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マスコミを中心に語られている「食料危機」論に
欠けているものは何か、危機の核心はどこにあるのか。 産業としての「農業」は 暮らしとしての「農」に支えられており、 それゆえに「自給率」を論じる前に 「自給」そのものの意味を 広く深くとらえることが必要ではないか。 これに西川潤、中島紀一、関曠野、宇根豊(農と自然の研究所)、 結城登美雄(民俗研究家)、塩見直紀(半農半X研究所)らの 学者・思想家・実践家(農家) それぞれの立場から考え応えていただいた。 市場原理スタンダード、アメリカンスタンダードが グローバリゼーションではない。 自然と農と食そして暮らしをめぐる循環と信頼の重要性は、 地球の各地に運動として展開していることを評価し、 それを世界に共通する価値観(グローバルスタンダード)と すべきではないかと訴える。 これは12月10日頃、発売される 『自給再考~グローバリゼーションの次は何か~』 (山崎農業研究所編:発行、農文協発売)の 農文協のホームページ解説文です。 ちょうど、末松広行さん(農林水産省大臣官房食料安全保障課長、 東京農業大学客員教授。バイオマス・ニッポンを提唱)の本 『食料自給率の「なぜ?」~どうして低いといけないのか?~』 (扶桑社新書)が発売されたばかりです。 核心は何か。 みんなで考えることができたらいいですね。 結城登美雄さんは 国家の自給率より、一人ひとりの自給力を高めよう と書かれているかも 。 来週、見本が届く予定です。 農文協「田舎の本屋さん」 来年の予定がいろいろ入っていく中、 やっと手帳を買いました。 いろいろ手にとった結果、選んだのは 高橋書店の「第5回手帳大賞」の 最優秀企画賞受賞作を商品化したもの。 〈十字に区切られたスペース〉で 複数の予定・項目が管理でき、 仕事とプライベートを分けて記入したり、 取引先ごとに分けて記入したり自由自在 というものです。 〈十字に区切られたスペース〉は 1|2 ―+― 3|4 こんなふうになっているのですが、 ぼくは上の段の(1)を半農半X研究所、 (2)をミッションサポート(里山ねっと・あやべなど) 下の段の(3)を小さな農(田畑、山、村仕事など) (4)を家族(子どもの行事など) とすることにしました。 半農半X研究所 AND ミッションサポート ------------------------- FARMER AND FAMILY という感じです。 特に下段がこうなったかというと 結城登美雄さんがこんなことを書かれていたことに インスパイアされたからです。 50歳前後から東北の農山漁村を歩き、 「地元学」を提唱されているわが心の師ともいうべき 民俗研究家・結城登美雄さんは 以下のことを書いておられていました。 Familyという英語はラテン語のFamiliaから 派生したもので、 今は「家族」と訳されるこの言葉の 語源をさかのぼっていけば、 「一緒に耕す者たち」 すなわちFarmerに通じているという。 十数年前、初めてそのことを知ったときの、 静かな感動は今も忘れがたい (増刊現代農業『団塊の帰農』農文協刊・2003より) Family と Farmerがつながっていたとは。 いま失いかけたものがここにありそうな気がしますね。 ぼくはたとえ、 エックスが忙しくと、農が忙しくとも 半農半Xにとって、 家族だんらんはないといけない と思っています。 小さな農とエックスと家族と。 Family と Farmer。 この2つがつながっていたことを みんなでエバンジェライズ(伝道)していきましょう。 「第5回手帳大賞」最優秀企画賞受賞作 今日11月29日はつれあいの誕生日でした。 ●エックス発見のための11個のワーク掲載の 「半農半Xデザインブック(1)翼と根っこと」完成です!(32p・500円・送料100円) 半農半Xデザインブック「翼と根っこと」 ●綾部里山交流大学@旧豊里西小学校=母校、受講生募集中! ・12月06日~07日(1泊2日・情報発信学講座) プログラム等詳細 ・02月20日~22日(2泊3日・交流デザイン学科・2月講座) テーマは「すべての人が社会起業家になる時代に向けて」 ●『自給再考~グローバリゼーションの次は何か~』、12月10頃発売です! (山崎農業研究所編:発行、農文協発売) 結城登美雄さん、宇根豊さん、吉田太郎さん・・・という執筆陣に加えていただきました。 ●企画・執筆で参加した『京の田舎ぐらし~18の新しいライフスタイル~』 (京の田舎ぐらし・ふるさとセンター編)が 京都新聞出版センターから9月発売されました! ●半農半Xをお話しする予定(2008~2009) ・12月06日~07日(綾部)= 綾部里山交流大学マスターコース(情報発信学講座) プログラム等詳細(受講生募集中!) ・12月13日(大阪)= 一新塾(大阪地域科) ・12月14日(綾部・上林)= 野草料理研究家・若杉友子さんの勉強会 (食と命と暮らしを考える講座)にゲスト出演です! ・01月10日(奈良)=『自分の仕事をつくる』著者・西村佳哲さんとの対談です! 「自分の仕事」を考える3日間 ・02月07日(京都)= 同志社大学(社会起業家の観点から) ・04月11日~12日(綾部)=半農半Xデザインスクール など ●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことば・・・ 「道」 相田みつを 歩くから 道になる 歩かなければ 草が生える ●今日のインスピレーションワード (キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・ 起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 勝間和代さんの新著書名(ダイヤモンド社・2008) 「運を戦略的につかむ4つの技術」 として初公開とのこと。 みんなそれを公開し合う すてきな時代がいまなのですね。 訪問くださり、尊尊我無です。 今日も明日もすてきな1日でありますように。 ─────────────────────────── 【ニューコンセプト&スローレボリューション】 半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2008.11.29 「X」=mission, calling, lifework, dream, social collaboration... ─────────────────────────── *塩見直紀ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.01 16:55:20
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