道に迷って、今、蘇州・・・

上海を訪れたことがある人はどのくらいいるのでしょうか？？
今では２，３泊でも日本から気軽に来られるほどの近い街、上海。
そんなとき泊まるホテルに、
どの程度皆さんこだわっているのでしょうか！？

もちろん高いお金を払って有名ホテルもいいでしょう。
やはり高級ホテルは高級だけあって、
日本と変わらないサービスが期待できますから。
疲れているときにはやはり一流のサービスが心身に染みますからね。

でも！！
せっかく外国に来て、
日本でも泊まれるようなホテルではちょいと寂しさも感じたりしませんか！？
せっかく上海に来たのだから、
やっぱり魔都上海ならではのホテルがいいのでは！？

上海はいわずと知れた租界地だった都市。
その租界地を上手に利用して発展してきた上海だけに、
そんな上海をホテルで経験するのはいかがでしょうか？？
一番簡単なのがいわゆる「オールドホテル」。
ガイドブックでも紹介されているもので、
一番の代表は「和平飯店」。

でも、上海に何度か足を運ぶようになると、
満たされない自分と遭遇…
「もっと上海を体感したい」という思いが沸々と…
そんな欲求を満たすホテルを紹介してもらい、行ってきました。
蘇州ブログではとっても有名な「蘇州はハオチーさん」から紹介してもらい、ずっと気になっていたホテルです。蘇州はハオチーさんの日記



ハオチーさんが日記にホテルの住所などは記載していなかったので、
自分もそれにならいます。
ホテルの外観からして、「おっ！！」と思わせるもの。
まさに「老房子」です。
周りの建物はいたって普通の住宅。
その住宅を改装して、ホテルに。
部屋数はわずか２０ほどだとか。
ハオチーさんの日記によると、欧米人を中心に口コミで人気を博しているとか。

ホテル内は大正ロマン漂う洋館といった感じ。
いい意味で民宿のような暖かさが感じれて。
ホテルの人の感じもよく、おじさんが一人日本語を話せるようです。
以前日本に行ったことがあるとか。
日本人の宿泊客も多いそうで。

さぁ、気になる内装は…



母が来た時だったので、奮発して一番いい部屋に。
（今回は諸事情があり、母の出費だったのですが…）
高いです！！
びっくりするぐらい高いです！！
この部屋、１０３０元（１万５千円）もするんですから。
それでも、たまにの旅行ですからね。
これもまた話の種にということで。
ちなみに他には７００元強（１万円）が多いようです。

ベッドはキングサイズで、
何より普通のホテルでは味わえない中国調が味わえるお部屋。
じゃ、ただ古めかしいのか！？っていうと、そうでもなくて。
オーナーのセンスが感じられるお部屋です。



部屋の細部にまでこだわりの感じられる造り。
シンプルでいて、無駄な空間がないっていうのはたいしたものです。
多くの外国人に愛されていると言うのも納得。
古いものを集めると往々にして、
骨董屋のように物が溢れてしまうものだけど。



こんな書斎が欲しい…
と、意味もなく、座ってみたりして。
嬉しいことにＬＡＮも通っているので、ネットもＯＫ。
宿泊客のツボをしっかり押さえてます。

こういう部屋に憧れて、
自分の部屋をアジアテイストにしても失敗する例が後を絶たず…
アジアテイストのインテリアとしては、
まさに成功例と言えるのでは！？と思えるほど。
もちろん自分がここで「生活」となると、
またいろいろな問題があるのでしょうが。

それでも、外国人の高い要求によく応えていると思います。
まさに「上海」を骨の髄で味わっているという贅沢感が得られて。

願わくば、これでバスタブがあれば…といったところ。
（１室のみバスタブあり）

ちなみにもしこのホテルに興味を持った方がいらしたら、
私書箱なりにメールを送ってください。
個人的にホテルの住所や電話番号を教えますので。
泊まる価値、大いにありのホテルです。


久しぶりにガイドブック的な日記を書きました。
何とも筆が進まない…
どうしてかな…
それでも、
一人でも多くの方がこの日記を楽しんで下さることを期待して。
人気blogランキング