◇豆ご飯

2004.12.11

　しばらく忙しくて、ダーリンとちゃんと会ってもなかった。
　
　ルトガー・ハウアーとミッシェル・ファイファーが出てた「レディホーク」って映画があったでしょう。
　あれは、男は夜間は狼、女は昼間は鷹になっちゃうもんで、夜明けのほんの一瞬しか人間の姿で会うことができなかった。
　あれをぐっと現代と和に寄せて、かつ、どんと庶民のレベルに落としておくれ。
　想像できましたか？
　そうそう、そんな感じ。
　ちょーど、すれ違いの毎日だったわけです。

　考えたら、完全な休みって3週間ぶりくらいかしら。
　せっかくだからゆっくり寝ろよと思うが、意に反して3時間程度で起きてしまう癖がついているので、朝から1時間、犬と歩く。
　帰ってきて洗濯する。
　休みの日の午前中から。
　その合間（二槽式なのでつきっきり）に、炊飯器の底に昆布を一枚敷いて豆ご飯を炊く。

　やけに充実したお休みに。

　夜は、ダーリンが買い物してきてくれた小松菜やうすあげ、あまってたたまねぎ、それにビーフンも入れてしまって、具沢山のスープ。
　コンソメと人からもらった天然塩をいれて、オイスターソースでひきしめてみる。
　ひっさびさ、犬を間にはさんでダーリンと、ちゃんと作ったあったかいごはんを、食べた。

　
　

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最終更新日 2004.12.12 01:21:58
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