想像を超える世界
大谷翔平選手、ドジャース移籍の契約金が10年で約1015億円、1年当たり約101億円。これは契約金だけですので別に年収もあるわけです。その年収は8530万ドル(約132億円)。2024/05/11億円/月、3616万円/日 とてもでないですが私のライフスタイルでは、どうやって使っていいかさえ検討もつかないほどの天文学的数学です。先日、トヨタ自動車会長、豊田章男会長の2024年3月期の役員報酬が16億2200万円だったと明らかにした。こちらは1億3516万円/月、444万円/日。こちらになると大谷翔平選手の約12%、と云っても私にはどう使っていいか見当がつかない数字です。ちなみに宝くじが前後賞を併せて10億円の賞金だ、これを10年で使い切ると仮定して。1億円/1年、833万円/月、約27万円/日。これも毎日使うとなるととても無理かも。身の丈を超えた世界は難しいことがよくわかります。自由主義国では自己固有財産が認められているので、幾ら稼いでもいいのです。国内だけでなく世界を股にかけてビジネス展開されている方々もおります。そんなに稼いでどうするのと思いますがビジネス論理が桁違いなものがあるのだろうか。企業理念や経営理念を覗いてみましょうか。例えば、ユニクロユニクロを展開するファーストリテイリングは、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントを掲げ、本当に良い服を創造し、世界中のお客様に良い服を着る喜びを提供することで人々の暮らしの充実に貢献するとともに、社会との調和ある発展を遂げることを使命としています。ファーストリテイリンググループは、ユニクロ、ジーユー、セオリーなどのブランドを世界中で展開しています。2023年8月期の連結売上収益は2兆7,665億円です。グループの中核事業であるユニクロ事業は、世界中に2,434店舗を出店し、売上収益は2兆3,275億円です。ユニクロはLifeWear(究極の普段着)のコンセプトのもと、素材調達から企画、生産、販売までの一貫したプロセスにより、高品質な素材や機能性素材を使った独自の商品を、手に取りやすい価格で販売しています。創業は1949年(昭和24年)ですから創業76年目。例えば、ソフトバンクグループ 情報革命で人々を幸せにソフトバンク株式会社および子会社は、ソフトバンクグループ共通の経営理念である「情報革命で人々を幸せに」という考え方の下、創業以来一貫して、情報革命を通じた人類と社会への貢献を推進しています。ソフトバンクの2024年4~6月期決算は全事業で増収増益、PayPay事業は初の黒字転換 ソフトバンクは2024年8月6日、2024年4~6月期連結決算(国際会計基準)を発表した。 売上高は前年同期比7%増の1兆5357億円、営業利益は23%増の3039億円と増収増益で、共に第1四半期として過去最高を更新した。創立は、1981年(昭和56年)9月3日ですから創業44年目。例えば、トヨタ自動車は「人・社会・地球環境との調和を図り、モノづくりを通して持続可能な社会の実現を目指します。」トヨタは創業以来、時代をリードする革新的かつ高品質な製品とサービスの提供により、社会の持続可能な発展に努めてきた。その基本は「トヨタ基本理念」と、CSR方針「社会・地球の持続可能な発展への貢献」にある。2025年3月期通期(2024年度)の業績見通しは、売上高が前年度比2.0%増の46兆円、営業利益が同19.7%減の4兆3000億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同27.8%減の3兆5700億円を見込む。設立は、1937年(昭和12年)8月28日なので創業88年目。トヨタ自動車は創業者の豊田喜一郎が周囲の反対を押しきり、1937年に当時の豊田自動織機から独立したベンチャービジネスでした。