屏里狐~私の愛する守り神~#9あらすじ
屏里狐 The Screen Foxes第9話鄭家屏風店に瓊花(ケイカ)がやって来た。過ちを犯した責任を感じ、自ら鄭雪景(テイセツケイ)の看病をしたいという。白笙(ハクショウ)たちは追い返そうとしたが、瓊花は雪景に何かあったら一生、後悔すると訴えた。「一時の気の迷いだったの、老婆から醜い老人になる毒だと聞かされて…まさか命を奪うなんて」「雪景が目を覚ましたら弁解すればいい」白笙たちが瓊花と言い争っていると、その時、帷帽(イボウ) で顔を隠した老婆が入ってきた。「いらっしゃい、屏風をお求めですか?」「見るだけだ、お構いなく…」すると老婆はこっそり魚腥草(ギョセイソウ)を焚き、白笙たちは急に倒れてしまう。しかし人間の瓊花には効果がなかった。老婆はうかつにも帷帽を脱ぎ捨て、瓊花に正体を明かしてしまう。「あなた…私にあの毒をくれた人ね!」瓊花は老婆につかみ掛かろうとしたが、あっけなく突き飛ばされた。一方、余琰(ヨエン)は猫を連れて宮中を出るところだった。すると皇太子が配下を連れて立ちふさがり、鄭源(テイゲン)を捕えようとする。しかし鄭源が突然、姿を消してしまう。驚いた皇太子は鄭源を怪しみ、直ちに素性を調べるよう命じた。かろうじて意識があった白笙は瓊花に裏庭の彼岸花を守って欲しいと訴えた。瓊花は裏庭へ急ぎ、まさに彼岸花に手を伸ばそうとしていた老婆の足にしがみつく。「殺されたって離さないわ!」「なら望みを叶えてやる」老婆は掌(ショウ)を放ち、瓊花は背中に一撃を受けて倒れた。彼岸花は法陣で守られていた。老婆は花を抜き取ることができない代わりに毒をかけて彼岸花を枯らしてしまう。「余琰よ、お前を簡単に死なせはしない、愛する者を全て失い、虚しい一生を送るがいい」余琰が屏風店に戻ると白笙たちが倒れていた。白笙の話では例の老婆が来たという。「早く裏庭へ、彼岸花を見てくれ…」しかし余琰が駆けつけると、彼岸花は枯れ始めていた。白笙は小黒(ショウコク)と胡庸(コヨウ)先生を起こし、急いで裏庭へ向かった。呆然と立ちすくむ余琰、するとなぜか瓊花が倒れている。「なぜこやつが?」「話はあとだ…それより胡庸先生、彼岸花を救ってください!」黒い土を見た胡庸は東瀛(トウエイ)の蠱毒(コドク)だと分かった。彼岸花を助けるには最も清き水、つまり崑崙山の仙境にある瑤池(ヨウチ)の水が必要だという。そこで胡庸は崑崙山のふもとに瑤池から流れ出る清流があると教えた。しかし白笙は余琰が3日近く屏風に戻っていないと気づく。「急がねば、2刻もないぞ」「十分だ」一方、瓊花は経脈を絶たれていた。胡庸は経脈を接ぎ直せば助かると安心させたが、さすがに若い娘の肌に触れることはお断りだという。余琰は崑崙山のふもとに到着、命を救うため泉の水が欲しいと嘆願した。しかし泉を守る仙童が妖魔を追い返そうと襲いかかってくる。余琰はわざと倒れて仙童が気を抜いた隙に姿を消し、泉の水を奪うことに成功した。激怒した仙童だったが、そこへ烏角(オカク)先生が現れる。「好物の仙桃が実ったぞ、果樹園においで」「ダメだ、仙水を奪った妖魔を捕まえなくちゃ」「仙水はふんだんにある、放っておけ」その頃、白笙は瓊花を雪景の部屋に運び、直接、背中に手のひらを当てて経脈をつないだ。すると瓊花は無事に息を吹き返し、目を覚ます。「白笙…」「誤解しないでくれ、治療しただけだ」「ありがとう」余琰が仙水を持って戻ってきた。そこで早速、彼岸花の根元に水をかけると花が仙気の力で復活し、ついに満開になる。彼岸花の香りに誘われ集まる蝶々たち、その時、ついに蘇った雪景が現れた。つづく( ゚ェ゚)へえ〜なるほどね〜って…イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ~wwwww