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2022.06.30
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カテゴリ:山河令 全36話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です


山河令 Word of Honor
第11話「生死を共に」

岳陽(ガクヨウ)派は英雄大会に向け、五湖碑の修繕に余念がなかった。
しかし高崇(ガオチョン)にとって大会は個人の得失ではなく、あくまで先祖伝来の基盤を固めるためだという。
一方、知己と喧嘩別れした温客行(ウェンコーシン)は憂さ晴らしのように白無常(ハクムジョウ)を殺し、喜喪鬼(キソウキ)・羅浮夢(ルオフーモン)から叱責されていた。
「奇矯な真似をしましたね?なぜ理由もなく白無常を殺したのです?!
 薄情司の娘たちに青崖(セイガイ)山の鬼の半端な童謡まで広めさせて…」
艶鬼(エンキ)・柳千巧(リウチエンチャオ)は主人の無礼を取り繕ったが、喜喪鬼は谷主など恐れないと開き直った。
しかし谷主と言えども、温客行が一目置いている喜喪鬼に罰を与えることはない。
「艶鬼に話がある…喜喪鬼は下がれ」

艶鬼は谷主が野心ある無常鬼(ムジョウキ)を牽制するため、右腕の白無常を見せしめに葬ったと気づいていた。
すると温客行は艶鬼に別件で任務があるという。
実は艶鬼が駆使する見事な変装術は四季山荘のものだった。
かつて艶鬼は幼い頃、偶然にも江湖の奇才と一期一会の縁を得る。
当時、秦懐章(チンホワイジャン)は少女の顔の傷を哀れみ、変装術を授けていた。

そんなある日、稽古を終えた張成嶺(ジャンチョンリン)が部屋に戻って手を洗おうとすると、桶の下に書き置きを発見した。
…今夜、子の刻、北苑の裏庭で、絮…
成嶺は師匠が迎えに来てくれると喜び、時間になると部屋を出たが、運悪く謝無恙(シエウーヤン)に見つかってしまう。
その時、顧湘(グーシアン)が背後からいきなり謝無恙の首を突いて眠らせた。
「こんな夜中にどうしたの?」

張成嶺は顧湘と一緒に北苑へやって来た。
すると屋根の上に隠れていた四大刺客・俏羅漢(ショウラカン)が飛び降りて来る。
顧湘は成嶺を逃して応戦したが武器の鞭(ベン)を斬られ、バランスを崩した拍子に蹴り飛ばされた。
その隙に俏羅漢は成嶺を捕らえることに成功、魅曲秦松(ミキョクシンショウ)の魔音で追っ手を阻み、姿を消してしまう。

その頃、やさぐれた周絮(ジョウシュー)は酒瓶を片手に外で飲んだくれていた。
すると四大刺客に捕まった成嶺の姿を目撃、慌てて後を追う。
٩(¨ )ว=͟͟͞͞ ピューッ! ←なぜか急にシラフに戻る
一方、大街を歩いていた温客行も偶然、岳陽派の弟子たちと出くわしていた。
成嶺が琵琶を持った男と仲間にさらわれ、助力を願いたいという。
その時、温客行は屋根の上を逃げて行く怪しい影を見つけ、咄嗟に追跡した。

俏羅漢と毒菩薩(ドクボサツ)は分舵で張成嶺を拘束、琉璃甲を渡せと迫った。
しかし成嶺は拒否、2人の拷問が始まる。
「うぁぁぁぁ〜ゲホゲホッ!…私を試せばいい
 鏡湖(キョウコ)派の張玉森(ジャンユーセン)に腰抜けの息子はいない!」
もはや成嶺にかつての弱々しい公子の面影はなかった。
その時、扉を破って周絮が飛び込んで来る。
「四大刺客を敵に回すとは…何者だ?!」
「蝎(サソリ)なんぞ、教える値打ちもない!」



