一人楽しく映画の日々

今夜はダンスの日。そして私は珍しく先生の肩を持ちましたね。
と言うのは・・・
サンバのレッスンで一つ一つのステップの指導をされてた時、けっこう大技で難しいステップ、みんなカッコ良くできないので先生は必死になって指導するけどイマイチみんな良くわからない。

先生は“サンバは難しいんだよ・・・”といつものセリフ。
私は“難しいと言うより、ヘタクソとか形ができてない、とか言ってもらったほうがわかりやすい・・・”なんてことを言ってしまった。だっていつも先生は気を使ってオブラートに包んだ言い方をするから。
そしたら何を勘違いしたのか、ヘタクソカップルの女性がなんか強気な事を言った、なんだか忘れてしまったけど。先生は彼らに気を使って難しいと言ってるのに。彼らが先生の言う事を全然わかってないから同じことを何回も言ってるのに。
でも彼女は、自分がヘタクソで先生の言う事を全く理解してないとはわかってない。
終いにはレッスンが終った直後、“つまんなかったね”と私に同意を求めるような言い方をした。私は驚いて“エッ？・・・”と絶句してしまった。先生に聞こえるくらいの距離にいるのに。
彼女がこんな事を言ったのにはびっくりした。いつも先生の前では何も言わないで笑ってごまかしてばかりいるのに。おまけにおじさんとコチョコチョ何か不満を言い合ってる。
どうも細かい指導をされてることが気に食わないようだ、もっとステップをたくさん覚えたい、もっと楽しく踊りたい、と言う事みたい。他に二つもサークル行ってるからステップはそこで覚えればいいじゃないか、と思いましたけど。

彼らが全然基礎体型ができてないから先生はクドクド言ってるのに、やはりそのことを全然理解してない。まあ、みんな今さらプロになろうなんて気はサラサラない、ただ楽しく踊れれば良いと思ってるからだけど。
でもプロのA級ライセンスを持ってる先生としては見るに耐えないヘタクソさだろう。私だって自分を差し置いて彼らヘタクソだなあと思うほどだから。
でも先生が帰った後、おじさんも一緒になって、もう自分はいつ死ぬかわからない年だし、あんまり厳しくやられても・・・”と同調してる。
私は“先生は完璧主義だからね・・・”なんて当たり障りのない言い方をしたけどけど、彼女“完璧主義なのかどうなのか知らないけど・・”と意地悪い顔になった。
先生、レッスンの途中、“うまく踊れないのはコミニュケーションが取れてないからかもしれない（生徒との）・・・”“ダンスを大事に思ってたら真面目に同じようにやろうとするはずだけど・・・”なんて言ったけど、正にそのとおりなんですよ。

私は先生をダンス以外は頭悪いと思ってるけど、ダンスに関してはいつも敬意を払ってる、ダンスが最高に上手いと思ってる。だから彼女の言い分は間違ってる、おかしい、自覚があまりにもない・・・ダンスに関しては私と先生とは気持ちが通じてる、と思いましたね。

また仲間の女性のIさんの車で送ってもらってる車中で、私はヘタクソカップルの彼女の言い分は間違ってる、とはっきり言いましたね。Iさんも、レッスン直後にあんな悪口ゴチャゴチャ言ってるのは良くない、そして私の言い分も聞いてくれたし、彼女は自分は別に先生のやり方に不満はない、と言った。先生が一生懸命なのを感じるし、と。私もそうですね。ヘタクソなのをそのままにして進めても、けっきょく達成感のないまま終る事になる。
私はダンスに関しては不思議に先生の言う事が良く理解できる、ちゃんと指導どうりにやれてると思ってる、私は認められてる、と思ってる。

次回、ヘタクソ彼女が自分の言い分を先生に言ったら、先生はプライドがあるからどうなるかわかりません。彼女らが止めるか先生が止めるか・・・・しかし、先生、けっこう我慢強いから我慢するかも。
私は彼女に絶対同調なんかしない、口には出さないけど先生につきますから。