直島ミニ旅行 ~ベネッセハウス・宿泊編~
10月21日(土)~22日(日)の1泊2日で、念願の、直島旅行をしてきた。多少順序が前後することになるけれど、何回かに分けてその旅のもようを日記に書こうと思う。“直島(なおしま)”とは、瀬戸内海に浮かぶ小さな島。ベネッセが、『ベネッセアートサイト直島』というプロジェクトを展開している“アートな島”(詳しくは、コチラ)。直島へは、岡山県の宇野港と香川県の高松港からフェリーが出ている。東京に住む私は、朝9時55分羽田発の飛行機で高松へ飛び、空港からリムジンバスで港へ移動(40分程度)、お昼の12時40分高松港発のフェリーに乗り、直島の玄関、宮ノ浦港へは、午後1時半ごろ到着。国内の1泊旅行だけど、飛行機にも船にも乗るので、かなり旅行気分は高まった。この日の直島は、快晴はるばる(?)やってきた私たちを歓迎してくれるかのように、海面がキラキラしていた。→の写真は、島に到着したとき、フェリーから撮ったもの。今、直島では、『NAOSHIMA STANDARD 2』という島全体をあげての芸術展が開催されていて、その作品として、草間弥生作の『赤かぼちゃ』がででーんと展示されていた。今回の旅行で宿泊するのは、『ベネッセハウス ミュージアム』(株主優待で30%OFFになる!)。 “ミュージアム”という名のとおり、美術館とホテルが一体になっている。この“ミュージアム”には、“オーバル”という別館があり、そこに行くにはリフト(↑写真右)に乗るのだけれど、そのリフトから、この“ミュージアム”の建物の一部が見えた(↑写真左。木が生い茂っててほとんどが隠れているけれど)。海がすぐそばで、しかも全室の窓が海に面しているので、部屋からの景色も楽しめるつくりになっている(ただし、海側からも部屋は丸見え)。←の写真は、『ベネッセハウス オーバル』。広角レンズではないので写真では思いっきり切れているけれど、その名のとおり、美しい楕円形。“ミュージアム”は美術館ということもあり、入場料を払えば誰もが入れるのに対し、この“オーバル”は、ベネッセハウスの宿泊者しか入ることができない。ちなみに、『ベネッセハウス』は、“ミュージアム”“オーバル”のほか、今年6月にオープンした“ビーチ”と“パーク”、全部で4棟あり、いずれも安藤忠雄の設計。で、実際に私たちが泊まった部屋の様子は、こんな感じ(→)。“ミュージアム”の304号室で、かかっている絵は、クリスト& ジャンヌ・クロード『囲まれた島々』。アメニティなども充実していて、普通の高級ホテルと何も変わらないのだけれど、ひとつだけ違ったのは、部屋にテレビがないこと。テレビって、あるとどうしても付けてしまうものだから、ここはなくて正解。ちょっとびっくりしたのは、夕食から帰ってくると(夕食は、“パーク”のそばにあるテラスレストランでイタリアンを食す)、「お夜食にどうぞ。」と、披露宴でもらうお赤飯のような箱に入ったおにぎりが置かれていたこと。このあたりには、売店など小腹がすいた時に食料を買出しに行けるところがないせいだろうか。食事といえば。ここ“ミュージアム”にあるレストランで和食の朝食(←)をとったのだけれど、いやぁ、めちゃめちゃ興奮してしまった(笑)。ごはん、お味噌汁、焼き魚(もろきゅう付き)、煮物(がんも、さといも等)、茶碗蒸し、小松菜のおひたし、お豆腐のくずよせ、もずくの酢の物、お漬物。これに、梅干や昆布の佃煮、錦松梅などもあったのでごはんはもちろんおかわり。食後にコーヒーも飲んで、いやぁ、大満足。なんか、“アートな島”の日記のはずが、中心が食べ物になってきた気がする・・・味覚でなく、視覚や聴覚を使った日記は、また後日。