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2009.02.10
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カテゴリ:音楽


 そろそろ時効かと思う。
 お友達のライブに行って、その後の晩ご飯までのこのこついていき(一緒にご飯を食べるのは仲良くなる近道)、楽しかった夜のこと。
 じゃぁお開きにしようか、明日仕事の人もいるしね、てな具合で、早々に店を出たところで、メンバーさんのお一人が、
 「みんなが揃ってるから聞いてほしいことがある」
 とおっしゃった。
 
 唐突だったし、ぞろぞろ店から行列で出ている最中で、なんだか団子状態になり、あたしは後ろから押されて、言い出しっぺのメンバーさんの真ん前に立った。
 でも、こんな50センチぐらいの距離にいても、言い出しっぺさんはワタクシのことをちっとも見ておらず、ワタクシは存在していなかった。
 
 「・・・このバンドを辞めようと思う」

 ナント。
 ああ、だから、ご飯の間中、この人はずっとうつむき加減でいらっしゃったのか。
 謎がとけた。
 
 自然、言い出しっぺさんを囲む形になり、みなが次の言葉を待つ。
 そのうちの、穏やかで真摯な、大人の表情を見て、ああ、あの人のタダモノじゃない印象は、こういうことだったか、など、また別の謎もとけた。
 
 そんなんを頭のかたすみに考えてるあたりからして、ワタクシは完全に部外者であり、そぉっと静かに一歩二歩さがって、物理的にも蚊帳の外に出る。




 「方向性の違い」
 という有名なフレーズを、先月は初めてリアルで聞いた。
 二度も。

 歩み寄れないものなんだろうか。
 自分をだますのはヤなんだろうか。
 あたしなんか、ラッパが吹ければジャンルはどうであれ楽しい。

 ・・・・と言い続けているけど、実はそう思い込もうとしているだけだったりして。
 ついつい、自分をうたぐる。

 でも、今のあたしのレベルでは、方向性を定めるにいたらないと思うので、やっぱりこれでいいのだ。
 ジャズもロカビリもロックも、アンパンマンも一休さんも吹くさ。
 「我」を出すのは、まだまだ後でよい気がする。
 
  
 ただ、先月ふたりの人が別々に口にした「方向性の違い」は、納得がいった。
 音楽とのつきあい方は、それぞれ。
 いずれの方向をゆく人も、応援させてほしいと思う。

 





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最終更新日  2009.02.11 00:50:11
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