153007 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Free naturalist Free tourist

Free naturalist Free tourist

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

Kerouac

Kerouac

Freepage List

Category

Recent Posts

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

2009.12.01
XML

■JFL最終戦(米子⇔仙台)見えない戦い

--------------------- 

伯備線 特急やくもの車窓からは、冬の訪れを感じさせる山陰特有の曇り空が覗く。2009年11月29日はJFL2009最終節。

米子でガイナーレ鳥取Vs.V・ファーレン長崎
仙台でソニー仙台Vs.ジェフR が行われる。

ワタシは、ガイナーレ鳥取のホーム最終戦(V・ファーレン長崎戦)を見るために、そして歴史的な日に立ち会うべく米子へ来た。

ガイナーレがJ2昇格要件のJFL4位を確定させるためには・・・
ガイナーレ勝利で、仙台が負けた場合のみ。他力本願な厳しい状況。
従って、ガイナーレが今日出来ることは、ホームで最高のサッカーをして、サポーターの前で勝利することだけ!

まずは、
13:00仙台でキックオフ!
続いて
13:01米子で運命のキックオフ!

遠く離れた米子と仙台で見えない戦いがスタート!

と早くも仙台に動きがあり、前半2分にソニー仙台が先制したとの情報。幸先は悪い・・・。

目の前の試合に集中する。ガイナーレは試合開始からポゼッションもでき、今季 良いリズムの時に出来る早めのサイドチェンジが効果的。人もボールも動くサッカーだ。何よりサイドバックの運動量が豊富で最初の25分は完全にガイナーレペース。10分に鶴見、19分に岡野、20分にも鶴見のドリブルからのシュート、22分もハメド→岡野→実信と繋いだ決定機があったが外してしまった。チャンスを外し続けていると運動量が落ちて停滞ムードになるのも また最近のガイナーレ。このムラがここ数試合ずっと気になるポイントだ。そして。。。36分にカウンターで長崎へ先制を許してしまう・・・。

前半終了時は・・・
鳥取0-1長崎
仙台1-0ジェフR
ガイナーレにとっては最悪の展開。

条件を満たすには、
鳥取2点
ジェフ2点を取らないといけない。厳しい。

そして、鳥取サポーターが奇跡を願う後半開始。
ガイナーレはシュート意識こそ終盤戦の中では高いものの、効果的なラストパスが入らない。ガイナーレは64分に冨山に変えて小井出を投入し右サイドの活性化を図った。非常に効果的な交代だったと思う。小井出は次々と長崎の右サイドを切り開いていった。しかし得点には繋がらない・・・ジリジリと時間が過ぎていく。

さらに悪いニュースが横の日本海テレビの放送ブースから飛び込んでくる。65分にソニー仙台が追加点。2-0とジェフRをリードした模様。
そして目の前のガイナーレは同点にすら至らない・・・。
もはや終わったかと思えた。

しかし、ここから奇跡を予感させるようなJFL屈指 ガイナーレ怒濤の得点力が爆発!まずは71分に鶴見が頭で押し込んで同点。そして75分にもゴール前の混戦の中から、鶴見が身体で押し込む気迫のゴールで2-1とついに逆転!
そして、一気に逆転されて少し浮ついた長崎のスキを見逃さず、左サイドに切れ込んだハメドの折り返しに野人岡野が右足を出しながら飛び込んで3-1!岡野はガイナーレ初ゴール!なんと6分で3点を奪う破壊力を見せた!
そして今日の鳥取は試合を終わらす集中力も切れなかった。きっちり90分を締めくくった。
米子で、最後のホームでガイナーレは最低限の結果を出した。あとは仙台の結果を待つだけ。

しかし、場内に流れる結果速報は無情にも3-0でソニー仙台の勝利を伝えた・・・。
そして翌日、正式にJリーグから「今季のJ2昇格見送り」の電話が塚野社長へ・・・。
理由は、JFL4位以内と言う成績要件を満たさなかったからだ。 ホームタウン、ユースチーム設立、観客動員など様々なインフラ的J要件を満たしながら、最後の最後・・・成績が満たせなかった。

JFL1位の65得点!
そして何よりも特筆すべきは、
JFL1位の得失点差+28!
なのに、5位・・・。
得失点トップのチームが5位に沈むとは・・・ある意味珍しいのではないだろうか・・・。

この結果が示すモノ・・・ワタシの私見だが、それはムラだと思う。
シーズン通しての戦い方、もっと言えば1試合1試合90分間の中にムラがあったように思う。
しかし、終わったモノは仕方ない。成績は自分たちが勝ち取ればいいだけのことだ。どちらかと言えばインフラの方が難しい。それが整わないために昇格レースにすら参加できないチームだってあるのだ。そのインフラを整備するために・・・チームスタッフや鳥取県民・地元企業がサポートしてきた。その結果が、誇るべきカタチとして表れている!
それは・・・
JFL1位の観客動員数を記録したことだ!Jリーグ参加要件を軽くクリアする動員数!このアツイ鳥取サポーターがいる限り、ガイナーレ鳥取はJへ挑戦しないといけないし、Jへ上がらないといけない。

課題は明確だ。2010年は今日のような曇り空の冬の気配の訪れを待つことなく、圧勝で紅葉鮮やかな秋にJFL4位以内を決めているガイナーレに立ち会えると確信している。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.12.01 17:13:34
コメント(0) | コメントを書く
[ガイナーレ鳥取【2009】] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.