さて、週末は京都でインプロイベントでした。

　急遽決まったのであまり告知宣伝できなかったのですけれど、非常におもしろい会でした。

　カリンバを駆使して出されるいろんな音がループしてったり。
ちなみにカリンバを買おうと思うと、高いやつでも3万円ちょいくらいだそうです。

　サックスとギターで音を重ねてったり。
でも単なるループじゃなくて、2つつなげているので音があぁしてこうなっており、ハモリも設定できて、ピッチも変えられるそうです。

　対バンでご一緒した方々の演奏がおもしろくて、つい話しかけていろいろ質問させてもらっちゃった。

　お話していると、ほんのチラリとですが、その方の「音楽」への気概みたいなものが感じ取られて、背筋が伸びる。

　同時にちょっと思ったのが、機材格差です。

　出演者のみなさんの機材（各種エフェクターなど）の充実っぷりがすごかったんだよ。

　おかねもち！

　知識もち！　

　アカデミック！

　一方、この日の私の道具なんぞ、こうですよ。

　なんかギャップがすごすぎたので、アップしておきます。

当日私が会場に持参した道具。

　手前から、
・おもちゃ笛

　人から、「実家に転がってたから」という理由で譲り受けたもの（ご家族の誰のものかはわからないそうです）。
　指穴はなく、トロンボーンのように管の長さを伸ばしたり縮めたりすることでピッチを変える。

　20年くらい前にもらって、ずっと持ってた。

・もみじ饅頭型カスタネット

　フォルムがもみじ、しかも宮島産（宮島は宮島細工と呼ばれる木工工芸が有名。「しゃもじ」とか）と、かなり広島カラーが強いカスタネット。

　20年以上前、このカスタネットについて記事を書いたとき、資料に見本が一個ついてきたのを、撮影した後もらったもの。

　ずっと持ってた。

シールにも「宮島」の文字が。

・プラスチック製オカリナ

　20年以上前、なんとなく買って、ずっと持ってた。

・鈴

　ソロライブをやったとき、足にくくりつけて、足踏みしながら吹くつもりで購入し、本番ですっかり忘れて使わなかったもの。

・スリッパ

　思いっきり床をしばくためのもの。打楽器として。

　まぁ実際には、トランペットとピアニカも持って行ったので、全貌はこうなります。
　

　トランペットが加わると、他がガラクタでもぐっと絵がひきしまるなぁ。（そうなのか？）

　白状すると、実は上記の道具のほかに大量の洗濯バサミを持参したのだが、あまりの機材格差に尻込みしてしまい、使わなかった。
　（花咲か爺さんのように床にばらまくつもりでした）

　やめといてよかったな。　

 （今回のライブのデータ）

2022年05月14日(土)

Réchauffer les anciennes relations@Annie's Cafe 

open18:30  start19:00

charge 2000yen 

[act]

・Num Bem 

trumpet:かわださやか  sax:やちり  drums:森田諒 guitar:宮武孝司 recitation:倉田憲一 

・LimbaTrip 

Kalimba:木佐貫洋平 

・嫁入り道具 

sax:篠崎雅史 guitar:菱沼カンタ

京都・伏見区深草　アニーズカフェ