|
カテゴリ:サンフレッチェ広島【2008】
記録的大勝となった、岐阜戦。
7得点はJ2の1試合最多得点チームのタイ記録。(4回目) ちなみに、J1の1試合最多得点チームは磐田の9得点(C大阪-磐田/1998年4月)。 サンフレッチェにとっても、J1.J2通じて、1試合最多得点の新記録となった。 前半30分までは、ここまで得点が入るような展開には感じなかった。 代表でいない寿人のポジションに入った高萩も、1トップの位置にいるが、思うようにボールが収まらず、この時間帯までは、ボールを持って前を向くこともできなかった。 しかし、サイドからの攻撃、と柏木、浩司、の効果的なビルドアップや後方からのミドルシュートが、徐々に岐阜のポジションを分散させていき、最終的に岐阜はどこから守備をすればいいのか分からない程の混乱に陥っていったように見える。 その後は高萩も、アタッカーのスペースを作る、寿人ばりの抜けだしなど、非常に前線でチームに貢献したと思う。 岐阜はサイドをオープンに使う戦術で、ライン際に菅と川島の両サイドバックが張り付いているのは、効果的なカウンターを狙っているためだが、それ以前に、その後ろのスペースを使われてしまっているため、守備に回るしか無くなり効果を発揮することがなかった。 4-4-2でサイドに張り付く戦術は、ボランチからセンターDFである程度守りきれたときに威力を発揮する。岐阜は高萩-浩司-柏木+広島の両サイドウィングの破壊力とボランチ二人の効果的な攻撃参加、さらにはDF槙野、ストヤノフまでがシュートを放つ事実に対して、甘く見過ぎたのではないだろうか。もう少し管には、守備の意識をまず持つ必要があったはずだ。 ただ、岐阜相手に1失点はもったいなく感じる。 しかも、もう5失点を喫し、戦意喪失気味の後半19分の失点。 ここは締めていって欲しかった。とにかく「得点祭り」の様相を呈してきたために、全員が必要以上に前に出てしまい、くらった失点・・・7得点はすばらしいが、1失点については厳しく考えたい。J2が広島のステージでは無い今、ここで「お祭り騒ぎ」になってる場合ではない。 ************************************************** 2008J.LEAGUE Division 2 32nd Sec 07 September 2008 18:04 Kick-off at Hiroshima Big Arch [Attendance]8,843[Weather]Sunny 26.0℃ 68% Sanfrecce Hiroshima 7-1 FC Gifu 〔Scorers〕 31' Own-Goal 44' Koji MORISAKI 46' Yojiro TAKAHAGI 56' Own-Goal 59' RI Han Jae 64' Masato KATAYAMA 65' Yojiro TAKAHAGI 89' Toshihiro AOYAMA ************************************************** 〔Kerouac的MIP〕 15 Yojiro TAKAHAGI ************************************************** ![]() これで、広島の昇格は完全に秒読みに入った。3位に追いつかれなければ、2位以内が確定し昇格が決まる。その3位湘南との差が勝ち点差22となった。相手の結果にもよるが湘南が敗退し、広島が連勝すれば20日の横浜FC戦で昇格となる。また広島が山形-横浜FC-愛媛と3連勝を飾れば、23日に自力で決定となる。 個人的には、前回の降格-昇格-昨年の降格と全ての節目に立ち会ってきただけに、できれば目のあたりにしやすい、23日のホームゲームでの昇格を期待したいところだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.11 11:47:34
コメント(0) | コメントを書く
[サンフレッチェ広島【2008】] カテゴリの最新記事
|