ドコモの夏モデルマートフォン 注目は?
ドコモの夏モデルが発表されました。話題のスマートフォンは9機種です。一番の話題は、ワンセグ、オサイフケイータイ、赤外線通信を搭載したXperia acro SO-02Cでしょうか。今年3月発売の春モデル Xperia arc SO-01C も薄くて(8.7mm)、高機能CPU、さらにAndroid 2.3と、ガラケー機能を搭載していないながらも人気で、相変わらず入荷待ちの状態が続いています。ライバルは、MEDIAS WP N-06C でしょう。春モデルの MEDIASN-04C は、Xperia SO-01C よりも、さらに薄く(7.7mm)、ワンセグ、オサイフケイータイ、赤外線通信のガラケー機能を搭載していました。ただ、CPUが Xperia より少し遅く、Android 2.2(夏には2.3にバージョンアップできるそうですが)が、ネックになっていたかもしれません。MEDIAS も、夏モデルで、CPUをワンランク上げ、Android2.3となりました。さらには、スマートフォンでは貴重な防水です。こちらも人気を呼びそうです。ただ、個人的に気になっているのは、AQUOS PHONE SH-12C です。ツインカメラと3D液晶の3Dスマートフォンが特徴となっていますが、3Dには全く興味がありません。かなり地味ですが、テザリングと、Bluetooth HIDプロファイル対応に注目しています。テザリングは、要するにPCをインターネット接続させることです。いままでのドコモのスマートフォンは、なぜかこのテザリングに対応していませんでした(ルート化、つまりサポート対応外の改造をすればできなくはなかったようですが・・)。AQUOS PHONE SH-12C は、Wi-Fiテザリングに対応していますので、無線LANルーターとして子機5台まで使えます(ちょっとバッテリーの持ちは心配ですが)。パケット代は、スマートフォン本体でフルブラウザを使えば6,000円弱ですが、さらにPC接続しても、最大1万円ちょっとですので、PC接続分で4,000円ほど。外出先でのネット接続のメインとして十分使える価格です。速さのWiMAXか、エリアの広いドコモか、悩ましいです(安さのWillcomもありますが・・)。もうひとつの注目が、、Bluetooth HIDプロファイル対応です。要するに、Bluetoothで外付けキーボードが使えるということです(ただし、HID対応との発表だけで、外付けキーボードについて正式発表はありませんが)。今までのドコモのスマートフォンのBluetoothでは、ほとんどがHIDプロファイルに対応していませんでした。Xperia では、HIDが使えるようになるアプリもあるようですが、公式には非対応となっていました。Android2.3とガラケー機能、さらにテザリング対応と外付けキーボードの AQUOS PHONE SH-12C。注目したいと思います。ちなみに、すでに予約受付中で、5/20には店頭に並ぶそうです。