きゅう太の離職
2019年の春きゅう太はゴルフ場で勤務を始めた通勤も車で1時間かかるが頑張って通っていた。歳の離れた先輩(親以上のご年齢)にも可愛がってもらえた。その先輩は元プロゴルファーで今は趣味のようにゴルフ場管理をされている方だった。ある日先輩から眼科に行くように言われた。きゅう太は夜盲かもしれないと先輩が心配したからだ。診察の結果、夜盲とまでは言えないが小口症かもとのことだった。進行性でも無いが完治もしない。症状は軽度で日常生活に問題は無さそうだった。だがグリーンキーパーを夢見るきゅう太には、良いことでは無いのは確かだ。それ以上にきゅう太の見ることの弱さがきゅう太の夢の支障となった。視力は良いがピントが合わせにくい等、視力認知が弱いきゅう太は一面のグリーンの中で微妙な芝の状態が分からないようだ。先輩には発達障害の息子さんがいるようできゅう太に障害があるとばれてしまった。そして早く新しい人生を歩むように離職を勧めるようになった。会社とも話し合いになった。会社はそのまま勤務をして欲しいらしいがきゅう太は先輩の勧めに従い会社を辞めてしまった。先輩はきゅう太はここにいたらあかんもっと自分に合う仕事があるはずやときゅう太の背中を押したのだ。