カテゴリ:ギターリぺアー
◆Morris W-20
ギターオーナー様はYamakura様です。 GUILD D-52をお渡しの際にお持ち頂きました ご自宅の倉庫に超長期保管【ほっとかれた?】されていたギターです 多少は荒っぽい扱いをされても、気にならいギターが必要だったそうです ◆画像から確認して行きます ![]() ![]() ●当時のMorrisロゴは数種類有りましたが、旧ロゴでもMとOがピッタリ付いてます 加工が甘く感じられてビンテージ感満載です ◆コンディションを確認して行きます ![]() ●1フレットは微調整が必要なレベルです ![]() ●6E/12Fは2.75mmです ![]() ●1E/12Fは1.75mmで調整は不要です ![]() ●バズるポジションをマーキングしておきます ◆測定値よりも弾き難く感じる原因を確認します ![]() ![]() ●順ゾリ最大値がが0.4mm有ります ![]() ●ロッドを調整出来る限界まで締めますと、順ゾリは0.20mmまで下がりました ![]() ●ロッドを締めた状態でバズるポジションをマーキングしておきます ![]() ●2時間程経ってから確認しますと、0.15mmまで順ゾリが収まって来ました ◆リペア開始して行きます ![]() ●サドルの出はタップリ有ります➡相性の良いエボニーに交換します ![]() ●ロッドカバーを紛失されている様ですので、コーラルローズウッドで作ります ![]() ●推定3回はペグが交換されている様で、ビス穴が至る所に有りますので埋木します ![]() ●埋木後に着色してからペグを戻しました ![]() ●着色剤が硬化する合間にロッドカバーを作っておきます ![]() ![]() ![]() ●1F〜5Fのエクボを可能な限り取除きました ![]() ●エボニーのサドルも削り出しておきます ![]() ●弦を張り戻してロッド調整します ![]() ![]() ●ロッドで可能な限りネック調整しても、バズるポジションが変わらないため、この工法で セッティングを決めて行きます ![]() ●サドルを予定の弦高になる様に仕上げます ![]() ●6E/12Fは予定通り2.20mmです【小数点2桁は誤差の範囲です】 ![]() ●1E/12Fは1.75mmです ◆ネックが安定してセッティングに変化が出ないか、確認してからお渡し可能となります 🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月07日 00時54分02秒
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