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2019.12.16
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love
最終話「運命の巡り会い」



潤玉(ジュンギョク)は禁術から解放してくれた旭鳳(キョクホウ)に錦覓(ジンミー)の形見を譲った。
「ジンミーが遺した物だ、お前のためだろう」
窮奇(キュウキ)と血の誓いを立ててしまった身、もはや残された時間は少ない。
潤玉はどちらにしてもこの天界も旭鳳のものになると言った。
しかし旭鳳の赤霄剣(セキショウケン)と琉璃浄火(ルリジョウカ)で窮奇(キュウキ)は完全に滅したという。
「お前は死なぬ…」
旭鳳はそう教えたが、その時、再び寒気の発作に襲われてしまう。
実は錦覓のいない世界を生きる意味などないと、旭鳳は蓬羽(ホウウ)を捨てていた。
「お前は長い時を孤独に生き、罪を贖(アガ)え…」

旭鳳は羅耶(ラヤ)山へ戻った。
しかしあまりに辛くて錦覓が残した箱の中を見ることができない。
結局、箱は開けないまま、錦覓の魂魄を探して3年の月日が流れた。
そんなある日、錦覓が生前、自ら仕込んだ桂花(ケイカ)酒の最後のひと瓶を土産に潤玉がやって来る。
錦覓の消息は見つかっていなかったが、不思議なことにあの日を最後に旭鳳は金丹の副作用が出ていないという。
「旭鳳、私は最近、やっと分かってきたのだ
 天帝の座を譲り受け、天界を得た以上、責務を守らねばならぬ
 天帝は情を忘れ、天地と化して衆生に見えるもの、喜びや悲しみとは決別せねばならない
 私たちの生は長く、そしてあまりにも孤独だ、誰かと共に歩めればよいが、
 年老いるまで寄り添えるかは分からず、同じ場所へ共に戻れるとも限らぬ
 ジンミーの帰る場所はお前だ、最初から最後までジンミーの心にはお前だけ…
 私は部外者に過ぎなかった」
「今頃、なぜそれを?ジンミーは死んだ、二度と戻らない…」
しかし潤玉は本当に結ばれる定めならいつか必ず見つかると励まし、そこで席を立った。
すると旭鳳が去って行く潤玉の背中にふと声を掛ける。
「哥(兄さん)…」
旭鳳が潤玉を兄と呼んだのはいつ以来だろうか。
「…達者でな」
こうして潤玉と旭鳳のわだかまりは長い時間の経過と共に自然ととけて行った。

兄を見送った旭鳳はようやく錦覓が残した化粧箱を開けた。
すると中から錦覓が描いた2人の思い出の絵が出てくる。
人間界での幸せな毎日、旭鳳を殺めてしまったあの日、誤解が解けない辛い日々…。
…ジンミー、最後まで術は下手だったな@54話
…あのウサギはひと目で君と分かったよ
…暴かなかったのは、会えば殺すことになると分かっていたからだ、殺せるわけがない
…それどころか、まるで何かの中毒のように君の訪れを待った、自分が嫌になったよ
…あの夜は酔ってなどないのに酔ったふりをして君を抱きしめた
…すると本当に酔えて満足感があった
…″長い時の流れがどんな恩怨も洗い流してくれる″
…そう思う自分を憎んだ、この命を奪った君を許し、尊厳すらなげうつのかと
…穂禾(スイカ)の名を呼んだのは君に惑わされぬよう自分を戒めるため
…だが顔色を変えて走り去る君の姿に心が痛んだ
…胸をつかまれたように息苦しくなった
…本当は君の想像とは違うと追いかけて告げたかった
…春華秋実(シュンカシュウジツ)を使ったのも君との情を断つためだ@56話
…だが君は突然、現れ、私を愛していると言った、危うく心臓が止まるかと
…その言葉はただの嘘だと疑いつつ心に染みた、だが想いとは裏腹に君を傷つける言葉を
…何とひどい言葉をかけたことか
…もう一度、君に愛を告げられれば、深い恨みなど完全に忘れて君を抱きしめただろう
…だが君は去った、私を後悔の中に残して
…なぜ君は1人で逝ってしまったのだ
旭鳳は悲しみに耐えきれず、机にうつぶした。
その時、突然、錦覓の声が聞こえる。
「ふぉんふぅぁん…」
「ジンミー…ジンミー!どこだ?」

