テーマ:中国旅行(477)
カテゴリ:中国旅行
都会人も含め、中国ではまだまだ外国へ行くというのは非常に珍しいこと。
そんなお国事情の中、 打洛(国境の町)やその近隣の人たちは、 当たり前のように外国であるミャンマーへ足を運ぶ。 都会人が「外国」を夢見て、また国際人になることを夢見る中、 彼らはミャンマーという「外国」を日常の中で相手にしている。 田舎で決して裕福とはいえない彼らが既に、国際人として生活している。 もちろん本人たちにその意識はないだろうけど。 ↑ ↑ ↑ お母さんに怒られて、一人すねている男の子。どの国も同じですな。 川に沿って並んでいる民家は、どれもタイ族のもので高床式になっている。 茶色く濁った川では、 子供たちが裸で泳いでいたり、漁をしていたり、トラックを洗っていたりした。 確かカミュだったと思う。 「貧困は僕にとって必ずしも忌むべきものではなかった。 なぜなら、太陽と海とは決して金では買えなかったから」 と言うようなもの。 ↑ ↑ ↑ 太陽が照りつける中、一人で黙々と肉体労働をしていたおじさん。 単純に彼らの無邪気な笑顔を見て憧れを感じるということはないけれど、 少なくとも未来を暗中模索している現代人にとって、 彼らの笑顔は何かの道標になっているとは思う。 自分には何が「幸せ」なのか、答えはまだ見つかっていない… 雲南の旅はこれにて終了です。読んでくださった方、ありがとうございます。 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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