|
カテゴリ:読書感想文
内なる宇宙 上 ENTOVERSE
ジェイムズ・P・ホーガン ここの所のJ.P.ホーガンの巨人シリーズを読み始めるきっかけはこの本を本屋さんで見つけてしまったからです! おぉ 4作目が出たんだ~ じゃ最初から読み返さなくては って (^o^)丿 最初から読んでいくとやはり初期の作品には古さを感じてしまい、ストレスも感じるのですが、 この4作目はそんな事もなくスムーズにお話の中に入って行けます。 この本には作者による序章が書かれていたのですが、ほほ~ こんな風にして新しい本が誕生するんだ!! ってのが書いてあり面白く読めました。 前3部作までで、月から、太陽系、恒星系とお話の世界を広げてきて。 4作目ではもう広げるスペースはないだろうと、 お話は終わりになってしまう所を、(一度は終わりになったようだし) 作者の著作権代理人のエレノア・ウッドさんの催促と コンピューターの進化に新しい世界の可能性を見つけてしまった作者のイメージが この4作目を作り出したみたいです。 バーチャルリアリティの世界の書き込み方が前作の時よりも格段に、 整合性がましていたように思いました、(最初に学生の時に読んだ時は違和感はなかったのですが、最近読み直してみた時には少し違和感がありました) やはり実際の世界が作者のイメージした世界に近づいてきたので、物語に組み込まれているバーチャルな情景も修正しているのでしょう! その辺の書き込み方はさすがSFの巨匠です。 昔馴染みの登場人物にまためぐり合えた喜びは大きいです!! あと一冊後半もあるので、大事に読みたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書感想文] カテゴリの最新記事
|