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テーマ:小学生ママの日記(28693)
カテゴリ:学校
昨年末日本に一時帰国した際、 一大イベントだったのがイブちゃんの日本の小学校体験入学。 こちらの小学生を持つ日本人ママ達の間では 非常にポピュラーな事なのだが 受け入れ先の自治体や学校によって形態は様々。 イブちゃんの場合は体験入学と言う形は無かったので 1週間ながらきちんと転入という事になった。
我が家の場合、日本で学校へ入った事が無く まるちゃんも卒業して大分経つので完全なる初心者。
1.掃除を子供達がする。(ロンドンは掃除専門の人がやる) 2、子供だけで通学する。(ロンドンは親が送迎) 3、給食。(ロンドンはお弁当。もしくは悪名高きスクールディナー) 4、制服が無い。(ロンドンは大抵制服あり。) 5、毎日終了時間が違う。 (ロンドンは有料クラブ活動をしなければ原則毎日同時刻に終了) 6、時間割(ロンドンは時間割は大体の目安。ほぼ関係は無い) 7、教科書(ロンドンの公立は自分の教科書と言うものは無い)
こんな感じだろうか。 イブちゃんははじめての教室のお掃除も、給食もすごく面白かったらしい。 ただ、まるちゃんの時と時代の違いを感じるのは 給食を残さず食べようなんてありえない話だそうで 今は出来れば半分食べようが目標で 嫌いなものは最初から配膳すらされないらしい。 これにはビックリした。 イブちゃんの嫌いなものも聞かれたけれど、 「何でも挑戦して駄目だったらそれは仕方が無い」 という風にして欲しいとお願いした。
テストもあったのだが、持って帰ってきた答案は100点 「すごいね~!!」と大喜びするも 待てよ、ありえない。だって漢字すごい苦手のはず… よく見ると色んな色の丸。つまり、最初に出来たのは赤、 答え合わせして直したものは青になっているらしい。 そして結局全員100点。 これにはビックリ いくら一年生でも、全員100点って。 これもモンスターなんとかの影響でしょうかねぇ。 褒めて伸ばすばかりが教育じゃないと思うけどなぁ。
その他は素晴らしいポイントばかり。 体育の授業も、音楽もバラエティがあるし、 音楽集会なんてものもあり工夫を感じた。 宿題も先生の手作りで毎日計算や音読、漢字の書き取りなど 充実しており頭が下がる。
最終日には皆からのお手紙や写真など 沢山入ったアルバムを頂いた。 イブちゃんは本当に嬉しかったらしく、ロンドンに戻ってきて そのアルバムを見せながらクラスで体験を発表したよう。 クラスの皆からも色んな質問があり 大盛り上がりだった様子。
ところで余談になるが、まるちゃん。 送迎だけは絶対にするようにきつく キウイ君に言われていたので、もちろんそうしたのだが、 最初の面談で副校長先生に一応
「送り迎えはどうなっているんでしょうか?」と尋ねた。
「子供達だけですよ。 あとは、途中でシルバーさんがお手伝いしてくれます」
シルバーさん???
「あー、外国の方がいらっしゃるんですか。」 日本も随分国際的になったもんだわと感心していたら 少々の沈黙の後
「……。い、いえシルバーさんはお年寄りって意味なんですね。」 と副校長先生に言われた。 は、恥ずかしい。そうだよね、シルバーシートとか言うもんね。 すいません。とんだ赤っ恥のまるちゃんでした。
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