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青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

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2024年02月28日
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カテゴリ:ギターリぺアー
◆WESTONE W-40
 ギターオーナー様は、Hat様です
 弾き易い様にセッティングして行きます

◆画像から確認して行きます


●1974年10月に製作されたギターですが、極上のコンディションです


●珍しい形状のロゴです


●弾かれて無かった様です


●ハカランダかも?とメイプルの3Pバックです


●当時のお約束でも有る、40&400番以上はGOTOHのペグです


●当時のカタログスペックが確認出来ないのですが、ハカランダの合板の様です

◆リペア開始して行きます

●ピックアップ用のジャック穴を先に開けておきます


●手を入れる前のコンディションを確認します
 6E/12Fで3.25mm有ります


●1E/12Fは、3.50mm有ります



●ロッドでベストな位置まで調整して行きます


●なかなかベストな位置が決まらないので、まさかと思いましたらやっぱりでした

●ネックが4mm元起きしてます
 お気軽に完了するリペアと思ってましたが、手の掛かかりそうな良い子だった様です


●状態を把握しましたので、どの工法が最も合理的か探って行きます


●6E側は問題無いのですが、1E側の対応を考えます


●サドル溝は深すぎるほど余裕が有ります


●サドルを調整する前にフレットボードを確認します
 Gibson系と同じ250Rです


●予定の弦高に+0.25mmまで下がる様にサドルを下げます



●低くしたナットに対してロッドで調整出来る限界まで調整します


●世界標準の弦高にセットすれば、擦り合わせポイントは殆ど有りませんが
 Hat様のセッティングにセットするため、バズるポジションを擦り合わせします


●擦り合わせて行きます


●擦り合わせが完了しました


●サドルの出を確保するため、ブリッジのトップを1.0mmサンディングして下げました


●弦を外しましたのでピックアップを取付けます


●ブリッジ裏の1E側に寄せて取り付けます


●セッティングを再開しようと弦をチューニングしましたら3G弦が切れましたので
 弦を外していましたら気が付きました。K2の苦手なマーチン縛りがされてますので
 前オーナー様はギターを良く知った方だと思います


●弦交換する前にフレットクラウンの修復と、フレットボードにオイルを補給しておきます


●ダダリオの011~カスタムライトゲージが指定の弦です


●1フレットのクリアランスはOKです


●6E/12Fは2.25mmにセットしました


●1E/12Fは1.85mmにセットしました


●フレットボードの仕上がりです


●リペアの完了です

◆試奏しますと、パッシブのコンデンサータイプのピックアップは出力が弱く
 ライブでお使いになる際には、プリアンプを使わないと無理が有ります。



🌻K2ギターファクトリー
  千葉県八街市 八街 に-67-3 
   代表 加藤 和久
   ☏ O8O-5376-O998 
   ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております





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最終更新日  2024年03月17日 08時08分49秒
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