テーマ:中国旅行(477)
カテゴリ:中国旅行
シーサンパンナ(西双版納)は正式にはシーサンパンナタイ族自治州と言って、
バスで向かう町はその州最大の景洪である。 2月でも最高気温が28度まで上がる。 大理からは約800km離れていて、寝台バスで28時間かかる。 出発後早々から、バスはろくに舗装されていない山道をひた走る。 体が宙に浮くなんてのも数え切れないほど。 自分がこのバスを利用した少し後に、同じ路線で転落事故があったらしい。 (中には日本人旅行者もいたとか) 途中プーアル茶の産地である普耳を通過… シーサンパンナの中国人は3分の1がタイ族。 後の3分の1が漢族、他に10以上の少数民族が残りを占めているらしい。 街並みもすっかり東南アジアの雰囲気で、 道の脇にはやしの木が植えられていて、タイ語の看板も目に入ってくる。 さらにミャンマーの宝石屋が非常に多い。 この街から少し行けば、ミャンマーと国境を接しているためだ。 日曜市を見るために、早々に「モンハイ」という街を経由して、「モンフン」へ。 モンハイで利用した宿はいわゆる招待所。 パスポートの提示も、台帳記入もなし。 自分がここで行方不明になっても、 この街に来た痕跡が残っていないから発見されず… ということになるのではと思ったりもした。 ![]() 市場には主にタイ族の人が野菜や日用品を並べていて、 近隣から各々のトラクターに集団で乗ってやってくる。 タイ族はもちろん、プーラン族、ハニ族、ラフ族といった人々が、 買い出しをしている。 ![]() ↑ ↑ ↑ ラフ族のおばあちゃん。 主に市場に来ている人はおばあちゃんで、 みな各民族の衣装を普段着として着ていた。 ![]() ↑ ↑ ↑ タイ族の人も含め、皆大きな籠を頭に引っ掛けて背中に背負っていた。 買えないと分かっていても、 布屋の前で気に入った布を腰に巻いて連れに見せたりしている。 どの民族だろうと、歳がいくつだろうと、 女性はいつまでもおしゃれに関心があるのだということがよく分かった。 そして各自買うものもなくなると、 乗ってきたトラクターでまた村へと帰っていく… ![]() 続く… この日記を通して、中国に興味を持ってもらえればうれしいです。 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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