やかな若葉色に変わり、見た目も何だかモコモコになっています。鉢植えの紫陽花も一回り大きく感じられ、小さな蕾が開き始めました。たった4日でこんなにも様相が変わるんですね。そうなると俄然と庭いじりが楽しくなります。すこしばかりほったらかしになっていたハーブの鉢植えを作ったり、虫食いの葉っぱを選定したり、蟻が寄らないように薬を撒いたり。おまけに玄関の扉まで塗装を始める始末です。昨年、葉に病気が見られた紫陽花を観察すると、「はて？」（※朝ドラ好きの方は寅子風に読んでね）どれも山アジサイだったのか・・・。「そうか！日に当たる時間が長かったのかも知れない」となんとなく理由がわかったような。今年はもう少し日陰にずらそう。などなど旅から戻ったばかりだというのに少し張り切り過ぎました。今日は雨、そのせいか少し寒いような気がします。リラ冷えというのでしょうか。色々と手を掛けた草花たちが一休みしているような一日でした。｜逍遙館俱楽部代表｜北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします！北海道ランキング

  2024年06月02日

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