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やまとことばで「種(たね)」とは
「た」は「たかく、たくさん」という いのちのひろがりをあらわし、 「ね」は「根っこ、根源」という いのちの深まりをあらわす。 浜松の林英臣先生からそんなふうに教わったのが 1998年くらいのことですから もう10年経つのですね。 以来、ぼくは「た↑&ね↓」という 視点からすべてを見るようになったのですが、 この視点はかなり本質的で 「た・ね」的に生きればOKなのだと感じています。 講演の際は た・・・翼、風、X、天 _______________ ね・・・根っこ、土、農、地 といった21世紀の公式を お話するようになっています。 小5のひなこが学校で 萩原朔太郎の「竹」という詩を習ってきました。 読んでいると、ここにも 「たかく、たくさん」と「根っこ」がありました。 竹 萩原朔太郎 光る地面に竹が生え、 青竹が生え、 地下には竹の根が生え、 根がしだいにほそらみ、 根の先より繊毛が生え、 かすかにけぶる繊毛が生え、 かすかにふるへ。 かたき地面に竹が生え、 地上にするどく竹が生え、 まつしぐらに竹が生え、 凍れる節節りんりんと、 青空のもとに竹が生え、 竹、竹、竹が生え。 *** 青空のもとへ、と 地下には、と。 「た・ね」で生きること。 これからも提案していきたいと思います。 昨春、とある新聞社から取材を受けたのですが、 その記事(シリーズ)が本となります とメールをいただきました。 ありがたいことです! そういえば、初夏に受けた取材も 本に収められるとのこと。 2007年は以下の3冊 『ダブルキャリア』(NHK生活人新書) 『農のある人生』(中公新書) 『ムラは問う』(農文協) で登場しています。 半農半Xが「たかく、たくさん」 ひろがっていくとうれしいです。 あとは日々 根っこ、根源的なるものを 深めていかないとですね。 ●半農半Xをお話しする予定(2008) ・07月12日~13日(綾部)=半農半Xデザインスクール ・09月13日~14日(綾部)=半農半Xデザインスクール(募集中) ・08月27日(東京) ・09月15日(滋賀) ・09月17日(東京) ・09月21日~23日(綾部) ・10月04日~05日(綾部)=半農半Xデザインスクール(募集中) ・10月11日or12日(東京)=半農半Xカレッジ東京 ・11月01日(福岡) ・11月08日~10日(綾部)=PARC(エコを仕事にする)綾部ツアー ・12月06日~07日(綾部)=綾部里山交流大学(情報発信学講座)など ●綾部里山交流大学(交流デザイン学科) 08年度受講生募集 ・スタンダードコース(9月21日~23日、11月22日~24日、 2月20日~22日 2泊3日×年3回 定員30名) ・マスターコース(1泊2日・定員15名) 7月5日(土)~6日(日)=(農的)感性学 探究コース by 宇根 豊さん(農と自然の研究所代表理事)※超オススメです! 12月6日(土)~7日(日)=情報発信学 探究コース by 塩見 直紀(半農半X研究所)※こちらは実験的ですが・・・ 里山ねっと・あやべのホームページ「トピックス」をご覧ください。 里山ねっと・あやべ ●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことば・・・ 新たな詩人よ 嵐から雲から光から 新たな透明なエネルギーを得て 人と地球のとるべき形を暗示せよ 宮澤賢治「生徒諸君に寄せる」より 毎日、こころに刻みたいことばです・・・。 ●今日のインスピレーションワード (キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・ 菜園家族21~分かちあいの世界へ~ 小貫雅男さん+伊藤恵子さんの著書名 (コモンズ・2008) 浪費を奨励するアメリカ型「拡大経済」から大地に根ざした 「菜園家族」を基調とする循環型共生社会へ 菜園家族=週二日間は従来型の仕事を行い、 五日間は暮らしの基盤となる 菜園の仕事にいそしみつつ育児や地域活動に携わる。 小貫先生はいつかお出会いしたい方です! 訪問くださり、尊尊我無です。 今日も明日もすてきな1日でありますように。 ─────────────────────────── 【ニューコンセプト&スローレボリューション】 半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2008.06.26 「X」=mission, calling, lifework, dream, social collaboration... ─────────────────────────── *塩見直紀ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.27 04:37:19
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