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カテゴリ:KEROUACのレポートやコラム
これで何回目の身売りでしょうか??でも今回は良い方向へ向かう身売りと信じて、今後に繋がることを期待したいニュースです。
2008年10月25日付けの中国新聞朝刊で【芸北国際復活へ】の記事が出てました。 かつて、地元のチチヤス乳業が営業し1980年代~1993年くらいまでは、バブルと共にスキー場は賑わい、正月などはリフトの1時間待ちなど当たり前でした。 それが最近は雪不足、スキー離れで、週末でもリフト待ちが無いような状態でした。 広島県の芸北地区はスキー場が多くあり、広島という地域にもかかわらず、自然雪にめぐまれていました。9つのスキー場がありましたが、現在は2つが休止中です。 そんな中、パインリッジリゾーツ芸北(昨年の芸北国際の名称)と言う、大型スキー場の危機は地元にしても非常に恐怖だったと思います。 スキー場復活に地元住民期待(中国新聞) 芸北国際スキー場は2003年にチチヤスが売却、その年の内にさらに取得した不動産会社がさらに売却し、1シーズン営業・・・その翌年にはさらにパインリッジリゾーツに売却すると言う形で、2007-2008年シーズンまでパインリッジリゾーツマネジメントが経営し「パインリッジリゾーツ芸北」と名を変えて営業してきましたが、経営が悪化し、2008年夏頃には、賃金未払いなどで社員など解雇していたようです。そしてパインリッジが2008-2009シーズンの営業見送りを発表していたのですが、今年は記事のようにスノーマジックエンターテイメントジャパン(東京)が名乗りを上げ、今期の営業へ見通しが立ったと言うことのようです。 いやぁ本当に良かったですね!中国地方最大級の面積を誇るスキー場があっさり休止してしまったのでは余りにも悲しいです。 私もチチヤス営業時代の1991-1996年頃は毎週の様にここへ滑りに行ってましたが、パインリッジになってからは、1度しか行かなくなってしまいました。 先日その「芸北国際スキー場」と私にとっては聞き慣れた名称として復活するスキー場に行ってきました。 センターハウス周りなど歩いてみましたが、まだまだ今シーズンの準備は出来ていません。看板含め全て「パインリッジリゾーツ芸北」が残ったままです。 今シーズンの営業開始は12月20日を予定しているようです。今から1ヶ月大変だと思いますが、是非、芸北地区スキー場の雄としてしっかりとした体制での復活を期待しています。 今回、芸北国際を復活させるスノーマジックエンターテイメントジャパンは「神立高原スキー場」そして滋賀県の「伊吹山スキー場」も、ピステジャポンという共同企業体として参画し経営不振のスキー場休止状態から救っています。スキー場再生会社みたいな所ですが、頑張って欲しいです。 神立高原に関しては、破綻前の運営会社がここもパンリッジリゾーツと言うことで、パインリッジリゾートはスキー場を運営するノウハウが無いんでしょうね・・・(苦笑) 経営難の陥ったスキー場を買い取っては、とどめを刺してきたようです(苦笑) それにしても、自然雪の減少は、もう歯止めのきかない状態です。もう数年すれば降雪機に頼る以外にスキーが出来なくなるのではないのでしょうか?(今もかなりその傾向はありますが・・・) 自然雪スキー場の限界点は確実に北上しつつあるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.19 10:45:27
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