男の味・女の味

今夜はクリスマスイブ。

夕方からオーディオのスイッチを入れて、家でFM放送を聞いていたら、

見事なくらい続けてクリスマスソングが流れています。

独身の頃なら、女の子を誘えなかったことを悔やんでいたと思います。

結婚して子供が出来てからは、子供へのクリスマスプレゼントや、

ケーキのことを考えていたでしょう。

で今は、…。大学生の娘は、ゼミのクリスマスパーティーだと

妻に告げて（私は？？？）、出かけて、帰る時間も聞いていないし、

これから妻と家で質素な鍋を食べることになっています。


ラジオを聞きながらふと、サンタクロースが私にプレゼントをくれるとしたら…、

なんて、50歳を超えたおやじの考えるべきことではないことを考えていました。

私が欲しいのは一眼レフデジタルカメラですが、

サンタクロースの方も、私の日常の行動を見て、私へのプレゼントを決めるでしょう。

私の日常の行動が、サンタの目に適っているわけがなく、

反省すべき点が山ほどあります。

サンタの目から見て妻へのサービス度が低ければ、

妻へのサービスを強要されるプレゼント。

これなら、まだましな方で、

私にとって、苦痛や不安を感じさせるプレゼントをくれる可能性もあります。

そんなことを考えていたら、

サンタクロースなんていなくて良かったなんて思ってしまいました。


人生の中で、自分がサンタクロースになってプレゼントを選んでいる時が、

一番楽しい時期だったような気がします。