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カテゴリ:ライブ
昨夜は高槻の「フレンチバル 創作ダイニング TAKE」さんでミニコンサート。 神戸大学のアカペラサークル所属の「スキヤキ」さんと対バンさせてもらいました。 お会いできたすべてのみなさま、お店さん、本当にありがとうございました。 実はアカペラをきちんと聴いたのは初めて。 しかも、たっぷり5曲、マイクなし! まず、そのやわらかさに驚いた。 人の声だもんね。 耳にやさしい。 音量も、とても自然。 なにより、身ひとつで勝負っていうのが潔くてすごいなぁ。 譜面を見せていただいたら、2人だけのシーンのとき、ベースのルートともう一人はセブンスを歌ってたりして、なかなかのシビアさに驚きます。 ありものの譜面を使うこともあれば、誰かが書くこともあるそうです。
あと、全身でノリノリ、みたいな歌い方はされなくて、すっくと立って体はリラックスされておりましたが、みなさん、とにかく手をよく使う。 音を置くとき、手も空中でポンッとやってる。 包み込む感じは両手で水をすくうようなカタチ。 ハリがありつつ低音も響かせたいときは、手のひらを下にむけて押す、とか、いろんな動きがありました(手の動きの意図は後でうかがった)。 「音をイメージする」のはラッパにおいても、とても大事。 みなさんの手の動きをイメージして今度吹いてみよう、と思いまして、今日実際やってみたんだけど、結論を言いますと、さっぱりダメでした。 手のカタチを音に結びつけるより、ズバリ、音そのものをイメージした方が断然はやいのよね。 そりゃそうか。 当たり前のことがわかりました。
神戸大学のアカペラのサークルは、なんと200人以上(250人くらいと聞いた気がするけど、不確かなので、「200人以上」)の学生さんがいるそうです。 まじか。 田舎の小学校くらいいるじゃん。
やはり歌がうまい、得意、自信アリ、の人が入部することが多いそうなんですが、自分くらいのやつなんぞ、いっぱいいる、いや、上もいっぱいいることをまず思い知るそうです。 まわりがグループを組んでいくなか、あぶれちゃって2人だけ残る、みたいな状況はないんだろうか。 もし私が入部したとしたら、あぶれる自信がすごくある。 厳しい世界だなぁ。
てな話をはじめ、サックスはすごい、押したら開く穴もある、とか、ラッパをのばしたらどのくらいの長さになるのか、とか絶対音感とかアラブ音楽のなにやら、といった音楽がらみの話を延々とした夜でした。 ミュージシャン! 「スキヤキ」のみなさんもまじえ、みんなでお話できて本当によかったです。 個人的には、G7-9とAb7の2コードのソロは、普段はクレズマースケールを使うのだけど、D7で押し切ってジャズフレーズをどんどん吹いてみたり、全編ルバートの曲でかつてないほど強弱をめっちゃつけてドラマチックにしたりと、小さな遊びをいろいろやった。 それにしても、もっとみんなの音を聴いて、もっと反応しなくては。 今もやってるけど、もっとです。もっともっと。 人を活かして自分も活きなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.02.14 03:06:27
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