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これは1月12日、昨日の成人の日の日記の続きです。
[いままでのあらすじ] 成人の日なので朝5時から7時間飲まず食わずトイレも行かず(行けず)に着付けの助手をする。 母から1万円貰う。母にお年玉(?)を貰ったことだし自転車で池袋に行く。 乙女ロードを歩いていたら執事喫茶の予約掲示板のところに空席の文字が!!Σ( ̄ロ ̄ll) どうする自分。 ここから続きです。 私の声には出さない心の声は“(心)”の後に色を変えて書きます。 予約掲示板の前で凍りつく私。 (心)(~□~;)どうしよ~一度行ってみたかったけど、 私のようなみすぼらしく若くもないおばさんがこんな所に足を踏み入れてもいいのだろうか? なんか来ているお客様ってゴスロリのような いかにもお嬢様(お姫様)って格好している気がする。 異様な雰囲気を醸しながら立ち尽くしている私で掲示板の空席の文字に気が付いた 3人組のお嬢さん方が空席あるなどと話し始めた。 そして、執事喫茶行くの1年ぶりなどと言いながら地下に行く階段を下りて行き始めた。 1人では下りて行く勇気が無かった私は渡りに船とばかりに3人の後ろに隠れるようにして 下りていった。 そして出入り口にいた執事に空席について聞いている。 お~私が聞きたかったことを聞いてくれる物怖じしない健全な精神のいいお嬢さんだ。 私は聞き耳を立てていた。 すると、空席は1人分とのこと。 ここで3人のお嬢さん方はたった1つの空席を巡って殴り合いの争いに・・・ なんてことは無く、 3人の内の1人が私が一人で行ってくるからどっかで時間つぶしててと言うことも ここで解散と宣言することも無く踵を返した。 おお~素晴らしい友情だ。・:*:・(/TДT)/。・:*:・ 3人が帰るようなので3人の陰に隠れていた私が出てきて 「私1人なんですけどいいですか?」と聞いたらOKでした~。 (心)おおお~僥倖(ラッキー)ヾ(≧ω≦)〃 予約に際してカードに書き込みをした。 名前とか住所に混じって呼び方の項目が!!お嬢様、奥様、旦那様・・・。 ・・・ずうずうしいとは思ったが、お嬢様に丸しちゃったよ~(≧∇≦)てへっ←図々しい。 予約の時間まで15分くらいなので座って待つことに。 出入り口で受付をしている執事さんに少し質問してみた。 「執事喫茶で働いてるのは、役者希望だとか何かあるんですか?」 話しかけられた執事さんは 「自分の場合は、仕事を探していて仕事したくてここに来ました」との答え。 (心)お~リアルな答えだ。 最近の若い人は堅実だな~。私のように社会に出る前とはいえバブルな時代を知ってると 若い時はダメもとでも夢ややりたいことをやっておいたほうがいいって考えちゃうよ やっぱり考え方がバブリーなんだな~。 そうして、時間になって扉を入ると 「お帰りなさいませ、お嬢様」って執事さんが言って迎えてくれました。 (心)キタ━━━━━━!!!!!☆ミヾ(ω≦((ヾ(≧ω≦)〃))≧ω)ノ彡☆ そして、コートを預かってくれるって言うのですが・・・。 予想してはいたけど私にはコートを脱ぐのをためらう理由が(^◇^; だって、コートの下は着付けの助手した時のままの安い黒いスーツにシャツを着てたんです。 お嬢様って格好じゃないし、下手すれば執事のコスプレしてると思われるかも~(|||_ _)。 しかし、流石プロ!! 「こんな格好ですいません」と一応謝るとそんなことないですよと受け流してくれた。 謝ることは服だけじゃないだけどね。 朝の4時頃に化粧してそのまま化粧を直してないから12時間後の今、化粧は落ちまくって ほぼすっぴん状態。 恐ろしくて鏡を見る勇気が無いので分かりませんが、寝てないので顔の状態も良くないはず。 よれよれです。 それでも丁寧に対応してくれるし、こんな年増に吹き出しもせずお嬢様といってくれる なんていい人達なんだ~(>ω<。)←あくまで、仕事ですからっ。 案内された部屋は入って左側のお一人様席。 長いソファがベールのカーテンで一人一人区切られていました。 私の担当執事さんは○△さんという方でメニューの説明をしてくれました。 結構豊富なメニューに少し驚きました。 執事のことだけしか考えてなかったけど、ちゃんと喫茶店なんだ~・Д・) 。 それで私は紅茶にスコーンなどの焼き菓子にあとと1つスイーツが選べてサラダも付いてくる 2500円のコースを選びました。 紅茶はここのオリジナルの紅茶『スワロウテイル セカンド』を選びました~。 