「金魚屋古書店出納帳」/芳崎せいむ
なんとマニアックでコアで漫画馬鹿の心をくすぐる漫画なんでしょうか~~!「金魚屋」という、漫画専門の古書店をめぐり、その経営者とそこに住み付く青年(^^;),書店を巡る人々のストーリーをオムニバス形式で描いたもの。出てくる漫画がマニアックでマニアックで・・@@まんが通でしか知らないようなのがたくさん~~v私は知ってるのもたくさんありましたが(詳しいこと聞かれたら分からないけれど;;)第一話に登場するのは「サイボーグ009」の島村ジョーに恋する女の子・・(^^;)手塚治虫さんや水木しげるさん、ゴルゴ13、その他もっともっとコアな作品がいっぱい登場します。あんまり古いのは私も初耳なものがたくさん~~@@漫画なんて、たかが紙の上に描かれた虚構・・でも、だからこそ、どんな事でも起こり得る。だからこそ、多くの人々を魅了するんですよね。この芳崎さんは絵も上手いし、心温まるストーリー、とても楽しめました。漫画おたくにはたまらないけれど、そうでない人にも楽しめると思います。「『トーマの心臓』のラストシーンでエーリクがユーりに渡した本のタイトルは何か?」この質問に答えられなくて、思わずコミックを探してしまった私・・悔しい~~(^^;)芳崎せいむさんのHPは→こちら