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2005.06.28
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カテゴリ:映画
監督:アグニエシュカ・ホランド
出演:レオナルド・ディカプリオ、デヴィッド・シューリス、ロマーヌ・ボーランジュ

19世紀のフランス象徴主義の詩人を代表するアルチュール・ランボー(レオナルド・ディカプリオ)とポール・ヴェルレーヌ(デヴィッド・シューリス)の、やがて破滅に向かう退廃的で奔放な2年間とランボーの短い生涯の軌跡。

彼はいったい何者だろう。
天使か、悪魔か。
顔は天使、心は悪魔。
野蛮で下品で、若さゆえの残酷、天才ゆえの無謀。
ディカプリオ演じる若き詩人、ランボーの身震いするような魅力。

昔から観たいと思っていたこの映画をやっと観ました。
そして、ディカプリオがこんなにも美しかったなんて、初めて知りました!

華奢な肢体、機敏で乱暴な動き、魅惑的な目線、暴言を吐く口元。
加えて、その詩作の恐るべき才能によって、ヴェルレーヌを虜にするのです。

「ギルバート・グレイブ」でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネートされたあと、ディカプリオはこの作品のようなゲイの詩人や、
「バスケットボール・ダイアリーズ」でのドラッグにおぼれるティーンエイジャーなど、あくの強い役を選んで出演してますが
「バスケット~」では暗さが強調されすぎていたけれど、
この作品では退廃的ながらも画像は美しく、絵画的で、
小道具の使い方も良かったと思います。

しかし、どのシーンをとっても絵になるディカプリオ。
映画ってほんとにいいなあと思いましたね。
20歳の頃の彼の魅力をフィルムの中に永遠にとどめておけるから。

これほどまでとは思いませんでした。
私の中ではツボ!な一品です。
賛否両論あるでしょうけど(^^;)






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最終更新日  2005.06.28 23:37:41
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