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テーマ:仕事しごとシゴト(23724)
カテゴリ:仕事のわかる人、ワカラナイ人
目標は、実現不可能なレベルすれすれまで、
とことん高く持つのが良いと思います。 しかし、目標は、確実に実現出来るものでなければならないと言う人もいます。 私は、真っ向から反論しました。 やる前から実現できると分かっていることは、目標ではないと。 最低限、出来なければならないことです。 例えば、新米の料理人が、 今年は、魚をおろせるようになりたいと思ったとしても、 それは、マスターしなければならない最低ラインです。 営業マンも同じ。 「予算100%達成」は、 それをやらなければ、あなたの存在価値が無いのであって、 目標とは言えません。 目標と言うなら、せめて達成率130%ぐらいに設定しないと。 目標を設定する理由は、 それを目指すことで、計画的、効率的な活動をし、競争力が付くからです。 目標が無く、無計画、非効率な活動を漫然としておれば、 いつかは社会の落ちこぼれ。 目標は、それを達成することよりも、 それを目指して活動することの方に意味があります。 実現可能な目標を掲げ、達成した喜びを味わうというのもわかります。 しかし、最初から達成できそうな目標を達成しても、 それはマスターベーション。 そんなことをしているうちに競争に負けるのであれば、 そもそも目標を立てていること自体の意味がありません。 「目標売上 前年比130%」という目標を掲げ、それを目指しておれば、 仮に目標の8割しか達成できなくても、 前年並みは確保できます(130%×0.8=104%)。 それに、高い目標を目指すことで、色々なノウハウも生まれ、 次の目標に向けて活かせます。 しかし、最初から前年並みを目標にしていたのでは、進歩がありません。 つまり、目標を達成しても、進歩している他者には、いつか負けます。 しかも、目標未達がそのまま、 前年割れという落ちこぼれへの道につながってしまうのです。 今日のブログは、少し長くなってしまいました。 私は、最低限マスターすべきラインと、目標ラインは別に考え、 目標の7~8割の達成で、 最低限マスターすべきラインを超えるような目標を設定することにしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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