729796 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2008.11.05
XML
テーマ:Jazz(1968)
カテゴリ:音楽
 ブロッサム・ディアリー、ご存じですか?

 名前の響きのとおり、かわいらしくて、妖精のような声の、唄うたいです。
 ドラマとか映画で使われがちな、おしゃれでキュートで軽やかなジャズ。

 ワタクシが彼女を知ったのは、ここ2、3年です。
 ずっとパンチの効いた渋い声が好きだったのに、突然、ガーリーな声もよろしいなぁと思い始めたのがきっかけ。
 ぶりぶりの女子っぽいものを受入れられるほどに、ワタクシも、大人になったのかもしれません。
 

 1958年に発売されたアルバム。

 
 ワンス・アポン・ア・サマータイム

 ジャケ写のかぎりでは、お顔や雰囲気も、なんとも可愛らしいではありませんか。
 ワタクシは好きだな。
 そして、みごとに、この外見と声が一致しております。
 名は体をあらわし、声もあらわす。
 ときには。



 個人的に思う、このアルバムのグッドな点は、いいじゃん、もう可愛いだけで、と思っちゃうところ。
 なんかこう、ゆるゆるとお砂糖菓子をつまみつづけてるような具合で、判断があま~くなってしまいます。

 が、聴いていると、おや、可愛いだけじゃないかもね、と、ちょいと姿勢を正されるようなところもあるのが、また良い。
 (とはいえ、バックが素晴らしいこともあって、ブロッサム・ディアリーの実力は、結局よくわからんのです)

 
 2曲目の「Surrey with the Fringe on Top」は、ロブ・ライナー監督の映画「恋人たちの予感」で使われてたなぁ。
 ブロッサム・ディアリーの演奏の方がずいぶんと前で、時代も違えば、やはりこの声が歌うことで、まったく別モノになっていますが。
 ほかにも「Tea for Two」をはじめ、超スタンダード含有。
 こうやってスタンダード曲のバージョン違いを楽しむのも、ジャズの醍醐味。

 
 込み入った難しいジャズ(テレンス・ブランチャードとか笑)に疲れたら、ブロッサム・ディアリー。
 大変な一日だったなぁ、と思ったら、夜はブロッサム・ディアリー。
 という感じで、ワタクシはゆるゆると聴くのが好きです。

 ちなみに、楽天では試聴できませんが、HMVのウェブサイトでは可能。
 興味のある方は、ちょい聴きしてみてはいかがでせう。

 

 蛇足ですが、歳をとってもブロッサム・ディアリーのキュートな声は健在であるらしく、“ニューヨークの宝石”、などと言われているそうな。
 ん? “ニューヨークのため息”はだれだっけ。
 ヘレン・メリルだっけ?



 2002年発売のジャケ写。
 今も可愛いと、ワタクシは思う。

 
 ブロッサムズ・プラネット






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.03.02 23:31:41
コメント(3) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.