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カテゴリ:ヨガの基礎知識(ポーズ以外)
ヨガの種類を、簡単に説明します。
★シバナンダヨガ インドの聖者シバナンダの教えに基づいたヨガです。 シバナンダは、何でも与えることを実践し続けた聖者です。 インドのリシケシに本部があります。 世界各地60箇所にシバナンダアシュラム(寺院)や支部があります。 シバナンダヨガ教師は、5万人ほどいます。 ヨガのポーズだけではなく、呼吸法、瞑想、チャンティング(お祈り)、ヨガの理論の勉強、ヨガの考えに基づいた生活(質素な部屋、質素な菜食、奉仕活動)などを実践するヨガです。 ヨガのポーズは、頭立ちや肩立ち、前屈、後屈、ひねりで構成。基本的には決まったポーズをやりますが、バリエーションもあります。 シャヴァーサナ(楽に仰向けで寝ているポーズ)が多いです。 ★アシュタンガヨガ 広い意味では、ヨガの理論である8支則に基づくヨガ全体を意味していて、ヨガのポーズを行うヨガはアシュタンガヨガに該当します。 しかし、現在ではパタビジョイス氏が考案したヨガを示す場合が多いです。 運動量が多いヨガで、運動経験者に好まれます。 今、一番人気のあるヨガです。 私も数年に渡り練習していました。 ★アイアンガーヨガ パタビジョイス氏と兄弟弟子であるアイアンガー氏の考案したヨガです。 体の使い方を詳細に説明し、ロープやヨガブロック、椅子を用います。 初心者でも、無理なく体の使い方を覚えられます。 理論的なので、特に欧米で人気があります。 日本での人気はいまいちです。 ポーズの取り方の勉強になるので、私も1年ほど習いました。 ★陰ヨガ 一つのポーズを長時間、行うヨガです。 自然と無理なく、体が伸ばされます。 動かないので、心身の観察がしやすく、リラックスできます。 ゆっくりとヨガをやりたい人は、陰ヨガが向いています。 激しいヨガや運動が好きな人は、運動後に行うと良いです。 ★アヌサラヨガ 欧米で生まれたヨガです。 体の使い方や理論、精神面を重視しています。 私は週1回程度、半年間ほど練習しました。 ★ニーマルヨガ ニーマル先生が考案したヨガ。ネパール出身の先生です。 ポーズはシバナンダヨガと似ています。 全身をほぐし、無理なく、体調を整えていくヨガです。 ★シャドウヨガ 立ちポーズを主体にしながら、ユニークは体の使い方で体をほぐします。 無理なく、体が伸ばされるヨガです。 ★ハタヨガ 広い意味では、ヨガのポーズを行うヨガ全般です。 一般的にはフリースタイルのヨガを意味していることが多いです。 比較的、ゆっくりポーズを行う場合が多いですが、先生次第です。 ★ビンヤサヨガ 広い意味では、呼吸と動きが連動しているヨガ全般です。 一般的には、休憩がなく次々とヨガのポーズを行くヨガです。 アシュタンガヨガ(狭義の意味)はビンヤサヨガの代表です。 ポーズの展開が速く、運動量が多いヨガです。 ★ホットヨガ 高温多湿の室内で行われるヨガ。 水分補給をレッスン中に行うので内臓刺激はできません。 発汗するので肌には良いです。 ★インテグラルヨガ ヨガのポーズだけではなく、呼吸法、瞑想、お祈り、ヨガの理論の学習、質素な生活様式なども並列して行うヨガです。 シバナンダヨガがインテグラルヨガの代表例です。 狭義の意味では、インテグラルヨガという流派もあります。 日本ではあまり知られていません。 ★アートオブリビング スダルシャンクリア呼吸法で世界的に知られる団体です。 世界各地に支部もあり、人気の高いヨガ団体です。 ヨガのポーズも行いますが、呼吸法、お祈り、説法がメインです。 インド本部は、3000人も収容できる隔離された村でした。 ★ヴィヴァーサナ瞑想 ゴエンカ氏がブッタの実践した瞑想を分かりやすく教えてくれます。 世界各地に寺院やセンターが進出していて、 日本にも、京都と千葉にセンターがあります。 他にもアンマ、オショウのような有名なヨガ団体は無数にあります。 殆どの団体は質素な暮らしをし、貧困者の救済に熱心です。 社会的に良い影響を与えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.06 20:21:11
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