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ぼくの 友だち 西田 純
朱雀 ぼくの 生まれたとこや 子どもの ころ 朱雀て なんか知らんかった 奈良に 住むようになって 朱雀と 仲ようなれた 家の近くには 朱雀門まで でけた 明日香には 太古から はばたく鳥が よう生まれたはったで 最近 また京都に戻って おんなしとこに 住んでる 中京区 壬生 朱雀町 京都市の まちのなかで 縦から見ても 横から見ても ちょうど まんなからへん 平安京が でけたとき 朱雀大路の あったとこ そやけど まちは すぐつぶれてしもた 江戸のころには 壬生の村 なたねの花が 咲きみだれ みぶなも ぎょうさんとれたそうや 明治になって 壬生村は 西ノ京村や聚楽廻村と いっしょになり 朱雀野村に なったんや そのあと 村は 京都市下京区になり やがて 下京と上京の なんまかを ひっつけてでけた 中京区 その半分は 朱雀野村 今は 学校の名まえに残ってて 朱雀第一小学校から 朱雀第八小学校 いっつもみんな 朱雀を呼んだはる 京都でも やっぱし あの鳥は 生きたはんのやろか こないだ なつかしい大和へ行って 高句麗の朱雀に 出会うたけど ぼくとこにも 来てな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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