カテゴリ:ギターリぺアー
◆Morris W-13 1970製
ギターオーナー様は、Untitled-182様です 弾き易い様にセッティングして行きます ◆画像から確認して行きます ![]() ●ボディコンディションは良好です ![]() ●1970年製ですから満54歳です ![]() ●この頃のロゴは何種類有ったのか?と言う感じです ![]() ●それ程弾かれていたギターでは無い様です ![]() ●ネック裏のキズも気に成る様なと事は有りません ![]() ●バックのクリアの素材は不明ですが、極薄状態で仕上げて有る様です ◆リペア前の状態を確認しておきます ![]() ●1フレットの余裕は殆ど有りません ![]() ●6E/12Fは3.25mm有ります ![]() ●1E/12Fは2.60mm有ります 🌻1フレットに余裕が有りませんので、ロッド調整で弦高を下げる余裕は残されてません。 リペアを進めて行きますと、ナットの交換が必要になる可能性が有りますが、 ロッド調整でネックがどの様な反応をするかで、工法が変わりますのでまだ確定では有りません ![]() ●ナットの見た目が宜しく無いのと、溝が深すぎますので全体のシェイプを整えます ![]() ●フレットとフレットボードをクリーニングします ![]() ●ビンテージ感が有る様に着色して有ります ![]() ●ナットの交換をしなくても弾き易いセッティングにする事が出来ました ![]() ●ブリッジ周りの仕上がりです 牛骨のサドルでしたので高さ調整だけで済みました ![]() ●6E/12Fは2.25mmの仕上がりです ![]() ●1E/12Fは1.80mmの仕上がりです ◆音出しテストをしますと、3G&6E弦のローポジで共鳴振動が出て来ますので 原因を探します ![]() ●サウンドホールの補強板に隙間が有ります ![]() ●ネックブロックのバック側に剥離が有ります ![]() ●サウンドホール補強板を接着固定します ![]() ●ネックブロックを接着固定します ![]() 今度は3G&4Dのペグが共鳴振動が出て来ます 緩んでいる箇所をバイスで閉めても改善しませんので、ペグを交換する事になりました ![]() ![]() ●ノーブランド品のロトマチックタイプに交換しますと、全ての異音が消えました ◆リペアの完了です ![]() ●ヘッドストックの仕上がりです ![]() ●フレットボードの仕上がりです ![]() ●完了直前で判明しましたトラブルをを解消してリペアの完了です 🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月22日 23時34分27秒
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