周絮は見事な剣術で2人を圧倒し、成嶺を解放した。
そこへ金毛蔣怪(キンモウショウカイ)が参戦、魅曲秦松と落ち合う予定だったが会えなかったという。
周絮はまた内傷が痛み、あまり時間がなかった。
しかし使い手の3人を相手に体力の限界が近づく。
(´ ° ཀ°)グッ! (≧ꇴ≦๑ )<師父!
追い詰められた周絮は暗器を放って何とか金毛蔣怪だけは倒すことに成功した。
反撃もここまでか…。
その時、突然、殿内にボッコボコにされた魅曲秦松が投げ込まれた。

温客行は魅曲秦松を捕まえ、分舵の場所を聞き出していた。
そこには深手を負った周絮の姿がある。
驚いた温客行は毒蝎を蹴散らして真っ先に駆けつけると、俏羅漢と毒菩薩はその隙に逃げ出した。
するとどこからともなく不気味な声が聞こえて来る。
周絮たちは薬人(ヤクジン)だと気づいて慌てて飛び出したが、分舵の外はすでに薬人に囲まれていた。
ボロロ~ン♪
その時、蝎王が琵琶で薬人の動きを止めながら3人の前に舞い降りる。
「これは周首領、私に友人を紹介してはくれぬのか?」
周絮は成嶺を守ることが先決だと判断、咄嗟に煙玉を爆発させ脱出した。
(  ̄꒳ ̄)おう?…天窗(テンソウ)の首領と悪鬼の親玉が一緒ってどういうこと?



周絮と温客行は張成嶺を助け、河原まで逃げ延びた。
成嶺は心から感謝し、再会して改めて2人の存在の大きさを実感する。
岳陽派では身内のように見てくれると期待したが、実際は父ですら他人でしかなかった。
高崇の関心は敵討ちより英雄大会を開くことだけ、成嶺は岳陽派にいても自分の本当の望みは叶わないという。
「私の望みは武芸を学び、この手で敵を討つことです!」
成嶺は鏡湖(キョウコ)派を継いで後世に伝えたいと願い、ついにあの夜のことを話し始めた。

…鏡湖山荘が滅ぼされた日、張玉森(ジャンユーセン)は迫り来る時間の中で一言だけ成嶺に言い残した
『誰も信じてはならない』
船頭の李(リー)伯伯は掌門と五湖盟の確執を知らず、咄嗟に使い手の周絮に成嶺を預けたのだろう
実は追い詰められた張玉森は咄嗟に成嶺の脇腹を切って琉璃甲を体内に隠し、逃していた…

張成嶺は最初から周絮を信じるべきだったと後悔した。
そこで信頼の証しとして琉璃甲をすぐ取り出すと言ったが、驚いた周絮が止める。
「やめろ、俺がいつ欲しいと言った?」
どうやら張玉森は義兄弟への信頼をとうに失っていたらしい。
すると成嶺は表向きはともかく父は長年、義兄弟と反目していたと教えた。
実は父から文も預かっていたが、宛名の者以外に誰にも渡すなと言われ、厠へ行くのを口実に祠堂で仏像の足の下に隠したという。
しかし取りに戻れない時は口頭で伝えようと中身を覚えていた。
宛名には長明(チョウメイ)山・剣仙とあったという。
…五湖盟の五義兄弟は当初、容炫(ロンシュエン)と親友だったが、容炫は五義兄弟が原因で邪道に落ちた
…6人で六合(リクゴウ)心法を研究していた時、容炫は剣で勝ったものの毒に侵され、正気を失った
…原因は剣に塗られていた毒だ
…容炫は悪の道を極めて討伐されたが、五義兄弟は責任を放棄した
張玉森は容炫と生死を共にするつもりだったが、それを知った父親に監禁されてしまう。
「父は終生、悔やんでいました…」
当時、誰が毒を仕込んだのかは不明だが、剣は高崇のものだったという。

