363780 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

積んどく? 読んどく?

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

shiba_moto

shiba_moto

Calendar

Category

Favorite Blog

うたたね通信社 ~… 山村まひろさん
Hard-boiled or soft… クロフネ9627さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
yanyanの日記 ya226さん
あたまのなか 三日ぼうず3さん

Comments

shiba_moto@ Re:???(05/08) 通りすがりさん >氷室さんは永眠なされ…
通りすがり@ ??? 氷室さんは永眠なされてます。
shiba_moto@ Re[1]:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) Neko月さん、こんにちは。コメントありが…
Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto@ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…

Freepage List

2006.04.17
XML
カテゴリ:感想
 「塩害」の時代、その始まりは巨大な塩の結晶が東京湾を始めとする人口集中地の近くに飛来したのとほぼ同時期だった。塩害は人々を次々と塩の柱に変え、街全体を被い、そして社会機能を麻痺させた。偶然出会った秋庭と真奈は肩を寄せ合うように暮らしてきたが、ある日大きな荷物を背負った青年と出会った・・・。

 第10回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞作、『塩の街』を読了。
 うーん、前半がよかった。前半は真奈と秋庭のちょっとミステリアスな関係や、塩害をめぐる人々の悲しみ、切なさなんていうのがよく出ていたような気がします。
塩の街 それに対して後半は、1冊にまとめることが意識されているのか、強引というか無理やりまとめにかかった印象。あまりにありがちな展開。1冊の物語としては途中で性格が変わってしまったようで、解決策は前半のよさを殺してしまっているかのよう。
 作者がどのようにしてこの物語を書いたのかは知らないけれど、想像するにまず2~3の短編があり、そこからそれを組み込んで長編化を図ったような感じです。
 ただし、力量はある方だと思うので今後に期待。『空の中』『海の底』というあたりも読んでみたいと思います。
2006年4月16日読了






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.04.17 15:25:48
コメント(0) | コメントを書く
[感想] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.