その頃、花界にも異変が起こった。
花たちが精気を取り戻し、再び色艶やかに咲き誇る…。
「ジンミーの魂魄よ!旭鳳が見つけたようね」
芳主たちは錦覓の復活を感じて歓喜に沸いたが、なぜか再び花々の色が褪せ始めてしまう。
長芳主・牡丹(ボタン)はこのままでは錦覓の魂魄が散ってしまうと焦り、時間花廊(ジカンカロウ)を開いで錦覓を救うと決めた。

一方、錦覓の声を聞いた旭鳳は部屋の中を見回したが、錦覓は見つからなかった。
すると落胆した旭鳳の目から一粒の涙がこぼれる。
その時、突然、錦覓が現れた。
「ジンミー、本当に君なのか?」
「ええ私よ、ふぉんふぅぁん、今、帰ったわ」
2人は抱き合い、涙の再会を果たした。



錦覓はずっと旭鳳のそばにいた。
斗姆元君(トボゲンクン)が言った通り、錦覓は旭鳳と同じものを見て、同じ音を聞き、ひとつになっていたという。
2人は二度と離れないと誓い、ずっと一緒だと約束したが、その時、再び錦覓の身体が消え始めた。
「ふぉんふぅぁん、実は私、あなたの涙だったの…消え去る定めからは逃れられない…」
錦覓は泣きじゃくる旭鳳の目にそっと口づけし、ついに消散してしまう。
そして同じ頃、花界では錦覓の魂魄を守ろうと奮闘していた芳主たちが時間花廊からの反筮を受け、はじき飛ばされていた。

霜花が羅耶山の空を舞い上がって行った。
1弁欠けた霜花のままで…。
旭鳳は花界を訪ね、牡丹に錦覓の魂魄が自分の目に宿っていたと教えた。
牡丹の話では時間花廊を開いた時は錦覓の魂魄が力強かったため、まさか滅びる前の輝きだとは思いもしなかったという。
すると旭鳳は錦覓が目にいた間、金丹の副作用がなかったと思い出した。
錦覓は体内の寒気を吸収して消し去り、そして少しずつ涙となって、真の姿を現したのだろう。
死してもなお旭鳳を心配し、尽くしていた錦覓…。
旭鳳は天意に従い、いつか錦覓と再び巡り会えるのを待つと決めた。
「君が世界の果てに生まれ、どれほど探すことになっても、必ず見つけ出してみせる…」

そして500年後の人間界…。
棠樾居(トウエツキョ)には宰相府へ輿入れする娘の婚礼行列を見ようと野次馬が集まった。
何でもこの娘は幼い頃から妖魔の類に夢中で、魔物になるため修練に励んでいた変わり者だという。
実は娘の輿を見送る父親・錦(キン)老爺は洛霖(ラクリン)と瓜二つだった。

婚礼の長い行列が街を出て羅耶山に入ると、空に鳳凰が現れた。
初めは物珍しそうに見ていた一行だったが、鳳凰がいきなり火を噴いたため、花嫁の輿を置いて一斉に逃げ出してしまう。
すると旭鳳は帳を上げ、花嫁姿の錦覓を見つけた。

実は斗姆元君は旭鳳に心が滅びなければ縁もまた保たれると説いていた。
錦覓には香の庇護があり、また天魔大戦で身を捧げて六界を苦しみから救ったという無上の功徳により、すでに劫数が解けたという。
「そなたと恋に落ちた地で待つ…」
旭鳳は2人が恋に落ちた羅耶山で錦覓と再会できる日を待っていた。


