大衆演劇「旅役者」がやってきた！！

2007年10月20日

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カテゴリ：観劇

熱海に10/19～10/20と‘沢竜二’の旅役者「全国座長大会」が観光会館ホールで公演されるというので、昼の部に出掛けて来ました。
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「第一回熱海座長大会」ということです。

浅草公会堂などで公演している大衆演劇です。

「旅役者」のどさ回りのお芝居を見るのは初めてなので行って見たのです。

若き座長の容姿と熟年座長の至芸をたっぷりと！！ということです。

たくさんの座長さんがいるのですね。

今日の出し物は

一部　沢竜二の十八番「新設国定忠治」

二部　歌と踊りの豪華版「旅役者・春夏秋冬」

入場券は、前売り券５０００円　当日券６０００円で、すべて自由席でした。

観劇者はシニアが多かったので、入場の際は、殺到しないように整理券が配られました。

私は前から２列目の真ん中で見ることが出来たのです。

幕間の音楽は演歌の世界で、どっぷりと‘旅芝居’の雰囲気になっています。

拍子木がカ～チカチと鳴りオープニングとして、おどりと歌で幕開けです。
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あきちゃったな～と思う３０分ぐらいで終わる、上手な演出でした。

１０分休憩で、一部の‘沢竜二’の十八番「新設国定忠治」が始まりました。

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「国定忠治」は、「赤城の山も今宵限り・・・」という名台詞で映画・新国劇などで、強気をくじき弱きを助ける侠客として有名なのですが、これは「新説」ですので、忠治が処刑されてしまった後の物語です。

農民を救済し、又たよられ慕われていた為、忠治と良く似た男を仕立てて、活躍してもらうというお話。

忠治役はもちろん‘沢竜二’です。

大飢饉で仕方なしに娘を悪徳業者に売り、手に入れたお金を途中でその悪徳業者に待ち伏せされて、首をつろうとして偽忠治に助けられ、そのお金と娘を取り戻してもらう。

そして、１０年後、忠治は妻と再会したが、妻も又お金の為に身を売ってしまったのを詫びて忠治の前で自害してしまう・・・。

１時間ほどの間に、込み入ったストーリーと、ちゃんばら有り、現代の世相、歌謡、艶っぽい話を組み込んでいる。

二部では「沢竜二の夢の花道」で歌と踊りを見せてくれました。

歌謡舞踊というのでしょうか、演歌だけでなくニューミュージックもありの踊りです。

助六太鼓は、凄い迫力でしたよ。ここをクリックしてお楽しみ下さい。

パホーマンス一杯のサービス満点の公演でした。

息を切らしながら「これからの人生、夢を拾って行こう」と云っているのが印象的でした。

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最終更新日 2007年10月20日 21時54分06秒
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