君たちは今が世界(すべて)
君たちは今が世界 (角川文庫) [ 朝比奈 あすか ]内容紹介(「BOOK」データベースより)今の自分は仮の姿だ。6年生の杏美は、おとなしい友人に紛れて学級崩壊気味のクラスをやりすごし、私立中学に進学する日を心待ちにしている。宿題を写したいときだけ都合よく話しかけてくる“女王”香奈枝のことも諦めているが、彼女と親友同士だった幼い記憶に苦しめられ…。学校も家庭も、生きる世界を選べない子どもたちの葛藤と希望を描き、数々の入試問題に取り上げられた話題作に文庫書き下ろしの特別篇を加えた決定版!著者情報(「BOOK」データベースより)朝比奈あすか(アサヒナアスカ)1976年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2000年、ノンフィクション『光さす故郷へ』を刊行。06年、群像新人文学賞受賞作を表題作とした『憂鬱なハスビーン』で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)