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テーマ:吐息(401)
カテゴリ:紫苑の日常
家の中はものすごく散らかっている。 保険証券を探しただけなのに。 日頃から整理整頓を得意とするわたしなのだけれど、一度何かの理由で動かしたようで、いつもの場所になかった。 保険を見直した方が良いぞ、と元夫からのアドバイスで内容の確認がしたかったのだがこの様になった。 親しくしている保険代理店の社長は、うんと若いが的確なアドバイスをくれるので、早速FAXを入れた。 無駄なお金は払いたくないので、必要最小限ということで、彼の提案を待つことにしている。 早く片付けて元通りに納めたいところ、この際だからとついつい手が伸びてしまうのは、わたしの悪い癖だ。 一体今は何度なのだろうか。 温度の割には、先ほどから心地良い風が吹き込んでくる。 それを身体に受けながら、半ばうんざりしながら片付けに勤しんでいるところであるが、実際はこうやってキーボードを打っているのだから、遅々として進まないのは当然のことである。 それにしてもこの風。 気持ちが良いなー。 纏わりつくような湿気がなくて、すごし易い。 昨日のこと。 アスファルトの火照りをもろに浴びながら、 「暑いよー、溶けそうだ」と、病床の元夫にメールを入れたら、 「もう一度汗を思い切りかいてみたい。汗をかく君がうらやましい」 と返ってきた。 なるほどなー。 人は全てをあるがままに受け入れて、喜びを見出すべきなのだろう。 だから、本日の風はすごく、すごく心地よい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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