その頃、高崇は隠し部屋に作った霊廟にいた。
祭壇に並ぶ義兄弟たちの霊位、その中には温客行の父の名前もある。
…故先兄 温如玉(ウェンルーユー)…
結局、張玉森は高崇とのわだかまりを残したまま逝った。
「玉森、すまぬ、お前の息子を奪われてしまった…
 五湖の盟主も武林の至尊もしょせんは虚名だ、誰も私の本心を分かってくれぬ
 あの者たちはともかく、なぜお前まで信じてくれぬ?!
 だが我が生涯で最大の悔いは…あなたに会ったことだ!」
高崇が思わず声を荒げて指差した霊位には″故先兄 容炫″と彫られていた。

張成嶺は周絮と温客行の様子がおかしいことに気づき、仲違いしていると分かった。
「師父、私が温叔の代わりに謝りますから機嫌を直してください!」
「もうよい…で、四大刺客はお前をどうやってさらった?」
「子の刻に裏庭に来いと文がありました、見張りは湘姐姐が倒してくれて…」
「俺ではない」
周絮は世が乱れた今、成嶺は岳陽派にいるのが一番安全だと考えた。
するとまた急に激しく咳き込んでしまう。
温客行は咄嗟に駆けつけ、周絮の背後から自分の内力を使って内傷を癒した。
「成嶺、私は初めてお前の師父に会った時、この唯一無二の骨格を見て扮装を見破った
 病鬼の仮面の下に絶世の美形が隠れているとな、骨相で人を見極めるのは私の特技だ
 …今まで見誤ったことはない、数年前に1体の屍を見た時もそうだ
 屍は髪が乱れ、血まみれで、長槍(ナガヤリ)が背中から胸を貫いていた
 だが肩甲骨の下をよく見たところ、生前は絶世の美女だと判別できた」
温客行は当時の心の傷が蘇り胸が締めつけられた。
「続きを聞きたいか?」
「…過去のことはもういい、あまり悲しむな、で老温、お前は一体、何者なんだ?」
「何者か?私こそ温大善人~善を行い徳を積み、弱き者を哀れむ〜」
温客行は手当を終えると、いつものお調子者に戻った。

周絮は張成嶺の弟子入りを頑なに拒絶していた。
しかしここまでの信頼を得たからには真摯に応えたいと考え、まず自分の正体を知ってから決断するよう提案する。
「俺の本名は周子舒(ジョウズーシュー)、四季山荘の現荘主であり、最後の荘主でもある
 先代の秦懐章(チンホワンジャン)は俺に武芸を授けた師父だ
 ″四季 花は常にあり 天下の事情を知り尽くす″…
 そう名を馳せた門派だったが、もう知る者はほぼいない
 すべては俺の思い違いと力不足のせいだ、俺が16歳の時、師父は病で急逝した
 俺に四季山荘の名声は守れず、代々の主・晋(シン)州節度使に門派の精鋭たちと身を寄せた
 それが天窗の始まりとなった…だが山荘から俺に従った古参の部下たちは全て権力の犬に堕した
 81人いた部下たちは1人また1人と姿を消し、最後に俺1人が残った」
天窗の首領だった周絮は当然ながら毒蝎と顔見知りだった。
毒蝎は江南一帯に根を張る暗殺組織、かつて江南に手を広げようとしていた天窗とは何度も衝突したことがあるという。
「過去には心に背くことも意に染まぬ殺しもした
 野垂れ死ぬつもりだったが、天爺は思いがけず俺に新たな道を用意していた…」



周子舒は成嶺に自分の正体を知ってもまだ弟子になりたいか聞いた。
「もちろんです!心の中ではとうに師と仰いでいました」
「いいだろう、お前は本門派で6代目の直系の弟子だ」
成嶺はその場で弟子入りの叩頭を済ませ、ついに正式な弟子となった。

つづく


(  ̄꒳ ̄)ん?喜喪鬼は特別なの?みんなが遠慮してるけど…
十大悪鬼の首領は無常鬼だよね?
年の功ってやつかしら?





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最終更新日  2022.07.27 10:31:24
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