ニュージランドに到着
日本時間9時30分。ニュージーランド現地時間13時30分。ニュージーランドの南島最大の街クライストチャーチに到着。 12時間のフライト。やっと着いた。 まずは入国審査。 食品や土のついたくつなどの道具を持込む場合は申請しないといけない。 申請書を持って検査官のところに行く。すると顔を見て日本語で質問してきた。 「食べ物を持ってきましたネ。何を持ってきたのデスカ?」 「あめとチョコです。」 「オッケーデス。くつも持ってきたのデスネ?きれいデスカ?」 「きれいです。」 「ハイ、オッケーデス。ドウゾ。」 荷物の中身見てないけど。こんなんでいいのか? 乗客が多かったせいで入国審査が終わったのは15時ごろ。 到着ロビーにはホームステイ先のホストマザーが管理人ししまるの名前が書かれた紙を持って待っていた。陽気にしゃべるおばちゃんだ。これから5週間お世話になる。 なぜかホストマザーのとなりに住んでいるおばちゃんもいっしょに来ていてコーヒーショップでいっしょにコーヒーをごちそうになる。 空港の外に出る。とても涼しい。北半球の日本が冬の今、南半球のニュージーランドは夏だ。日差しは確かに強いが、ともすれば風が冷たく感じる。まだ長そでの冬の格好をしているが暑くて仕方がないというほどではなかった。北海道の夏のようだ。 車でクライストチャーチの街を案内してもらいつつ家まで送ってもらう。 今日はホリデー。つまり祝日。クライストチャーチの街は人でにぎやかだ。 市街地から車で約20分離れたところにお世話になるホストマザーの家がある。閑静な住宅街。とはいえ密集した感じではなくゆったりとしている。 先にステイしている20歳の日本人男性が英語で迎えてくれた。ホストマザーがいっしょにいる時は日本人同士でも英語で会話するのがここのルールとのこと。 ホストマザーから家の案内やステイの説明を聞いたあとひと段落ついたので外で日本人男性と話をする。 「こんにちは。」「こんにちは。」改めて日本語であいさつ。 身の上話をしていると、ホストマザーの息子がバスケットボールをつきながら帰ってきた。背が高い12歳の男の子。今がやんちゃ盛りだ。 しばらくしてからトイレでちょっともの思いにふけてみた。 そういえば「よーし。海外だー!」といったようなテンションの盛り上がりが自分に感じられないことに気付く。なんか淡々としてるなあ。 なんでかと考えてみる。 うーん、どうやら地球一周の時に数日おきに違う国に訪れていたからそれで慣れちゃったのかもしれない。いいのか、わるいのか。 夕食のキッシュをいただく。正直、これから先料理の味が一番問題だったが、普通においしかった。これなら大丈夫。よかった。 夕食の後、ホストマザーの運転でみんなを近くのビーチに連れて行ってくれた。時刻は19時半だけどまだまだ太陽が高い。緯度が高いので白夜に近い状態だ。↑リトルトン 入り組んだ地形の港町↑サムナービーチ リトルトンとサムナービーチに行く。どこもすばらしい景色。 つい写真を撮りたくなる。こんな調子で7ヶ月間撮っていたらキリがない。ちょっと狙いを絞って撮っていかないとな。 21時ごろに家に戻る。 やっと暗くなってきた。今の時期はサマータイム。通常より1時間早くなっているのでなおさら暗くなる時刻が遅い。 23時ごろにベッドにはいる。自分の今日のこの「2月6日」はニュージーランドに着いた時点で4時間短くなって20時間しかなかったのだが、いつも以上に長く感じた1日だった。