カタオモイノマモリカタ

昨日「明日は仕事」ってメールで言ってたから
職場パソコンに　朝　メールしておいた

「お帰りなさい！
今日も休日出勤お疲れ様～。
クリスマスメール　ちょうだい。」

昼過ぎに　メールが来た
「メリークリスマス。
今日はとってもいい天気。」

実はちょうどそのとき
私はお買物に出かけていて
会社からそんなに遠くないところにいました
「今　○○でお買物してます。
ちょっと寄ってもいい？誰かいる？」

「今は誰もいません。
会えたら　うれしい。」

クリスマスイブに会えるなんて
全然思ってなかったから　すっごく嬉しかった
着くまでの間　ちょっとメールでおしゃべり

「ほんとは　お買物一緒にしたいんだけどなぁ」

「いいよ。って言うわけないでしょ。
買物　一番の不得意分野です。君とでも。
ごめんなさい。」

「え～。手　繋いでお買物しようよ。
『君にはこの色が似合ってるよ。』とかさ。
で　あなたの得意分野って何？」

「、、、、ありません。
いじめるの　楽しい？」

うん　楽しい（笑）　

クリスマスの　職場
誰もいない

会えたね

「お仕事　はかどってますか？」
「なんか　メールとかしてたからさぁ。」
「人のせいにしないでよっ。」

楽しかった

「だって　時間かかるんだよ。
『では』とか書くと怒るしさ。
どうしよう　って考えてたら　フリーズしたりしてさ。」
「じゃあ　いいよ。　ほんとはイヤだけど。
お返事に時間かかるのもイヤだから　許可。」
「『許可』とか『合格』とか、、、。まったくもう。」

あ　久しぶりに「まったくもう」聞いちゃった。
私がカタオモイで　でもなんとかあの人に近づこうとしてた時
そんなときいっつも
「だめだってば。まったくもう。」
って言いながら　よしよししてくれたりしたなぁ

楽しくてしかたなかったよ

私はまだ　お買物の途中だったし
夜は予定があるので
一緒にいられたのは　1時間だけ

でも　すごくシアワセだった


夕方　メールがきた

「仕事　終りました。
今日は　来てくれてありがとう。
君に会えたことが　僕にはクリスマスプレゼント。
ちょっと早いけど　おやすみ。」

サンタさんは　いた

こんなコトバもらえたら
もう何も　いらない

メリークリスマス