超Excelソフトがデータ分析を変える
2013年12月12日号の日経コンピュータの特集は、超「Excel」である。超Excelとは、Excelのように現場の社員が手軽に、ビッグデータを活用する環境を実現できるソフトである。多くの会社では、Excel帳票作成ソフトとして使い、データ活用を行っている。弊社の取引先など、SNSや会員制システムを運営している会社でも、会員の分析、会員と売り上げの分析にExcelが使われている。Excelはパソコンで扱えるため、それまでの基幹系のデータを紙で共有したり、データウェアハウスを構築し、その中にBIソフトを導入していた時に比べて、現場での活用ができるようになった。しかし、このExcelの問題点は大量のデータを扱えないことである。これを解決できるのが、超Excelと呼ばれるソフト群である。当然、ビッグデータを処理できるので、非構造化対応と統計解析はできるようになっている。Hadoopとの連携機能やNoSQLデータベースソフトやサービスとの連携である。これで、SNS内の書き込みと売上の関連性なども操作的には簡単にできるだろう。