コミュニケーションのむずかしさを感じました
大学生の研修生に事務所で行なっている事業を現場で説明する機会がありました。もちろんあとで感想を書いてもらうのですが、そのなかにこちらで説明した事柄がうまくつたわってないなと感じられる文章があって、少々頭を抱えました。どうやら興味を引くためのエピソードとして、ちょっと困ったことがあるというのをおもしろおかしく話したことが、本題と離れて頭に残ってしまい、原則として行なっている事柄の説明がどこかへ飛んでいってしまった模様です。前の日に訪ねた別の機関の現場での説明の内容が影響していた節もあることはあるのですが、事務所としては間違った情報を与えてしまったことになるし、こちらの事業の内容に疑問を持たれてしまったということで、反省しきりのできごとでした。日本人の場合、あまり質問をやりとりするということがないので、一方的に話すことが多いこともありますし、反応が曖昧なので興味を引こうとする意識が過剰になると、誤解を招くような表現や情報がつい口からでてしまうのかもしれません。それをその場では疑問として口には出さず、こうやってあとから感想コメントででてくる、というのは、こちらには言い訳できる余地はありませんが、いかにも日本的というかなんというか・・・日本人文化の悪い所なんでしょうねえ。これが、議論好きの欧米文化でおなじみの双方向のやりとりなら、ある意味ずっとシビアではありますが、こういう後の祭り的コミュニケーション錯誤は少なくとも避けられるわけで、今回ばかりは、おとなしい?日本人相手の一見楽な事業説明の落とし穴を身にしみて感じた次第です。朝食:トースト、ヨーグルト、カフェオレ昼食:ポテトサラダサンド、カレーパン夕食:チキンラーメン、チーズ、とうふ間食:プルーン、おせんべい