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with an unassuming stance

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una_siesta

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2004/10/17
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カテゴリ:独白
フラメンコ・ダンサー、ラファエル・アマルゴのステージに
ぐんぐんと引き込まれてしまった。

本当のフラメンコを初めて生で観る私には、技術的なことは分からないけれど、
ラファエルのオーラにとにかく圧倒されてしまった。

同じ札幌公演を観たフラメンコ関連の方のHPには、かなり批判的な内容で批評されていた。
確かに群舞は揃っていなかったし、ラファエル以外のダンサーはあまり上手には見えなかった。
でも、私はこの空気を単純に楽しむことができた。
・・・というか、ラファエルのルックスで会場に足を運んだフラメンコど素人の
私には充分満足できた。
(ホントはそれじゃぁダメなのかな?プロのステージとしては・・・)



フラメンコのリズムは難しくて、習ったことのない私には当然のことだけど、
何度テレビやビデオで見てもパルマ(手拍子)は真似ることができなかった。

なのに今日、ふと気付くとステージの上の歌い手や踊り手と一緒に手と足で
リズムを取っていた。

フラメンコのリズムは頭で覚えるものではなく、
心と体で感じるものなのかもしれない。

そう、こんな風に近づくのもいいのかもしれない。



カーテンコールで一気に会場の興奮は高まった。
ステージ中央にメンバー全員集まり、交代で踊り始めた。
そして、マリア・ラ・コネハが日本語で「ラブユー東京」ならぬ「ラブユー札幌」
を歌い、メンバーが袖に消えていった。

そして、最後の最後、ラファエルは踊りながら上半身裸になり、
ズボンまで脱ぎそうになった(汗)
「おいおいパンツまで見せなくても・・・」と私は思わず口走った。

踊っている時は、めちゃめちゃクールでカッコ良かったのに、最後はパンツ・・・
んーまぁーそれがラテンのノリかしら?(笑)
そのギャップもラファエルの魅力かな???(笑)



ステージのノリで勢いづいてしまった私は十数年ぶりに『出待ち』してしまった。
楽屋口はファンでいっぱいかな?と思いきや、ポツンとバスが一台停まっている
だけ。
「えっ、もしかして私だけ?」と思っていたら、同年代の女性が二人やって来た。
そして、ステージの感想やフラメンコの話題で盛り上がっているところへ、
(たぶん)ギターのカマロン・デ・ピティータが出て来たので、サインと写真撮影。

そこからが長かった。
次のダビ・モレイラ(ヴァイオリン)が出て来たのは、それから15分くらいしてから。
もちろん、ダビにもサインを貰い、一緒に写真を撮ってもらった。
ついでにハグまで(笑)

そうして、ここからがもっともっと長かった。
約30分後、メンバーがぞろぞろと束になって出てきて、最後にラファエル登場。
身近で見た彼は、ホアキン・コルテスを抜くスペイン・ナンバー1のクールな
ダンサーというよりは、勢いでパンツ見せちゃうようなキュートな男性。
ただ、どちらにしても、美形は美形。
近くで見ると、あまりのカッコ良さにクラクラしてしまった。

サインにも快く応じてくれて、写真も頬寄せ合ってのツーショット。
握手の後には手の甲にkissまでしてくれた。
さすがスペイン人!

バスが出発するまでの間、カメラを向ければニッコリ笑って手を振ってくれるし、
最後には投げkissまでしてくれるんだもん。
もう、メロメロです。
思わずお返しの投げkissをしていた自分にビックリ。。。
冗談ではしたことあったけど、こんなのは初めて(照)
私も相当ノリやすいタイプの人間だ。
そう言えば、スペインに住む友人に言われたことがある。
「○○さんなら、スペインで十分やっていける。」って(笑)
こーゆーことだったのね・・・と妙に納得してしまった。


そうそう忘れちゃいけない、ラファエルのパパもママも素敵な人だった。
ラファエルほどではないけれど、パパもなかなかの二枚目。
どうやらラファエルはパパ似みたい。
ラファエルの隣の席に座っていたママもカメラを向けるとニッコリ手を振ってくれた。

パパはスペイン語で一生懸命話しかけてくれた。
単語でしか分からなかったけど、どうやら来年11月に再来日するらしい。
パパにも一緒に写真を撮ってもらい、またハグ。
こんなにハグしたの初めてだわ。


バスが走り出すと窓側に座っていたギターのカマロンやカホンのアントニオが
サンドウィッチ片手に箱乗り状態で見えなくなるまで手を振ってくれた。

ここでは書かなかったけれど、他のメンバーともわずかなスペイン語で挨拶したり、話したり、ハグしたり。
ファンサービスというよりも、もっともっと自然な感じ。
ほんの短い間だったけれど、何だか暖かい気持ちになった。

ステージも良かったけれど、楽屋口でラファエルやメンバーの人たちと
触れ合えて本当に良かった。
待っている間はとっても寒かったけれど、気持ちはいつまでもポカポカしていた。



帰りのバスを待っている時、ラファエルからサインと写真の他に、
もう一つ意外なプレゼントを貰っていることに気付いた。
それは、ラファエルがつけていたコロンの香り。

コロンとか香水とか人工的な香りは、どちらかというと苦手な方だけど、
ラファエルのコロンは嫌味のない優しい、いい香りだった。

帰りのバスの中、私はラファエルの香りに包まれたままプログラムを眺め、
いつまでも余韻に浸っていた。





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最終更新日  2004/12/02 04:44:12 PM
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