…これが僕の両親の物語、この事件の翌年に僕は生まれた
…それから7年、僕ら一家3人は人間界で幸せに過ごしている

白鷺(ハクロ)が川で釣りをしていると、鎏英の娘・卿天(ケイテン)が現れた。
亡き父の仮面をつけて…。
すると卿天は崑崙(コンロン)の弟子を好きになり、これからさらいに行くのだという。
「私の510歳の誕生祝いよ!母上には内緒ね?もし私が仙人に捕まったら、お父上を呼んで」
「分かってるって」

…鎏英おばさんは六界一高貴で優雅な女性だ
今日で鎏英が魔尊となり500年となった。
新時代を迎えた魔界は誰もが豊かな暮らしを得たが、未だ流血沙汰や地盤争いがやむことはない。
そこで鎏英は改めて自由とは法を重んじ節度を守ることだと戒め、内乱で結束を乱すことがなくなれば魔界は真の強さを得ると鼓舞した。
すると花界から特使として連翹(レンキョウ)が到着、祝賀の花を贈る。
「水神が育てられた新品種です、ご命名を」
鎏英は美しい青色の花に″鳶尾(エンビ)″と名付けた。

…穂禾(スイカ)おばさんの名前が出ると、父さんも母さんも口をつぐむ
…でも皆の話にはしょっちゅう登場するんだ
…感情豊かな人だったらしい
追放された穂禾は気が触れ、日没の地にいた。
やがてある洞窟に迷い込んだが、そこはかつて穂禾が雀霊(ジャクレイ)を放り込んだ場所…。
結局、穂禾は雀霊と同じ末路を辿ることになった。

…一番、神秘的なのは潤玉伯父さんだ
…天帝と呼ばれていて伝説がたくさんある
…白ひげの老人だと言う人もいれば、緑の毛に覆われた鱗の妖怪と言う人も
…真珠の涙を流す美男の龍魚なんて話まである
…世界で唯一、僕を名前で呼ぶ人だ
「棠樾、何を釣っているんだ?」
「お嫁さん!母さんが言ってた
 川にはお嫁さんがたくさんいて、待っていれば運命の相手が釣れるんだって」
「小鷺(ショウロ)!」
その声は錦覓だった。

潤玉は錦覓に今、幸せかと尋ねた。
錦覓はただ黙って息子の顔を見ると、潤玉はそれが答えだと分かる。
「母の願い通り花として錦のごとく咲き、心安らかに生きているわ」
「何よりだな」
すると潤玉は天界へ戻って行った。

錦覓は息子にそろそろ帰ろうと言った。
小鷺はまだ釣れていないと訴えたが、錦覓は穏やかでいれば魚は自ら来るという。
「とっておきの秘密を教えてあげる、父さんは大騒ぎして私に釣られに来たのよ?」
そこへ旭鳳がやって来た。

潤玉は至高の座に就き全てを手に入れたが、心は孤独なままだった。
結局、求めても得られぬ苦しみは権力では癒せない。

しかし鄺露(コウロ)と魘獣(エンジュウ)だけはいつも潤玉のそばにいた。
そしてこれからもこの長い上神の道を共に歩んで行く…。

錦覓の瞳は未だ色を移さず、世界は白黒のままだった。
…でもあなたたちがいる
…あなたの瞳や小鷺の笑顔は私にとって世界一、鮮やかな花園
…どんな絶景にも勝るわ





(^ꇴ^)ノ 終わった~!
日本語字幕では卿天が小鷺を「白鷺」と呼んでいるセリフがカットされていました
つまり棠樾の真の姿は白鷺です…なぜだ?w
で、棠樾という名前なんですが、棠樾居から来ているのは分かるんですが、確か原作本には理由があったような…どこかで見た気がするのですが忘れてしまいました(笑





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最終更新日  2019.12.16 11:34:55
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