ここでは紅茶も執事さんが入れてくれるんです。 紅茶は2、3杯くらいいただけるポットで来るのですが、紅茶は熱いので 火傷等されるといけませんからって自分で紅茶のお代わり入れちゃダメなんですって。 すごいな~お嬢様ってこういう生活されてるのね~。 ところで、私はスコーンを選んだのですが、スコーンが食べる時ボロボロこぼれるのですが スコーンの上品な食べ方ってどうすればいいんだろう? 色々感想があるのに1人なので話す相手がいない。 そして私は周囲の人間に興味津々だった。 左右のお一人様席の子達は常連さんなのかな~とか色々気になって話してみたいなと思って 担当執事さんの○△さんに周囲の人間に話しかけてもいいですか? と聞いてしまったのですが、お嬢様方はそれぞれの時間を楽しんでいるのでご遠慮下さい とのこと。 考えてみれば当たり前ですね~ここは動物病院の待合室で暇をもてあましている人間が いるところではなくて執事喫茶に予約を入れて来られているお客様達でした。 すいません○△さん。常識に不自由してる可哀想な人間だと思って許して下さい。 食べ終わると1人で暇なので周囲を観察してみました。 お客様は私の席から見える限り全員女性でした。 服装は私が考えていたようなゴスロリな人は少ないようです。 ブランドとか知らないので分かりませんが、おしゃれな服装とか女性らしい服装してました。 着物を着られている方達もいました。 着付け教室の帰りか何かかな? 私のように黒いスーツの人間は勿論私一人でした。 あと、拍手があって○△さんに聞いたらお誕生日だそうです。 執事の服装の燕尾服の尻尾の部分はツバメの尾のように勢いよく左右に出てるイメージが あったのですが私が考えていたよりも左右に広がってませんでした。 このツバメの尻尾部分は結構切れ込みが上の方からで腰の辺りから切れ込みがあって、 ふくらはぎの3分の1くらいのところまである。 なので屈むと黒い燕尾服の切れ込みから白いシャツが覗く。 絶対領域? 「絶対領域」とは。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 スカート、ショートパンツなどのボトムスとニーソックス(サイハイソックス)を 着用した際にできるボトムスとソックスの間の太ももの素肌が露出した部分を指す オタクの使う萌え用語。 メイドの絶対領域がボトムスとソックスの間の太ももの素肌が露出した部分なら 執事の絶対領域はこの黒い燕尾服の切れ込みから白いシャツが覗くところではないだろうか? などと思い邪な視線で執事を見たりしていました。 しかし、見ていると執事さん達はよく働いています。 私語などは一切無くお客様に気を使ってます。 邪な視線で見たことを謝りたくなるほどです。 そうこうしてるうちに終了時間が近付いてきました。 ○△さんにお手洗いに行くか聞かれて あ~執事さんってそんな事にまで気を使ってくれるのね~でもちょっと恥ずかしいし 別に行きたいわけでもないのでいいですと断ってしまいました。 しかし、断った後そうだ~トイレの内装も見てみたい!と思い立ち ○△さんに「トイレに行ってみたいです」(行きたいではなく行ってみたい)と言って トイレまで案内してもらった。 私は執事喫茶のトイレだから壁一面バラ模様だとか、鏡が名画の入った額縁のような 立派な額縁で飾られてるとか手洗い場が全部金色で統一されてるとか 色々想像(妄想?)していたのですが、ブルーのタイルのすっきりしたトイレでした。 鏡にはバラの模様があるし、花も飾られているけどゴスロリやロココのような ゴテゴテ、キンキラ系トイレを想像していた私にはちょっと拍子抜け。 ん~これが品ってやつかな~。 あまりゴテゴテしてると可愛くはあるけど、品は落ちるのかも。 席に戻ると別の席にドライアイスの煙のようなものを流している銀色の鍋のような物が 運ばれてきて執事がそれの中をかき混ぜている。 (!? ̄Д ̄)それが気になって最後に質問したら、やっぱりアイスを作っていたようです。 いいな~今度来たらあれ頼もうかな~。 出来たら私がかき混ぜたいけど、きっとかき混ぜさせてくれないだろうな~。 などと思いながら執事喫茶をあとにしました。 新年から一度行ってみたかった執事喫茶に予約なしで行けるなんて 今年はついてるのかも~(^▽^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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