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2009.03.13
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カテゴリ:音楽

 といっても、この時間に日記をアップしてるってことは、ずいぶんはやく帰宅したわけなんですが、
 顔見知りの楽器屋さんイチオシin大阪のトランぺッターさんが、ちょうど近くのお店でライブをされるというので、出向いてみました。

 
 15人も入ればいっぱいの小さなお店。
 色あせたビロード生地の赤いカーテン。
 ドラムは、ロジャース。
 
 完全なセッションだったようで、どうしよっかなー、あれやろっか、で曲が決まる形式。
 曲名が伝わるやいなや、ピアノイントロがはじまる。
 まさに即興性のきわみを味わいましたです。
 (枯葉とか、オールシングスユーアーみたいな王道はやらんのだなぁ、当たり前か、とこっそり考えたワタクシ)


 メンバーさんはどう見てもベテラン。
 技も見た目も、どうやったってベテラン。
 トランペットも、ばりばりのバップフレーズで、一息が長いながい。
 それを、どんなに速いテンポでも、律儀にタンギングで吹かれており、クリフォード・ブラウンのやうでした。
 また、とてもとてもタフで、セカンドステージの2曲目で、ハイトーンのシェイク。
 そこで入れますか。
 
 と思っていたら、後半、どんどんハイトーンが出てきて、それが苦しそうでもなんでもなく、やっぱり、クリフォード・ブラウンを連想しました。
 ちなみに、ソロで使ってらっしゃったのは、

 低い ラシ
 最初のオクターブの ドレミファソラシ
 チューニング「ド」からの ドレミファソラシ
 その上の ドレミ

 あたり。
 幅広い。
 幅広いなぁ。

 音はダークなんだけど、タンギングがつぶさについているせいで、非常に明確で、音にスピード感がありました。
 こういう、音だけであきらかに誰が吹いているかがわかる個性、というのに憧れるなぁ。
 下手だからわかるんじゃなくてね。
 よーし、ワタクシも新しい楽器を買って、今のベンジーでは出せないモノを定着させよう、と思ってしまった。
 少しだけどお話もできたし、思い切って行ってよかった。
 

 ちなみに、お客さんはみごとに男性ばかり。
 年配の方が圧倒的に多く、もれきこえてきた会話は、

 「退職金で家に防音室をつくる、そこでジャズを思いっきり聴くのじゃぁ~」
 「やっぱアナログだよね、CDはダメ」
 「ビールで痛風になっちゃった」
 「リー・モーガンの月の砂漠、あれはどうやって曲を知ったんかね」

 といった感じ。
 常連さんばかりのようで、とても楽しそうでした。
 こういう歳の重ね方、いいなぁ。
 痛風はいやだな。


 ああ、楽器が吹きたい。
 (今、修理に出し中)


 





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最終更新日  2009.03.13 23:51:01
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